開講年度
開講学部等
2025
人文学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
火5~6
演習
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1011313005
社会心理学調査実習(企画と実施)[Practical Research in Social Psychology (Design and Execution)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
高橋 征仁[TAKAHASHI Masahito]
ー
担当教員[ローマ字表記]
高橋 征仁 [TAKAHASHI Masahito], 桑畑 洋一郎 [KUWAHATA Yoichiroh]
特定科目区分
対象学生
人文学部正規生のみ
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
量的な社会調査を念頭に、調査の企画から報告書の作成まで、社会調査の全過程を一通り体験的に学習することで、学生が自ら調査を企画し、実施していく能力とその際に必要な倫理観とを養う。 前期の授業では、いくつかのグループごとに分かれて、毎週、発表・議論する形で進めていく。また統計ソフトSPSSやエクセルの基本的操作についても学ぶ。
今年度は新型コロナ感染症にかかわる生活や社会意識の変化をテーマに、調査研究を行う。
授業の到達目標
多様な社会調査の形態やデータ特性を理解し、その長短を抑えた議論ができる。先行研究に基づきながらもオリジナルな仮説を立て、データに基づいてその仮説の妥当性を主張できる。先行研究について積極的に収集するとともに、様々な意見を取り入れながら、様々な角度から仮説の構築や検討をできる。
授業計画
【全体】
量的な社会調査を念頭に、調査の企画から報告書の作成まで、社会調査の全過程を一通り体験的に学習することで、学生が自ら調査を企画し、実施していく能力とその際に必要な倫理観とを養う。
この前期の授業では、いくつかのグループごとに分かれて、毎週、発表・議論する形で進めていく。また統計ソフトSPSSやエクセルの基本的操作についても学ぶ。具体的な授業内容としては、(1)量的調査全体の流れ、(2)先行研究の検討、(3)調査倫理・マナーの学習、(4)データアーカイブの利用方法、(5)記述統計、(6)調査票作成、(7)プリテストなどを含む。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
イントロダクション
授業のガイダンスとグループ分け
先行研究収集
(学修時間の目安:2時間以上)
第2回
社会調査の概説
量的調査全体のプロセス
先行研究収集
(学修時間の目安:2時間以上)
第3回
先行研究の検討1
白書・報告書
発表準備
(学修時間の目安:2時間以上)
第4回
先行研究の検討2
学術論文
発表準備
(学修時間の目安:2時間以上)
第5回
調査倫理・マナーの学習
調査倫理・マナーの学習
発表準備
(学修時間の目安:2時間以上)
第6回
調査テーマの決定
調査テーマの決定
発表準備
(学修時間の目安:2時間以上)
第7回
データ・アーカイブ利用1
日本国内
発表準備
(学修時間の目安:2時間以上)
第8回
データ・アーカイブ利用2
海外
発表準備
(学修時間の目安:2時間以上)
第9回
先行研究の知見と限界
先行研究の知見と限界
発表準備
(学修時間の目安:2時間以上)
第10回
調査仮説の検討
調査仮説の検討
発表準備
(学修時間の目安:2時間以上)
第11回
質問文検討
質問文検討
発表準備
(学修時間の目安:2時間以上)
第12回
プリテスト用調査票完成
プリテスト用調査票完成
発表準備
(学修時間の目安:2時間以上)
第13回
プリテスト分析
プリテスト分析
発表準備
(学修時間の目安:2時間以上)
第14回
プリテスト分析結果の報告
プリテスト分析結果の報告
発表準備
(学修時間の目安:2時間以上)
第15回
調査票改訂
調査票改訂
発表準備
(学修時間の目安:2時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 30% B: 20% C: 30% D: 20%
成績評価法
授業での発表50%、学期末レポート50%で評価する
教科書にかかわる情報
教科書
書名
SPSSとAmosによる心理・調査データ解析
ISBN
9784489024085
著者名
小塩真司
出版社
東京書籍
出版年
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
女と男のだましあい : ヒトの性行動の進化
ISBN
4794209517
著者名
デヴィッド・M・バス著 ; 狩野秀之訳
出版社
草思社
出版年
2000
参考書
書名
恋愛の科学 : 出会いと別れをめぐる心理学
ISBN
9784788914858
著者名
越智啓太著
出版社
実務教育出版
出版年
2015
参考書
書名
愛を科学で測った男 : 異端の心理学者ハリー・ハーロウとサル実験の真実
ISBN
9784826901758
著者名
デボラ・ブラム著 ; 藤澤隆史, 藤澤玲子訳
出版社
白揚社
出版年
2014
備考
メッセージ
社会調査は、チームワークと下準備が重要。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
量的調査データ解析法入門、量的調査データ解析法基礎
履修条件
連絡先
takahasi@yamaguchi-u.ac.jp
質問や相談は、Slackの#質問コーナーやDMにて随時対応する
オフィスアワー
月曜日3・4時限
ページの先頭へ