タイトル

開講年度 開講学部等
2025 人文学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 月5~6 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1011314002 日本語史[History of the Japanese Language] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
安本 真弓[YASUMOTO Mayumi]
担当教員[ローマ字表記]
安本 真弓 [YASUMOTO Mayumi]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本講義では、「ことばは変化する」ということを前提として、ではなぜ変化するのか。また、その変化を実証するためには、どのようなテキストを使用すればいいのか。さらには、文献からいかにして言語の性質や言語の歴史を明らかにするのかを概説する。
授業の到達目標
日本語の歴史のあり方について、重要事項が説明でき、文献による日本語史研究の方法を説明できるようになる。自らの使用している日本語がどのように形成され、変化してきたのか、その仕組みを考える。
授業計画
【全体】
「ことばは変化する」ということを前提とし、ではなぜ変化するのか。また、その変化を実証するためには、どのようなテキストを使用すればいいのか。さらには、文献からいかにして言語の性質や言語の歴史を明らかにするのかを概説する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス 授業の内容、授業の方法などの確認 事前学習:シラバスを読んでおくこと。ことばの変化を調べるとはどのようなことかを考えておくこと。(目安時間:2時間)
事後学習:授業内容を復習し、ことばの変化を学ぶことの意義について考えること。(目安時間:2時間)
第2回 ことばは変化する 歴史言語学序説 事前学習:予習としてテキストの1ページ~13ページを読んでおくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第3回 ことばはなぜ変化するのか(1) 社会の変化とことばの変化・話し手の交替 事前学習:予習としてテキストの15ページ~26ページを読んでおくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第4回 ことばはなぜ変化するのか(2) 効率的な言語使用 事前学習:予習としてテキストの26ページ~33ページを読んでおくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第5回 信頼できるテキストを求めて(1) 古い文献による言語の歴史の推定・古い文献の本文の性格 事前学習:予習としてテキストの35ページ~41ページを読んでおくこと(目安時間:2時間)
事後学習:テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第6回 信頼できるテキストを求めて(2) 本文の異同の生まれる原因・信頼できる本文を求めて(本文批判) 事前学習:予習としてテキストの42ページ~54ページを読んでおくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第7回 文献にあらわれた言語の性質(1) 作品成立時と文献に残された言語の関係 事前学習:予習としてテキストの55ページ~67ページを読んでおくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第8回 文献にあらわれた言語の性質(2) 文献の表記と言語の関係 事前学習:予習としてテキストの67ページ~77ページを読んでおくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第9回 文献にあらわれた言語の性質(3) 文献にあらわれた言語の位相 事前学習:予習としてテキストの79ページ~92ページを読んでおくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第10回 文献にあらわれた言語の性質(4) 文献資料のもつ地域性 事前学習:予習としてテキストの93ページ~98ページを読んでおくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第11回 文献による言語の歴史(1) 文献によって語の歴史をさぐる(「天気」の変遷) 事前学習:予習としてテキストの99ページ~105ページを読んでおくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第12回 文献による言語の歴史(2) 文献によって語の歴史をさぐる(「ずいぶん」の変遷) 事前学習:予習としてテキストの105ページ~110ページを読んでおくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第13回 文献による言語の歴史(3) 文献によって文法の歴史をさぐる 事前学習:予習としてテキストの110ページ~116ページを読んでおくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第14回 文献による言語の歴史(4) 文献によって発音の歴史をさぐる 事前学習:予習としてテキストの117ページ~125ページを読んでおくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第15回 まとめ これまでの授業の振り返りと期末試験に向けての説明 事前学習:これまでの授業内容を復習しておくこと。(目安時間:1時間)
事後学習:これまでの授業内容をもとに、期末試験に向けた学習に取り組むこと。(目安時間:3時間以上)
第16回 試験 期末試験 事前学習:これまでの授業内容をもとに、期末試験に向けた学習に取り組むこと。(目安
時間:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
小テストと学期末の筆記テストで評価する。
小テスト30%、学期末の筆記テスト70%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 ガイドブック 日本語史 ISBN 9784894766150
著者名 大木一夫 出版社 ひつじ書房 出版年 2013
備考
参考書にかかわる情報
備考
授業時に適宜紹介する。
メッセージ
教科書は、「日本語学特殊講義(古代語)」の授業と共通である。
キーワード
日本語史
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
y.mayumi@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜16:10-17:40

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