タイトル

開講年度 開講学部等
2025 人文学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期集中 集中 講読 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1011311010 東洋思想史講読(中国近代)[Readings in the History of East Asian Thought (Modern China)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
栗原 剛[KURIHARA Go]
担当教員[ローマ字表記]
栗原 剛 [KURIHARA Go]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
中国古代における道家(老子もしくは荘子)の思想が、後世(近代を念頭におくが、厳密には時代を限定しない)の中国や日本においてどのように解釈され、また受容されたのかを、演習形式で探究する。各回の授業においては、履修者自身が主体的にテクストを選定し、読解と研究の成果を輪番で発表するとともに、それを踏まえた質疑応答を行う。
授業の到達目標
中国古代における道家の思想(老荘思想)が、後世の中国や日本においてどのように解釈され、また受容されたのかを、各自の研究対象に即した形で主体的に考察・論述することができる。また他の履修者との間においても積極的に知見を交換し、思索を深め合うことができる。
授業計画
【全体】
初回の授業で、履修者それぞれが読解・研究の対象とする予定のテクストが何であるかを直接聞き取り、全体の予定を勘案する。各回で誰が何について発表するのか、あらかじめ決定しておき、後日集中的に授業を行うことになるため、初回の授業への出席、およびそれまでに各自の興味関心を明確にしておくことは、単位取得のための必須条件である(初回に欠席した者は自動的に欠格となる)。また履修者は、初回の時点で割り振られた役割を、予定の担当回において、必ず果たさなければならない。ただし、第2回以降の日時については、必ずしも開示された通りとせず、むしろ履修者との相談によって柔軟に変更する可能性が高い。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス 授業の進め方の説明と、各自の研究対象が何であるかの聞き取り。これを踏まえて全体スケジュールを勘案し、決定する。 授業後、次回以降に向けて4時間以上の予習を行う。
第2回 文献読解1 発表者による研究報告と質疑応答 授業内容に関して,事前に3時間の予習及び1時間の復習を行う。
第3回 文献読解2 同上 同上
第4回 文献読解3 同上 同上
第5回 文献読解4 同上 同上
第6回 文献読解5 同上 同上
第7回 文献読解6 同上 同上
第8回 文献読解7 同上 同上
第9回 文献読解8 同上 同上
第10回 文献読解9 同上 同上
第11回 文献読解10 同上 同上
第12回 文献読解11 同上 同上
第13回 文献読解12 同上 同上
第14回 文献読解13 同上 同上
第15回 文献読解14 同上 同上
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 30% C: --% D: 70%
成績評価法
授業における発表内容および議論への参加度 100%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用せず,適宜プリントを配布する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 全訳漢辞海 ISBN 9784385140483
著者名 佐藤進, 濱口富士雄編 出版社 三省堂 出版年 2017
参考書 書名 角川新字源 ISBN 9784046219664
著者名 小川環樹 [ほか] 編 出版社 KADOKAWA 出版年 2017
参考書 書名 角川大字源 ISBN 9784040128009
著者名 尾崎雄二郎 [ほか] 編 出版社 角川書店 出版年 1992
備考
どのようなテクストを読解するにも、漢和辞典の参照は必須である。
メッセージ
開講形態としては集中講義であるが、内容的には履修学生による発表と議論を主とした演習形式をとるため、各自に課される事前の予習(発表準備)、また開講期間中の負担も相当に大きいことを、念頭においてほしい。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
履修条件
道家の思想に対する興味と関心が深く、明確であること。またそれに従って、自身が研究対象とする文献を、主体的かつ具体的に選定・表明できること。履修を希望するにあたっては以上の条件が前提となる。
連絡先
研究室:人文学部405号室
mail:kurihara*山大(*を@に置き換える)
オフィスアワー
個別に対応する。必ず事前にメール連絡すること。

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