タイトル

開講年度 開講学部等
2025 人文学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 月3~4 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1011311004 美学・美術史概論(美術史)[Outline of Aesthetics and Art History (Art History)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
藤川 哲[FUJIKAWA Satoshi]
担当教員[ローマ字表記]
藤川 哲 [FUJIKAWA Satoshi]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
ヨーロッパの代表的な美術館を紹介します。各美術館が所蔵している作品の解説を通して、西洋美術史の流れが把握できるようになります。また、作品の解説を通じて、作者や時代、表現様式を理解し、美術館コレクションの成り立ちや歴史的背景についても学習します。
授業の到達目標
作品名、作者名、制作年、所蔵館等の基本情報を正しく覚える。西洋美術の用語について正しく理解する。西洋美術史の代表作について、美術史用語を使って説明できる。
美術館コレクションについて、都市の歴史や文化的背景とともに説明できる。インターネットで公開されている各美術館の所蔵作品画像のほか、画集や美術全集、展覧会等を通して幅広い鑑賞体験を養うことに努める。
展覧会図録や美術論集など、読書経験の蓄積にも努める。
授業計画
【全体】
ヨーロッパの代表的な都市を南から半時計回りに巡ります。国別に見れば、イタリア+ヴァチカン市国、オーストリア、ドイツ、フランス、イギリス、スペインの順になります。基本的には各回一都市完結方式ですが、 中盤以降のベルリン、パリ、ロンドンは2週にわたって紹介します。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション 授業の概要・進め方・成績評価について 準備学修に必要な学修時間の目安:1時間(これまでに訪れたことのある美術館と展覧会についておおよその日付とともにノートに書き出しておく)
第2回 ローマ ヴァチカン美術館群、サン・ピエトロ大聖堂、サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア聖堂 準備学修に必要な学修時間の目安:2時間(左の欄に挙げてある美術館・聖堂の公式サイトを訪れ、沿革と代表的な所蔵作品についてノートにまとめる)
第3回 フィレンツェ サン・マルコ美術館、ウフィツィ美術館、ピッティ宮殿パラティーナ美術館 準備学修に必要な学修時間の目安:2時間(左の欄に挙げてある美術館の公式サイトを訪れ、沿革と代表的な所蔵作品についてノートにまとめる)
第4回 ヴェネツィア アカデミア美術館、スクオーラ・ディ・サン・ジョルジョ・デリ・スキアヴォーニ、サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂、ドゥカーレ宮殿 準備学修に必要な学修時間の目安:2時間(左の欄に挙げてある美術館・聖堂・宮殿等の公式サイトを訪れ、沿革と代表的な所蔵作品についてノートにまとめる)
第5回 ウィーン 美術史美術館、オルブリヒ分離派館、オーストリア・ガレリー、レオポルド美術館 準備学修に必要な学修時間の目安:2時間(左の欄に挙げてある美術館の公式サイトを訪れ、沿革と代表的な所蔵作品についてノートにまとめる)
第6回 ミュンヘン アルテ・ピナコテーク、ノイエ・ピナコテーク、レンバッハハウス美術館 準備学修に必要な学修時間の目安:2時間(左の欄に挙げてある美術館の公式サイトを訪れ、沿革と代表的な所蔵作品についてノートにまとめる)
第7回 ベルリン(1) 絵画館(ゲメルデガレリー) 準備学修に必要な学修時間の目安:2時間(左の欄に挙げてある美術館の公式サイトを訪れ、沿革と代表的な所蔵作品についてノートにまとめる)
第8回 ベルリン(2) 新美術館(ノイエス・ムゼウム)、ペルガモン美術館、ボーデ美術館、シャルロッテンブルク宮殿、旧国立美術館 準備学修に必要な学修時間の目安:2時間(左の欄に挙げてある美術館の公式サイトを訪れ、沿革と代表的な所蔵作品についてノートにまとめる)
第9回 ケルン ヴァルラフ=リヒャルツ美術館、ルートヴィヒ美術館 準備学修に必要な学修時間の目安:2時間(左の欄に挙げてある美術館の公式サイトを訪れ、沿革と代表的な所蔵作品についてノートにまとめる)
第10回 パリ(1) ルーヴル美術館 準備学修に必要な学修時間の目安:2時間(左の欄に挙げてある美術館の公式サイトを訪れ、沿革と代表的な所蔵作品についてノートにまとめる)
第11回 パリ(2) オルセー美術館、マルモッタン美術館 準備学修に必要な学修時間の目安:2時間(左の欄に挙げてある美術館の公式サイトを訪れ、沿革と代表的な所蔵作品についてノートにまとめる)
第12回 ロンドン(1) 大英博物館、ナショナル・ギャラリー 準備学修に必要な学修時間の目安:2時間(左の欄に挙げてある美術館の公式サイトを訪れ、沿革と代表的な所蔵作品についてノートにまとめる)
第13回 ロンドン(2) テート・ブリテン、コートールド美術研究所、テート・モダン 準備学修に必要な学修時間の目安:2時間(左の欄に挙げてある美術館の公式サイトを訪れ、沿革と代表的な所蔵作品についてノートにまとめる)
第14回 マドリード プラド美術館、国立ソフィア王妃美術センター 準備学修に必要な学修時間の目安:3時間(これまでの授業内容を振り返り、紹介された作品を国別、時代別、様式別にまとめ直す)
第15回 総括 授業内容の振り返り 準備学修に必要な学修時間の目安:3時間(これまでの授業内容を振り返り、小論文が書けるよう準備する)
第16回 期末試験 〇×問題/穴埋め問題/語句指定による論述/課題指定による論述 準備学修に必要な学修時間の目安:12時間(これまでの授業内容を振り返り、小論文が書けるよう準備する)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
学期末の筆記テスト 100%
教科書にかかわる情報
備考
授業用サイト(http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~fujikawa/index.html)で作品画像などを見ることができます。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 西洋美術史 ISBN 9784568389081
著者名 秋山聰ほか監修 出版社 美術出版社 出版年 2021
参考書 書名 岩波 西洋美術用語辞典 ISBN 4000803069
著者名 益田朋幸・喜多崎親 出版社 岩波書店 出版年 2005
参考書 書名 美術の物語 ISBN 9784309256283
著者名 エルンスト・H・ゴンブリッチ 出版社 河出書房新社 出版年 2019
参考書 書名 世界美術大全集 西洋編(全28巻+別巻) ISBN 4096010014
著者名 青柳正規ほか 出版社 小学館 出版年 1995
参考書 書名 カラー版西洋美術史(増補新装版) ISBN 9784568400649
著者名 高階秀爾監修 出版社 美術出版社 出版年 2002
備考
参考図書4の『世界美術大全集 西洋編』(全28巻+別巻)は、総合図書館2号館4階の大型本コーナーにあります。是非一度は手に取ってみてください。
メッセージ
「高校までに教科書や資料集で見たことのある作品について詳しい解説を聞けてよかった」、「1度は自分の目で本物を見てみたい」といった感想を頂いています。
キーワード
西洋美術史、美術館、展覧会、コレクション
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
美学・美術史概論(美学)
履修条件
連絡先
研究室:人文研究棟406 電話:083-933-5234 E-mail:fujikawa●yamaguchi-u.ac.jp ●の部分を@に。
オフィスアワー
毎週月曜 13:00~14:30

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