開講年度
開講学部等
2025
人文学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
火3~4
講義
7.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1011313003
民俗学・文化人類学特殊講義(現代民俗)[Topics in Folklore and Cultural Anthropology (Folklore and Modern Society)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
谷部 真吾[YABE Shingo]
ー
担当教員[ローマ字表記]
谷部 真吾 [YABE Shingo]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本講義では、民俗学的な論文(民俗学に隣接する諸分野の論文をも含む)を読み、民俗学から見た日本文化・日本社会の特徴について考えていく。毎回の授業に臨むにあたり、受講者には、課題を提出してもらう。
なお、初回授業の際に、グループ分けを行う予定でいるので、履修希望者は必ず出席すること。
授業の到達目標
民俗学の専門用語を理解し、解説することができる。日本文化や日本社会の特徴について、自分なりの意見を述べることができる。自分なりの問題意識をもち、深く考え抜くことができる。
授業計画
【全体】
授業は、2回1組として、進めていく。
1週目の授業に先立ち、受講者は全員、指定された論文を読み、感想(100~200字程度)と質問事項(2~3つ)を提出する。
その感想文や質問事項をふまえ、1週目の授業では、当該論文の構成や特色、さらには専門用語などについて、教員が解説をする。
授業の最後に小レポートを課すので、指定された期日までに、提出すること。
2週目の授業では、提出された小レポート(400~500字程度)をもとにグループ内でディスカッションを行い、自分の意見をブラッシュアップさせる。
ディスカッション後、何人かの受講生に意見を発表してもらい、受講者全員で議論する。
そうすることで、当該論文のみならず、日本文化や日本社会の特徴についての理解を深める。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
はじめに
講義内容と授業の進め方について説明する。
また、民俗学における論文の一般的な構造についても、解説する。
配布資料等を参照し、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第2回
生業(1)
生業に関する論文を読み、感想と質問事項を提出する。それら提出物をふまえ、当該論文について解説する。
配布資料等を参照し、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第3回
生業(2)
提示された課題にそって小レポートを作成し、提出する。提出された小レポートをもとに、ディスカッションをすることで、自己の理解を深める。
配布資料等を参照し、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第4回
社会関係(1)
社会関係に関する論文を読み、感想と質問事項を提出する。それら提出物をふまえ、当該論文について解説する。
配布資料等を参照し、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第5回
社会関係(2)
提示された課題にそって小レポートを作成し、提出する。提出された小レポートをもとに、ディスカッションをすることで、自己の理解を深める。
配布資料等を参照し、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第6回
食文化(1)
食文化に関する論文を読み、感想と質問事項を提出する。それら提出物をふまえ、当該論文について解説する。
配布資料等を参照し、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第7回
食文化(2)
提示された課題にそって小レポートを作成し、提出する。提出された小レポートをもとに、ディスカッションをすることで、自己の理解を深める。
配布資料等を参照し、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第8回
誕生(出産)(1)
誕生(出産)に関する論文を読み、感想と質問事項を提出する。それら提出物をふまえ、当該論文について解説する。
配布資料等を参照し、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第9回
誕生(出産)(2)
提示された課題にそって小レポートを作成し、提出する。提出された小レポートをもとに、ディスカッションをすることで、自己の理解を深める。
配布資料等を参照し、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第10回
葬制・墓制(1)
葬制・墓制に関する論文を読み、感想と質問事項を提出する。それら提出物をふまえ、当該論文について解説する。
配布資料等を参照し、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第11回
葬制・墓制(2)
提示された課題にそって小レポートを作成し、提出する。提出された小レポートをもとに、ディスカッションをすることで、自己の理解を深める。
配布資料等を参照し、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第12回
信仰(1)
信仰に関する論文を読み、感想と質問事項を提出する。それら提出物をふまえ、当該論文について解説する。
配布資料等を参照し、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第13回
信仰(2)
提示された課題にそって小レポートを作成し、提出する。提出された小レポートをもとに、ディスカッションをすることで、自己の理解を深める。
配布資料等を参照し、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第14回
民俗芸能・祭礼(1)
民俗芸能や祭礼に関する論文を読み、感想と質問事項を提出する。それら提出物をふまえ、当該論文について解説する。
配布資料等を参照し、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第15回
民俗芸能・祭礼(2)
提示された課題にそって小レポートを作成し、提出する。提出された小レポートをもとに、ディスカッションをすることで、自己の理解を深める。
配布資料等を参照し、準備学習2時間・復習2時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 50% C: --% D: 20%
成績評価法
学期末レポート、課題レポート、授業への参加度、発表で評価します。
学期末レポート 30%
課題レポート 20%
授業への参加度 20%
発表 30%
なお、欠席と課題レポート未提出の合計が5回以上となった場合は、欠格とします。
教科書にかかわる情報
備考
授業で取り上げる論文については、初回授業の際に指示する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
『民俗学講義』
ISBN
9784842914053
著者名
谷口貢(編)
出版社
八千代出版
出版年
2006
参考書
書名
『新・民俗学を学ぶ』
ISBN
9784812212561
著者名
八木透(編)
出版社
昭和堂
出版年
2013
参考書
書名
『知って役立つ民俗学』
ISBN
9784623071265
著者名
福田アジオ(編)
出版社
ミネルヴァ書房
出版年
2015
参考書
書名
『日本民俗大辞典』上・下
ISBN
4642013326
著者名
福田アジオ(他)
出版社
吉川弘文館
出版年
1999
備考
この他にも、授業中に適宜参考文献を紹介するので、受講者は必要に応じて目を通すことが望ましい。
メッセージ
1.初回授業の際に、本講義に関するアナウンスを行うので、履修希望者は必ず出席すること。
2.講義中の私語は厳禁とする(場合によっては、退出を命じることもある)。
3.30分以上の遅刻は入室を認めない。
キーワード
民俗 民俗学 日本文化 日本社会
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
履修条件
毎回、課題レポートを課しますので、すべての課題を提出する意欲が求められます。
連絡先
メールドレス:yabe[a]yamaguchi-u.ac.jp([a]を@に変えてください)
オフィスアワー
必要があれば随時。
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