タイトル

開講年度 開講学部等
2025 人文学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 水5~6 演習 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1011312027 考古学基礎演習(先史)[Basic Seminar in Archaeology (Prehistory)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
村田 裕一[MURATA Hirokazu]
担当教員[ローマ字表記]
村田 裕一 [MURATA Hirokazu]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
考古学基礎演習(先史)は
考古学の研究に必要となる様々な技術を身に付けるための授業科目である。授業の前半では,主にパソコンを使った考古資料の情報処理,考古資料の基本的な把握方法について解説する。
後半には,受講生の各自が選定したテーマに従って資料を検索し,資料操作をおこなった所見により,演習発表をおこなう。
受講生は,実際の考古資料を,報告書に掲載されている実測図を取り扱うことを通して,経験的に考古資料操作の方法を学ぶ。
授業の到達目標
1. 考古学の基礎の一つであるところの実測図に盛り込まれた情報を正確に読みとることができる力を養う。
2. 遺物および遺構のデータの基礎的な操作方法,すなわち考古学の方法論の基礎について習得する。
3. 学術論文を批判的に読解する力を養う。
授業計画
【全体】
考古学の研究に必要となる様々な技術を身に付けるための授業科目である。授業の前半では,主にパソコンを使った考古資料の情報処理,考古資料の基本的な把握方法について解説する。
後半には,受講生の各自が選定したテーマに従って資料を検索し,資料操作をおこなった所見により,演習発表をおこなう。
受講生は,実際の考古資料を,報告書に掲載されている実測図を取り扱うことを通して,経験的に考古資料操作の方法を学ぶ。
<留意点>
開講期の設定は半期だが,前期の考古学基礎演習(先史)と後期の考古学発展演習(先史)がセットとなる授業として構成を組み立てる。したがって,授業編成は実質的に通年となるため,考古学基礎演習(先史)と後期の考古学発展演習(先史)をあわせて受講することが望ましい。前期開講の考古学基礎演習(先史)で基礎的事項を整理するので,後期開講の後期の考古学応用演習(先史)だけの受講では支障が生じることが予想される。授業運営では,講義と演習を取り混ぜた授業スタイルを採用し,受講生の理解のために,遺物実測図の並べ替えといった,作業を伴うような時間を多く設定する。また,授業時間内には受講生に頻繁に意見を求めるので,自分の考えをもって授業にのぞむように。考古学の基本知識を持っていることを前提として講義を進めるので,受講生は最低でも考古学概論および考古学入門の単位を取得するか,同等の知識を習得しておくこと。
<下記のことができるようになることを目指す>
1. 実測図に盛り込まれた情報を正確に読みとることができる。
2. 考古資料から復元する過去の社会について事例を説明できる。
3. 学術論文を批判的に読解し問題点を抽出できる。
4. 遺物および遺構のデータの基礎的な操作方法,すなわち考古学の方法論を,自分の選んだ考古学的題材に適用できる。
5. 自分が関心を持つ考古資料をあげることができる。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 研究室パソコンの整備 報告書の実測図をデータ化して自分の研究資料として活用する。
一次資料の収集。
授業計画に沿った学習を行う。
準備に必要な学習時間の目安:1時間
第2回 パソコンによる考古資料のデジタルデータ化・情報処理 報告書の実測図をデータ化して自分の研究資料として活用する。
一次資料の収集。
授業計画に沿った学習を行う。
準備に必要な学習時間の目安:最低21時間
第3回 パソコンによる考古資料のデジタルデータ化・情報処理 報告書の実測図をデータ化して自分の研究資料として活用する。
一次資料の収集。
授業計画に沿った学習を行う。
準備に必要な学習時間の目安:最低21時間
第4回 パソコンによる考古資料のデジタルデータ化・情報処理 報告書の実測図をデータ化して自分の研究資料として活用する。
一次資料の収集。
授業計画に沿った学習を行う。
準備に必要な学習時間の目安:最低21時間
第5回 パソコンによる考古資料のデジタルデータ化・情報処理 報告書の実測図をデータ化して自分の研究資料として活用する。
一次資料の収集。
授業計画に沿った学習を行う。
準備に必要な学習時間の目安:最低21時間
第6回 パソコンによる考古資料のデジタルデータ化・情報処理 報告書の実測図をデータ化して自分の研究資料として活用する。
一次資料の収集。
授業計画に沿った学習を行う。
準備に必要な学習時間の目安:最低21時間
第7回 パソコンによる考古資料のデジタルデータ化・情報処理 報告書の実測図をデータ化して自分の研究資料として活用する。
一次資料の収集。
授業計画に沿った学習を行う。
準備に必要な学習時間の目安:最低21時間
第8回 各自の研究テーマに沿った発表と討議 各自の個人研究成果を発表する 授業計画に沿った学習を行う。
準備に必要な学習時間の目安:最低21時間
第9回 各自の研究テーマに沿った発表と討議 各自の個人研究成果を発表する 授業計画に沿った学習を行う。
準備に必要な学習時間の目安:最低21時間
第10回 各自の研究テーマに沿った発表と討議 各自の個人研究成果を発表する 授業計画に沿った学習を行う。
準備に必要な学習時間の目安:最低21時間
第11回 各自の研究テーマに沿った発表と討議 各自の個人研究成果を発表する 授業計画に沿った学習を行う。
準備に必要な学習時間の目安:最低21時間
第12回 各自の研究テーマに沿った発表と討議 各自の個人研究成果を発表する 授業計画に沿った学習を行う。
準備に必要な学習時間の目安:最低21時間
第13回 各自の研究テーマに沿った発表と討議 各自の個人研究成果を発表する 授業計画に沿った学習を行う。
準備に必要な学習時間の目安:最低21時間
第14回 各自の研究テーマに沿った発表と討議 各自の個人研究成果を発表する 授業計画に沿った学習を行う。
準備に必要な学習時間の目安:最低21時間
第15回 各自の研究テーマに沿った発表と討議 各自の個人研究成果を発表する 授業計画に沿った学習を行う。
準備に必要な学習時間の目安:最低21時間
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 20% C: 80% D: --%
成績評価法
小テスト・授業内レポート20%,宿題・授業外レポート60%,授業中の発表・資料操作の成果20%。
期末レポートが重要な成績評価項目となる。受講生各自が遺跡調査報告書などから抽出収集した考古資料に基づき,資料操作を行い,論旨を構築する。各自が対象とする資料を多量に蓄積しなくてはならないこと,規定字数が多いことにより,相当の努力が必要となる。

前期の課題(参考,当該年度の課題は授業の中で指示する)
 規定字数:4000字
 図版A4版3枚以上
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用しない。講義プリントを配布する。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
卒業論文作成に直接繋がる授業内容です。この授業をきちんとクリアできなければ,卒業論文作成の道のりが困難になります。
キーワード
考古学,石器,鉄器,弥生時代,生産と流通
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
考古学概説,考古学実習,考古学特殊講義,考古学演習
履修条件
連絡先
E-mail:h-murata*yamaguchi-u.ac.jp (*を@に変えてください)
オフィスアワー
水曜日7・8時限
確実を期すにはメールで事前に連絡してください。

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