開講年度
開講学部等
2026
人文学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
金3~4
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1011311005
西洋哲学特殊講義(倫理学)[Topics in Western Philosophy (Ethics)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
横田 蔵人[YOKOTA Kurato]
ー
担当教員[ローマ字表記]
横田 蔵人 [YOKOTA Kurato]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
古典的なテクストの読解を通して、分析的なテクスト解釈の手法を学びます。この授業ではインマヌエル・カントの『道徳形而上学の基礎づけ』を邦訳で読解します。この著作は西洋近代倫理思想を学ぶ際の基礎教養であるのみならず、現代の義務論をはじめ様々な思想潮流の出発点です。参加者はテキストの論理を丁寧に追跡し、適切な要約説明を行えるようになることを目ざします。倫理学についての予備知識は必要ありませんが、内容を受動的に受け止めるだけではなく、積極的に問題を考えることが求められます。
授業の到達目標
テクストの論理構造を理解すると共に、彼我の歴史的・社会的共通点と相違点を把握する。思想をテクストから抽象化し、しかる後に自ら具体的に適用できる。テクストに基づいて広く問題意識を涵養する。
授業計画
【全体】
この授業ではインマヌエル・カントの『道徳形而上学の基礎づけ』を邦訳で読解する。この著作は西洋近代倫理思想を学ぶ際の基礎教養であるのみならず、現代の義務論をはじめ様々な思想潮流の出発点である。参加者はテキストの論理を丁寧に追跡し、適切な要約説明を行うことが求められる。また、内容についての議論に参加することが必要とされる。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
初回の説明
授業についての説明を行い、テクストの概略を述べる
授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)
第2回
『基礎づけ』第1章(1)
カントの考える「道徳形而上学の基礎づけ」とはどのような作業か
授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)
第3回
第1章(2)
善い意志
授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)
第4回
第1章(3)
完全義務・不完全義務
授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)
第5回
第1章(4)
普遍化可能性
授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)
第6回
第2章(1)
仮言命法と定言命法
授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)
第7回
第2章(2)
定言命法の第一定式
授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)
第8回
第2章(3)
定言命法の第二・第三定式
授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)
第9回
第2章(4)
定言命法と完全義務・不完全義務
授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)
第10回
第2章(5)
定言命法と理性的存在
授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)
第11回
第2章(6)
理性と感情
授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)
第12回
第3章(1)
自律と自由
準備学修に必要な学修時間の目安:90分〜
第13回
第3章(2)
道徳法則と関心
授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)
第14回
第3章(3)
『基礎づけ』と『実践理性批判』の関係
授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)
第15回
総括
まとめと振り返り
授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
期末レポート100%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
道徳形而上学の基礎づけ
ISBN
400386039X
著者名
カント著 ; 大橋容一郎訳
出版社
岩波書店
出版年
2024
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
道徳形而上学の基礎づけ
ISBN
4334752527
著者名
カント著 ; 中山元訳
出版社
光文社
出版年
2012
参考書
書名
道徳形而上学の基礎づけ
ISBN
440903118X
著者名
イマヌエル・カント著 ; 御子柴善之訳
出版社
人文書院
出版年
2022
参考書
書名
カント入門
ISBN
4480056297
著者名
石川文康著
出版社
筑摩書房
出版年
1995
参考書
書名
自分で考える勇気 : カント哲学入門
ISBN
4005007988
著者名
御子柴善之著
出版社
岩波書店
出版年
2015
参考書
書名
自由の哲学者カント : カント哲学入門「連続講義」
ISBN
4334977588
著者名
中山元著
出版社
光文社
出版年
2013
参考書
書名
カント美と倫理とのはざまで
ISBN
4065419727
著者名
熊野純彦 [著]
出版社
講談社
出版年
2025
参考書
書名
意志の倫理学 : カントに学ぶ善への勇気
ISBN
4865032045
著者名
秋元康隆 [著]
出版社
月曜社
出版年
2025
参考書
書名
ロールズ哲学史講義
ISBN
4622097133
著者名
ジョン・ロールズ [著] ; バーバラ・ハーマン編 ; 久保田顕二, 下野正俊, 山根雄一郎訳
出版社
みすず書房
出版年
2024
参考書
書名
ロールズ哲学史講義
ISBN
4622097141
著者名
ジョン・ロールズ [著] ; バーバラ・ハーマン編 ; 久保田顕二, 下野正俊, 山根雄一郎訳
出版社
みすず書房
出版年
2024
備考
メッセージ
受講希望者は事前にメールで担当教員にコンタクトをとってください
キーワード
西洋哲学、倫理学、思想史、義務、理性
持続可能な開発目標(SDGs)
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
西洋哲学概論(倫理学)
履修条件
西洋哲学概論(倫理学)の履修を済ませていることは望ましいことですが、必須ではありません。倫理学に関心があれば誰でも履修できます。
連絡先
kyokota@[山口大学]
オフィスアワー
来室は随時受け付けます。希望者はメール等でください。
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