タイトル

開講年度 開講学部等
2025 人文学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 火7~8 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1011310039 図書館概論[Outline of Library and Information Science] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
伊東 達也[ITOH Tatsuya]
担当教員[ローマ字表記]
伊東 達也 [ITOH Tatsuya]
特定科目区分   対象学生 人文学部正規生のみ 対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
図書館の機能や社会的な意義、役割について、公立図書館で司書として勤務経験のある教員が、図書館の現状を交えて解説する。
ユネスコ公共図書館宣言、図書館の自由、図書館員の倫理綱領などの図書館に関する考えかたの基本について理解した上で、歴史、現状と活動、将来について展望する。
授業の到達目標
図書館の自由、図書館員の倫理綱領、ランガナタンの「図書館学の五法則」、ユネスコ公共図書館宣言など図書館に関する考えかたの基本について説明できる。社会の変化にともなう図書館のよりよい変容を考察し、あるべき姿を提示できる。大学図書館だけでなく公共図書館や博物館、美術館なども日常的に利用し、これからの図書館の可能性や利用者の要望なども理解できる。
授業計画
【全体】
図書館の機能や社会的な意義や役割についてまず解説する。図書館の自由、図書館員の倫理綱領、ユネスコ公共図書館宣言などの図書館に関する考え方の基本を理解したうえで、歴史、現状と活動、将来について解説する。

毎回、授業に関する質問・感想を提出してもらう。これにより、出欠管理と意欲などを知る手がかりとする。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス、図書館とはなにか 総説および授業の概要・到達目標の解説 授業の進捗に合わせて参考文献や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第2回 図書館とはなにか、図書館の機能、構成要素 「図書館とはなにか」「図書館の機能・構成要素」
についての解説・質疑応答
授業の進捗に合わせて参考文献や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第3回 図書館の種類、図書館の類縁機関、関連団体 「図書館の種類」「図書館の類縁機関」「関連団体」
についての解説・質疑応答
授業の進捗に合わせて参考文献や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第4回 図書館の歴史 「図書館の歴史」
についての解説・質疑応答
授業の進捗に合わせて参考文献や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第5回 公共図書館の成立と展開 「公共図書館の成立と展開」
についての解説・質疑応答
授業の進捗に合わせて参考文献や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第6回 日本における公共図書館の発展 「日本における公共図書館の発展」
についての解説・質疑応答
授業の進捗に合わせて参考文献や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第7回 大学図書館の歴史と現状 「大学図書館の歴史と現状」
についての解説・質疑応答
授業の進捗に合わせて参考文献や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第8回 学校図書館の歴史と現状 「学校図書館の歴史と現状」
についての解説・質疑応答
授業の進捗に合わせて参考文献や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第9回 図書館と社会 「図書館と社会」「ユネスコ公共図書館宣言」「地域社会と図書館」
についての解説・質疑応答
授業の進捗に合わせて参考文献や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第10回 民主主義と図書館 「民主主義と図書館」
についての解説・質疑応答
授業の進捗に合わせて参考文献や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第11回 知的自由と図書館 JLA「図書館の自由に関する宣言」、ALA「図書館の権利宣言」、 IFLA「図書館と知的自由に関する声明」についての解説・質疑応答 授業の進捗に合わせて参考文献や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第12回 読書と図書館
出版・情報流通と図書館
「読書と図書館」「出版・情報流通と図書館」
についての解説・質疑応答
授業の進捗に合わせて参考文献や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第13回 図書館司書の任務と専門性
「図書館司書の任務と専門性館」
についての解説・質疑応答
授業の進捗に合わせて参考文献や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第14回 図書館の課題と展望 「図書館の課題と展望」
についての解説・質疑応答
授業の進捗に合わせて参考文献や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第15回 総括 第1~14回までの授業内容の総括・復習・質疑応答 授業の進捗に合わせて参考文献や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第16回 定期試験 記述式試験の実施 第1~15回までの授業内容の復習
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業内課題(20%)、学期末の筆記テスト(80%)で評価します。
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使わず資料を配布する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 図書館ハンドブック = JLA librarian's handbook ISBN 9784820416098
著者名 日本図書館協会図書館ハンドブック編集委員会編 出版社 日本図書館協会 出版年 2016
参考書 書名 図書館情報学基礎資料 ISBN 9784883672660
著者名 今まど子, 小山憲司編著 出版社 樹村房 出版年 2016
参考書 書名 ネット時代の図書館戦略 ISBN 9784562052844
著者名 ジョン・ポールフリー著 ; 雪野あき訳 出版社 原書房 出版年 2016
参考書 書名 オランダ公共図書館の挑戦 : サービスを有料にするのはなぜか? ISBN 9784794811028
著者名 吉田右子著 出版社 新評論 出版年 2018
参考書 書名 公共図書館を育てる ISBN 9784787200785
著者名 永田治樹著 出版社 青弓社 出版年 2021
備考
メッセージ
キーワード
図書館、公共図書館、図書館の自由、実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
図書館サービス概論、図書館制度・経営論、図書・図書館史
履修条件
連絡先
人文学部507研究室(t.ito@yamaguchi-u.ac.jp)
オフィスアワー
【月曜日】9:00‐10:00
【火曜日】9:00‐12:00
【木曜日】9:00‐12:00
 ※いずれも事前連絡のこと

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