開講年度
開講学部等
2025
人文学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
火9~10
講読
9.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1011314014
日本文学発展講読(近世)[Advanced Readings in Japanese Literature (Early-Modern)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
尾崎 千佳[OZAKI Chika]
ー
担当教員[ローマ字表記]
尾崎 千佳 [OZAKI Chika]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
芭蕉の紀行文『奥の細道』の前半(発端から那須野まで)を精読する。学生が『奥の細道』をめぐる文学史的知識を習得するとともに、古典を原文で正しく解釈できる能力を養成する。
授業の到達目標
紀行文学と旅の記録の違いについて理解する。
近世文学における古典摂取の意味について理解する。
授業計画
【全体】
第1回は講師が授業の方法について説明し、発表の模範を示す。第2回は『奥の細道』の成立・虚構性について講義する。第4回から第15回は、受講者各自が発表を担当する。担当者は、素龍清書本を翻刻・釈文し、あらかじめ指示された語について語釈し、担当部分を現代語訳する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
導入・講義(1)
授業の到達目標及び概要の説明
「発端」の発表
シラバスを熟読しておくこと(1時間)
第2回
講義(2)
『奥の細道』の成立
配布プリントを予習・復習すること(4時間)
第3回
講義(3)
『奥の細道』の虚構性
発表者は発表レジュメを準備(12時間)、他の受講生は該当箇所を翻刻・釈文しあらかじめテキストを読んでおくこと(4時間)
第4回
発表(1)
「旅立ち」講読(1)
発表者は発表レジュメを準備(12時間)、他の受講生は該当箇所を翻刻・釈文しあらかじめテキストを読んでおくこと(4時間)
第5回
発表(2)
「旅立ち」講読(2)
発表者は発表レジュメを準備(12時間)、他の受講生は該当箇所を翻刻・釈文しあらかじめテキストを読んでおくこと(4時間)
第6回
発表(3)
「草加」講読(1)
発表者は発表レジュメを準備(12時間)、他の受講生は該当箇所を翻刻・釈文しあらかじめテキストを読んでおくこと(4時間)
第7回
発表(4)
「草加」講読(2)
発表者は発表レジュメを準備(12時間)、他の受講生は該当箇所を翻刻・釈文しあらかじめテキストを読んでおくこと(4時間)
第8回
発表(5)
「日光」講読(2)
発表者は発表レジュメを準備(12時間)、他の受講生は該当箇所を翻刻・釈文しあらかじめテキストを読んでおくこと(4時間)
第9回
発表(6)
「室の八島」講読
発表者は発表レジュメを準備(12時間)、他の受講生は該当箇所を翻刻・釈文しあらかじめテキストを読んでおくこと(4時間)
第10回
発表(7)
「仏五左衛門」講読
発表者は発表レジュメを準備(12時間)、他の受講生は該当箇所を翻刻・釈文しあらかじめテキストを読んでおくこと(4時間)
第11回
発表(8)
「日光」講読(1)
発表者は発表レジュメを準備(12時間)、他の受講生は該当箇所を翻刻・釈文しあらかじめテキストを読んでおくこと(4時間)
第12回
発表(9)
「日光」講読(2)
発表者は発表レジュメを準備(12時間)、他の受講生は該当箇所を翻刻・釈文しあらかじめテキストを読んでおくこと(4時間)
第13回
発表(10)
「日光」講読(3)
発表者は発表レジュメを準備(12時間)、他の受講生は該当箇所を翻刻・釈文しあらかじめテキストを読んでおくこと(4時間)
第14回
発表(11)
「那須野」講読(1)
発表者は発表レジュメを準備(12時間)、他の受講生は該当箇所を翻刻・釈文しあらかじめテキストを読んでおくこと(4時間)
第15回
発表(12)
「那須野」講読(2)
発表者は発表レジュメを準備(12時間)、他の受講生は該当箇所を翻刻・釈文しあらかじめテキストを読んでおくこと(4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 20% C: --% D: 70%
成績評価法
授業内発表の資料、授業内発表のプレゼンテーション、学期末のレポートで評価します。
授業内発表の資料50% 授業内発表のプレゼンテーション30% 学期末のレポート20%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用せず、プリントを配布する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
複刻日本古典文学館奥の細道 西村弘明氏蔵本
ISBN
著者名
財団法人日本古典文学会編
出版社
ぽるぷ出版
出版年
1980
参考書
書名
おくの細道評釈
ISBN
4047610321
著者名
尾形仂
出版社
角川書店
出版年
2001
参考書
書名
新訂おくの細道 附曾良随行日記
ISBN
4044010021
著者名
潁原退蔵・尾形仂
出版社
角川書店
出版年
備考
メッセージ
日本文学基礎講読(近世)をまだ受講していない学生も受講可能です。国語科教員免許取得を目指す学生の受講を推奨します。
キーワード
芭蕉 奥の細道
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
日本文学史(近世) 日本文学特殊講義(近世)
履修条件
連絡先
研究室:人文506 電話:083-933-5257 E-mail:ozaki@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
火曜10:20-11:50
ページの先頭へ