タイトル

開講年度 開講学部等
2025 人文学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 金5~6 演習  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1011313008 社会心理学基礎演習(コミュニケーション論)[Basic Seminar in Social Psychology (Communication Studies)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
高橋 征仁[TAKAHASHI Masahito]
担当教員[ローマ字表記]
高橋 征仁 [TAKAHASHI Masahito]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
自分自身の研究の基礎を作るために、和訳された専門図書の精読を通じて、先行研究の収集や仮説の構築、データの収取などの方法について学んでいく。
題材としては、大坪庸介『進化心理学』、越智啓太『美人の正体』を取り上げる。
授業の到達目標
性戦略の議論を通じて、人間行動の非合理性や奇妙さを理解する。人間行動の非合理性や奇妙さの背後に、どのような要因がかかわっているのかについて仮説を立て、検証する。既存の知識や理論的枠組みを疑うだけでなく、新たな知識や理論とのつながりも考える。
授業計画
【全体】
毎回2名ずつ発表し、それ以外の者が、疑問・批判を展開する。先行研究について、批判的に理解できるようにする。

項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション 自己紹介と授業の進め方 資料講読と授業コメント(学修時間の目安:4時間)
第2回 学生発表1 1,2章『進化心理学』 資料講読と授業コメント(学修時間の目安:4時間)
第3回 学生発表2 3,4章『進化心理学』 資料講読と授業コメント(学修時間の目安:4時間)
第4回 学生発表3 5,6章『進化心理学』 資料講読と授業コメント(学修時間の目安:4時間)
第5回 学生発表4 7,8章『進化心理学』 資料講読と授業コメント(学修時間の目安:4時間)
第6回 学生発表5 9,10章『進化心理学』 資料講読と授業コメント(学修時間の目安:4時間)
第7回 学生発表6 11,12章『進化心理学』 資料講読と授業コメント(学修時間の目安:4時間)
第8回 学生発表7 13,14章『進化心理学』 資料講読と授業コメント(学修時間の目安:4時間)
第9回 学生発表8 15章『進化心理学』とまとめ 資料講読と授業コメント(学修時間の目安:4時間)
第10回 学生発表9 1,2章『美人の正体』 資料講読と授業コメント(学修時間の目安:4時間)
第11回 学生発表10 3,4章『美人の正体』 資料講読と授業コメント(学修時間の目安:4時間)
第12回 学生発表11 5,6章『美人の正体』 資料講読と授業コメント(学修時間の目安:4時間)
第13回 総括討論 7,8章『美人の正体』 資料講読と授業コメント(学修時間の目安:4時間)
第14回 総括討論 9,10章『美人の正体』 資料講読と授業コメント(学修時間の目安:4時間)
第15回 レポート作成法 レポート作成法 資料講読と授業コメント(学修時間の目安:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業での発表40%、学期末レポート60%で評価する
教科書にかかわる情報
教科書 書名 進化心理学 ISBN 9784595323867
著者名 大坪庸介著 出版社 放送大学教育振興会 出版年 2023
教科書 書名 美人の正体 : 外見的魅力をめぐる心理学 ISBN 4788914840
著者名 越智啓太著 出版社 実務教育出版 出版年 2013
備考
購入は必要ありません。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 女と男のだましあい : ヒトの性行動の進化 ISBN 4794209517
著者名 デヴィッド・M・バス著 ; 狩野秀之訳 出版社 草思社 出版年 2000
参考書 書名 恋人選びの心 : 性淘汰と人間性の進化 ISBN 4000228234
著者名 ジェフリー・F.ミラー著 ; 長谷川眞理子訳 出版社 岩波書店 出版年 2002
備考
メッセージ
人間の恋心の在り方や、配偶関係の成否を、進化という観点から見つめ直してみよう。
キーワード
性戦略、自己家畜化、ジェンダー、脱男性化
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • つくる責任つかう責任
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
履修条件
連絡先
takahasi@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月3・4時限

ページの先頭へ