開講年度
開講学部等
2025
人文学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
水3~4
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1011312007
考古学入門(先史)[Introduction to Archaeology (Prehistory)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
村田 裕一[MURATA Hirokazu]
ー
担当教員[ローマ字表記]
村田 裕一 [MURATA Hirokazu]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
日本考古学が対象とする様々な考古資料を対象として、学史的・方法論的な立場から解説する。具体的な遺跡や遺物を例示し、基礎的な知識の解説に重点を置き、考古学の発達史にも触れながら、研究法を中心に解説する。具体的な資料に基づき歴史を復元していく考古学の方法が、人間の過去の営みのみならず、現代を生きる人々にも応用でき、現代社会を読み解く上できわめて有用であることを具体的な事象をあげて講義する。
授業の到達目標
1. 考古学の基本知識を獲得する。
2. 考古学の方法論への理解を深める。
授業計画
【全体】
日本考古学が対象とする様々な事象とモノとをとり上げて,学史的・方法論的な立場から解説する。基礎的な知識の解説に重点を置く。考古学の発達史や研究法を中心に解説する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス・導入
授業のはじめに・発掘調査について
事前学習:30分
復習および作業など課題対応:3時間半
第2回
資料論
考古資料の特質
事前学習:30分
復習および作業など課題対応:3時間半
第3回
資料論
考古資料の見方
事前学習:30分
復習および作業など課題対応:3時間半
第4回
考古学の発達史
旧石器時代と動物化石
3時代区分法
事前学習:30分
復習および作業など課題対応:3時間半
第5回
層位論
岡山県恩原遺跡と石器文化層
事前学習:30分
復習および作業など課題対応:3時間半
第6回
分布論
縄文海進と関東地方の貝塚遺跡
事前学習:30分
復習および作業など課題対応:3時間半
第7回
型式論の基礎
奈良県唐古・鍵遺跡と弥生土器研究(1)基礎整理
事前学習:30分
復習および作業など課題対応:3時間半
第8回
型式論の応用
奈良県唐古・鍵遺跡と弥生土器研究(2)応用的視点
事前学習:30分
復習および作業など課題対応:3時間半
第9回
型式論に基づく分布論(型式分類)
分銅形土製品と弥生時代の地域性(1)基礎整理
事前学習:30分
復習および作業など課題対応:3時間半
第10回
型式論に基づく分布論(分布の解釈)
分銅形土製品と弥生時代の地域性(2)応用的視点
事前学習:30分
復習および作業など課題対応:3時間半
第11回
トピック:弥生墳丘墓
岡山県楯築弥生墳丘墓
事前学習:30分
復習および作業など課題対応:3時間半
第12回
トピック:生産と流通
福岡県須玖遺跡と青銅器生産
立岩遺跡の石庖丁
事前学習:30分
復習および作業など課題対応:3時間半
第13回
年代決定論
福岡県立岩遺跡と前漢鏡
事前学習:30分
復習および作業など課題対応:3時間半
第14回
年代決定論
遺跡の年代を考える(1)概要・考古学の伝統的方法
事前学習:30分
復習および作業など課題対応:3時間半
第15回
年代決定論
遺跡の年代を考える(2)理化学的な方法
事前学習:30分
復習および作業など課題対応:3時間半
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
小テスト・授業内のレポート・宿題・授業外レポート 20%
学期末レポート 80%
教科書にかかわる情報
備考
プリントを配布する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
考古資料大観(シリーズ全巻)
ISBN
4096997633
著者名
出版社
小学館
出版年
参考書
書名
考古学による日本歴史(シリーズ全巻)
ISBN
463901340X
著者名
出版社
雄山閣出版
出版年
参考書
書名
日本考古学史
ISBN
413024101X
著者名
勅使河原彰
出版社
東京大学出版会
出版年
1988
備考
授業の中で指示する。
メッセージ
キーワード
考古学
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
考古学概説,考古学実習,考古学特殊講義,考古学演習
履修条件
連絡先
E-mail:h-murata*yamaguchi-u.ac.jp (*を@に変えてください)
オフィスアワー
水曜日7・8時限
確実を期すにはメールで事前に連絡してください。
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