タイトル

開講年度 開講学部等
2025 人文学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 火9~10 講義 5.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1011315007 英語学特殊講義(統語論)[Topics in English Linguistics (Syntax)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
上田 由紀子[UEDA Yukiko]
担当教員[ローマ字表記]
上田 由紀子 [UEDA Yukiko]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本授業は、英語や母語およびその他の言語の諸相を理解し、人間言語の普遍性と個別性(多様性)について考察する力を養うため(DP)、以下の2部構成で授業を行う。
(1)比較統語論に関する理論や関連先行研究(主に英語と日本語)についての講義
(2)グループ(あるいは個人)での論文作成。講義で取り扱われたトピックスを参考にしながら、グループ(あるいは個人)で論文を1つ完成させる。その論文の作成段階において、中間発表、最終発表、2つのプレゼンテーションもグループで(あるいは個人)課される。
授業の到達目標
先行研究では何がどこまで明らかになっているかを理解できる。日英語の比較統語論に関する先行研究を元に、グループ(あるいは個人)で課題を見つけ出すことができる。日英語の言語現象を関するすることやロジカルに議論を書き上げることに関心が持てる。
授業計画
【全体】
講義とグループ(あるいは個人)での論文作成の2部構成となる。講義で取り扱われたトピックスを参考にしながら、グループ(あるいは個人)で論文を一つ完成させる。その論文の作成段階において、中間発表、最終発表、2つのプレゼンテーションもグループ(あるいは個人)で課される。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 コース説明 コースの進め方、成績評価法等 特になし handout #1
第2回 場所:中央図書館
図書館研修
国内外の論文検索の方法 予復習学修時間目安:3〜6時間文献検索と文献リストの作成 handout #2(図書館研修資料)
第3回 日英語の主語の特性について
(グループの決定)
主語を省略できる言語、できない言語 復習学修時間目安:3〜6時間
handout #3
第4回 日英語の動詞の特性について 動詞が含む要素は? 予復習学修時間目安:3〜6時間
グループ研究論文執筆の準備
handout #4
第5回 日英語の時制の特性について
(テーマの決定)
日英語で時制の使い方が同じでしょうか? 予復習学修時間目安:3〜6時間
グループ研究論文執筆の準備
handout #5
第6回 言語調査における諸注意 研究の成功、不成功は、調査の準備にあり。 予復習学修時間目安:3〜6時間
グループ研究論文執筆の準備
handout #6
第7回 日英語の省略現象について 世界の言語の削除構文を見てみよう。 予復習学修時間目安:3〜6時間
グループ研究論文執筆の準備
handout #7
第8回 アカデミック・プレゼンテーションの方法と注意点 研究者倫理について考える。
研究上、してはいけないこと、しなければならないこと。
予復習学修時間目安:3〜6時間
グループ研究論文執筆の準備
handout #8
第9回 中間発表会(グループ プレゼンテーション1) 他のグループの発表に対して、質問してみよう。 予復習学修時間目安:3〜6時間
グループ研究論文執筆の準備
handout #9: 発表資料
第10回 日英語の文主語について 名詞の主語と文が主語、同じ場所にあるのでしょうか? 予復習学修時間目安:3〜6時間
グループ研究論文執筆の準備
handout #10
第11回 言語学の論文の書き方とWORDの利用法 卒論のために必要なWORDのスキルを知ろう。 予復習学修時間目安:3〜6時間
グループ研究論文執筆の準備
handout #11
第12回 日英語の語順と解釈について 語順が自由な言語と不自由な言語
その原因は?
予復習学修時間目安:3〜6時間
グループ研究論文執筆の準備
handout #12
第13回 日英語の焦点化と題目化について(論文形式提出〆切) 言語におけるフォーカス(焦点)やトピックの役割 予復習学修時間目安:3〜6時間
グループ研究論文執筆の準備
handout #13
第14回 論文へのコメントとディスカッション 最終発表会の準備。 予復習学修時間目安:3〜6時間
グループ研究論文発表の準備
論文形式で書かれたterm paperの提出(締め切りと提出先は授業内で指示)
handout #14
第15回 最終発表会(グループ プレゼンテーション2) 他のクループの発表に対して質問しよう。質問されたことに的確に答えよう。 予復習学修時間目安:3〜6時間
グループ研究論文発表の準備
handout #15: 発表資料
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 10% C: --% D: 30%
成績評価法
中間発表(グループまたは個人)20%
最終発表(グループまたは個人)30%
論文(グループまたは個人)50%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 該当なし ISBN
著者名 出版社 出版年
備考
特になし
参考書にかかわる情報
参考書 書名 『日英比較構文研究』 ISBN 9784758922180
著者名 畠山雄二・本田謙介・田中江扶 出版社 開拓社 出版年 2015
備考
特になし
メッセージ
必要な授業用資料は、修学支援システムアップロードされるので、各自授業で見られるようにすること。教室でのダウンロードはできない可能性があるので、事前にダウンロードするか、印刷して持参するように。
欠格条件あり:4回以上の欠席の場合は、自動的に不可
キーワード
統語論 言語の普遍性と個別性
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
英語学概説(文法と意味)、英語学演習(統語論)
履修条件
英語学概説(文法と意味)を履修していることが望ましいが、後期に履修予定であれば良い。
連絡先
ykueda@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜日13:00〜14:30
(事前にメールにてアポイントメントをとる方が望ましい)

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