タイトル

開講年度 開講学部等
2025 人文学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 火5~6 演習  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1011313004 現代社会学調査実習(企画と実施)[Practical Research in Sociology (Design and Execution)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
速水 聖子[HAYAMI Seiko]
担当教員[ローマ字表記]
速水 聖子 [HAYAMI Seiko], 吉武 理大 [YOSHITAKE Rio]
特定科目区分   対象学生 人文学部正規生のみ 対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
 具体的な調査テーマを設定し、社会調査の方法にしたがって、調査を実施することを目的とする。調査テーマの設定、テーマにかかわる資料収集と事前学習、調査手法の検討、調査票の設計、ラポール、調査によるデータの収集と整理・分析、調査報告書の執筆、という一連のプロセスを、実習形式で修得していく。とりあげるテーマは、「市民活動と地域社会」、「まちづくり・地域づくりと地域再生」のいずれかを予定している。調査手法には量的調査、聞き取り調査を併用する予定である(テーマについてはあくまで予定であり、変更する場合もありうる)。
授業の到達目標
社会調査の方法、プロセスに関する知識を実践可能な形で理解している。社会調査の方法、プロセスを理解した上で、調査の実践に対して、それらを的確に応用することができる。社会調査の一連のプロセスに主体的に取り組み、創意工夫しながら調査を企画し実践することができる。
授業計画
【全体】
 社会調査の一連の過程を実践する。受講生各自で分担して調査データを分析し、調査報告書または調査レポートの形にまとめる(調査データの詳細な分析および調査レポート提出に関する指導は、後期の授業において実施される予定である)。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 序論 授業の進め方について 参考文献等を用いて、社会調査に関する基礎知識を復習・確認しておくこと(目安時間:4時間)
第2回 調査テーマの設定と確認/調査スケジュールの検討 市民活動の現状と課題 授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第3回 調査テーマに関する資料収集、事前学習 市民活動の現状と課題 授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第4回 調査テーマに関する資料収集、調査方法の検討、調査倫理について 市民活動の現状と課題、社会調査の方法と調査倫理 授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第5回 調査項目の抽出および仮説の検討 市民活動の何を明らかにするか 授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第6回 調査票の作成 市民活動をめぐる調査項目と設問 授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第7回 調査票の作成・修正 市民活動をめぐる調査項目と設問 授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第8回 調査票の作成・修正 市民活動をめぐる調査項目と設問 授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第9回 調査スケジュールの検討及びラポール、調査マナーの確認 調査実践の検討 授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第10回 調査によるデータ収集 市民活動の現状と課題に関する調査(聞き取り調査、または調査票の配付・回収) 授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第11回 調査によるデータ収集 市民活動の現状と課題に関する調査(聞き取り調査、または調査票の配付・回収) 授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第12回 調査によるデータ収集、および調査データの処理・整理 市民活動の現状と課題に関する調査(聞き取り調査、または調査票の配付・回収)、および調査データの入力 授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第13回 調査データの処理・整理 調査データの入力 授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第14回 調査データの処理・整理(2) 調査データのとりまとめとチェック 授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第15回 調査データの処理・整理、総括 調査データの再整理 授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業内の報告・プレゼンテーション50%、学期末レポート50%
教科書にかかわる情報
備考
テキストを使用しない。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 社会学小辞典(新版増補版) ISBN 4641002649
著者名 浜嶋朗ほか 出版社 有斐閣 出版年 2005
参考書 書名 最新・社会調査へのアプローチ ISBN 9784623095247
著者名 大谷信介ほか 出版社 ミネルヴァ書房 出版年 2023
参考書 書名 社会調査事典 ISBN 9784621087312
著者名 一般社団法人社会調査協会 出版社 丸善 出版年 2014
参考書 書名 テキスト市民活動論【第2版】 ISBN 9784873080703
著者名 早瀬昇ほか 出版社 大阪ボランティア協会 出版年 2017
備考
 その他の参考文献については、授業の中で適宜紹介する。
メッセージ
 調査実施期間中は、正規の授業時間以外にもある程度の時間を費やさなければならない。受講生には、あらかじめこの点を了承してほしい。
 なお、現代社会学調査実習を履修する際には、必ず前後期を通して履修すること。
キーワード
社会調査、量的調査、質的調査、調査項目、仮説、調査票、調査倫理
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
現代社会学概論(社会調査)、量的調査データ解析法入門、量的調査データ解析法基礎、質的調査データ解析法
履修条件
連絡先
メール・アドレス(速水) seiko.h@yamaguchi-u.ac.jp
研究室 人文棟4階419室(速水)
オフィスアワー
質問、問い合わせには適宜対応するので、メール等であらかじめ連絡してほしい。

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