タイトル

開講年度 開講学部等
2025 人文学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 水3~4 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1011315004 比較文学[Comparative Literature] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
DE BOISSIEU MICHEL[DE BOISSIEU MICHEL]
担当教員[ローマ字表記]
DE BOISSIEU MICHEL [DE BOISSIEU MICHEL], 稲垣 健太郎 [INAGAKI Kentaro]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
この講義では、ドイツ文学(前半:稲垣)とフランス文学(後半:ボアシュ)を中心に、ヨーロッパの啓蒙主義を比較の視点から論じる。
授業の到達目標
比較文学への理解を深め、文学の普遍性と多様性の読み取り方を高めること。作品や関連資料の分析により、比較文学的な視野を身につけること。文学への強い関心を持ち、文学作品や資料の読解を積極的に行うこと。
授業計画
【全体】
まずドイツの啓蒙主義、そしてフランスの啓蒙主義を紹介します。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション 啓蒙とは何か:近年の啓蒙研究の潮流を中心に
授業に配られた資料は次回まで熟読すること、内容について図書館やネットで自習的に研修。授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第2回 初期啓蒙期ドイツ(1) ハレ大学における啓蒙 授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第3回 初期啓蒙期ドイツ(2) ベルリン啓蒙とユグノー知識人たち 授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第4回 ドイツ啓蒙と文学(1) ゴットホルト・エフライム・レッシング『賢者ナータン』 授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第5回 ドイツ啓蒙と文学(2) ハインリヒ・フォン・クライストの著作と戯曲 授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第6回 ドイツ啓蒙と思想(1) ヨーハン・ゴットフリート・ヘルダーとヨーロッパ外の世界 授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第7回 ドイツ啓蒙と思想(2) ドイツ啓蒙期の思想と翻訳 授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など事前学習2時間及び事後学習2時間以上。
第8回 反啓蒙の思想 ヨーハン・ゲオルク・ハーマンと「啓蒙」批判 授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第9回 フランス啓蒙1 啓蒙思想:モンテスキュー 授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第10回 フランス啓蒙2 啓蒙思想:ヴォルテール 授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第11回 フランス啓蒙3 近代小説の誕生:『マノン・レスコー』 授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など事授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第12回 フランス啓蒙4 書簡対小説:『危険な関係』 授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第13回 フランス啓蒙5 新しい演劇:マリヴォーとボーマルシェ 授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第14回 フランス啓蒙6 記録:メルシエの描いたパリ 授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第15回 フランス啓蒙7 ロマン主義へ:ルソーの作品 特になし。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
学期末のレポート(100%)で評価します。
教科書にかかわる情報
備考
資料は授業で配ります。
参考書にかかわる情報
備考
適宜講義中に紹介します。
メッセージ
授業中に配られた資料は次回まで熟読すること。そして講義の内容について図書館やネットで自主的に確認したり追加研修をしてほしいです。講義中は意見を述べたり、グループ同士で資料について議論することがありますので、積極的な参加をお願いします。
キーワード
比較文学、ヨーロッパ文学、ドイツ文学、フランス文学
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
ドイツ語やフランス語の初級・中級コース、欧州文学史、フランスとドイツ文学関係の講読や演習、特殊講義
履修条件
連絡先
boissieu@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜日 12:50〜14:20

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