タイトル

開講年度 開講学部等
2025 人文学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 木3~4 演習  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1011311017 東洋思想史演習(日本近世)[Seminar in the History of East Asian Thought (Early-Modern Japan)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
栗原 剛[KURIHARA Go]
担当教員[ローマ字表記]
栗原 剛 [KURIHARA Go]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
東洋思想史(日本思想)分野に所属し、日本倫理思想史に直結するテーマで卒業論文を執筆する予定の3年生を、履修者として想定した演習である。履修者は、卒業論文執筆に向けた準備や研究の状況について、順番に経過報告を行い、それを受けて全員で討論を行う。したがって、研究対象や先行研究として扱われる諸文献については、授業当日までに全員が読解してくることを、参加の前提とする。なお、担当教員は近世日本思想を専門としているが、古代中世の日本思想にかかわる研究に対しても、専門の先生にご協力いただきながら、平等に指導を行う。
授業の到達目標
自らの研究対象となる文献の内容を的確に読み取り、理解する。他の参加者による研究の内容も、同じく的確に受け止める。文献に対して主体的な問いを投げかけつつ、そこに表現された思想を論理的に解釈する。他の参加者による研究に対しても、同じように批判的な吟味を行う。自らの研究対象と継続的に向き合うことで、問題関心をより深いものにするとともに、他の参加者の研究をきっかけとして、問題関心の幅を広げる。
授業計画
【全体】
各自の研究発表と討論(後述)を核とするが、必要に応じて以下のメニューを加える。

・論文執筆にかかわるマニュアル本の会読(論文とは何か、その書式等について知る)
・図書館での実習(文献検索と入手の方法を学ぶ)
・各自の研究テーマと関わりの深い、過去の卒業論文に対する読解と批評

授業の核となる各自の研究発表においては、
①各自の研究テーマ(研究対象)の紹介
②文献(直接/間接に自らの研究対象となるもの(先行研究を含む))を読解した結果(経過)の報告
を順番に課す。

毎回1名もしくは2名のレポーターが、事前に作成・配布されたレジュメをもとに口頭発表をし、その後、全員で討論を行う。
レポーター以外の全参加者も、扱われる文献を当日までに予習・読解してくることが、参加の前提となる。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス 授業運営の方法・課題等についての説明。 特になし。
第2回 各自の研究テーマ(研究対象)の紹介 レジュメに基づく各自の口頭発表と討論。 レポーターは事前にレジュメを作成・提出する。(準備時間の目安:4~5時間)
第3回 各自の研究テーマ(研究対象)の紹介 同上。 同上。
第4回 各自の研究テーマ(研究対象)の紹介 同上。 同上。
第5回 図書館での実習(文献検索と入手の方法を学ぶ) 総合図書館を会場とし、レクチャーを受ける。 各自ノートパソコンを持参する。
第6回 論文執筆マニュアルの会読1 論文執筆にかかわるマニュアル本を読む。範囲を分担して各自が疑問点や感想を出し合い、それを全体で共有する。 テクストの指定された範囲を予習してくる。分担箇所については発表する疑問・感想を準備する。(準備時間の目安:4時間)
第7回 論文執筆マニュアルの会読2 同上。 同上。
第8回 各自の研究発表と討論 レジュメに基づく各自の口頭発表と討論。 レポーターは事前にレジュメを作成・提出する。他の参加者も対象となる文献を予習してくる。(準備時間の目安:4~5時間)
第9回 各自の研究発表と討論 同上。 同上。
第10回 各自の研究発表と討論 同上。 同上。
第11回 各自の研究発表と討論 同上。 同上。
第12回 各自の研究発表と討論 同上。 同上。
第13回 各自の研究発表と討論 同上。 同上。
第14回 各自の研究発表と討論 同上。 同上。
第15回 進度調整のための予備。 同上。 同上。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
・授業における発表内容(60%)
・授業における議論への参加度(10%)
・期末レポート(30%)
教科書にかかわる情報
教科書 書名 レポート・論文の書き方入門 第4版 ISBN 9784766425277
著者名 河野哲也 出版社 慶應義塾大学出版会 出版年 2018
備考
参考書にかかわる情報
備考
授業内で適宜紹介する。
メッセージ
キーワード
日本倫理思想史 卒業論文
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
東洋思想史演習(日本古代中世)
履修条件
東洋思想史(日本思想)分野に所属し、日本倫理思想史に直結するテーマで卒業論文を執筆する予定の3年生であること。それ以外の者が履修を希望する場合は、あらかじめ教員に対してメールで事情を連絡し、許可を受けることを条件とする。
連絡先
研究室: 405号室
E-mail: kurihara*yamaguchi-u.ac.jp
(*を@に置き換えてください。)
オフィスアワー
個別に対応する。事前にメールで連絡をとること。

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