開講年度
開講学部等
2025
人文学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
火5~6
演習
2.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1011315016
英語学演習(統語論)[Seminar in English Linguistics (Syntax)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
上田 由紀子[UEDA Yukiko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
上田 由紀子 [UEDA Yukiko]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
ミニマリスト・プログラムに至るまでの統語論の理論研究の変遷を例文と共に理解できるように、重要な論文や専門書を読み進めながら、その中で使用される具体的なデータを中心に、言語分析の方法論と分析可能性を検討する。
授業の到達目標
統語論に関する研究の基盤となる言語理論の枠組みを理解することができる。
ミニマリスト・プログラムの枠組みに至る統語論研究で使用されてきた典型的な表現や専門用語を、日本語と英語で理解し、実際に使用できる。言語データを統語論の視点から観察でき、議論を組み立てることができる。日英語の様々な言語現象に関心を持つことができる。
授業計画
【全体】
英語や母語および世界の諸言語のリテラシー能力を基礎として、言語の諸相を研究する基礎的方法論を修得する(DP)ために、理論言語学分野において重要な論文や専門書を読み進めながら、その中で使用される具体的なデータを中心に、統語論的言語分析の方法論と分析可能性を検討する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
コース説明
成績評価を含むコースの概要説明
特になし
第2回
Configurational languages vs. non-configurational languages
reading assignment箇所についての講義とディスカション
予復習準備学修時間目安:reading assignment 4時間
第3回
EPP satisfaction on T in English and Japanese
reading assignment箇所についての講義とディスカション
予復習準備学修時間目安:reading assignment 4時間
第4回
Wh-movement
reading assignment箇所についての講義とディスカション
予復習準備学修時間目安:reading assignment 4時間
第5回
Quantifier scope
reading assignment箇所についての講義とディスカション
予復習準備学修時間目安:reading assignment 4時間
第6回
Scrambling
reading assignment箇所についての講義とディスカション
予復習準備学修時間目安:reading assignment 4時間
第7回
Wh-feature on T and wh-PP
reading assignment箇所についての講義とディスカション
予復習準備学修時間目安:reading assignment 4時間
第8回
A Summary of Miyagawa (2001)
reading assignment箇所についての講義とディスカション
予復習準備学修時間目安:reading assignment 4時間
第9回
Null argument vs. VP-deletion
reading assignment箇所についての講義とディスカション
予復習準備学修時間目安:reading assignment 4時間
第10回
Sloppy vs. strict reading of null arguments
reading assignment箇所についての講義とディスカション
予復習準備学修時間目安:reading assignment 4時間
第11回
Null arguments in Spanish, Japanese, and English
reading assignment箇所についての講義とディスカション
予復習準備学修時間目安:reading assignment 4時間
第12回
LF-copy Analysis
期末試験課題の提示
reading assignment箇所についての講義とディスカション
期末試験課題の説明
予復習準備学修時間目安:reading assignment 4時間
第13回
Review Session I: EPP充足と数量詞解釈に関する質疑応答
これまでの内容に関する質問とディスカション
予復習準備学修時間目安:4時間
第14回
Review Session II: 音形を持たない文要素の統語論に関する質疑応答
これまでの内容に関する質問とディスカション
予復習準備学修時間目安:4時間
第15回
the wrap-up session
期末課題の解説及びコースの総括
予復習準備学修時間目安:4時間
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 25% C: --% D: --%
成績評価法
期末試験 100%
教科書にかかわる情報
備考
特になし
論文のコピーを修学支援システムによりファイルで配布
参考書にかかわる情報
備考
Miyagawa, Shigeru. 2001. The EPP, Scrambling, and Wh-in-Situ. KEN HALE: A Life in Language. The MIT Press.
メッセージ
英語学概説(文法と意味)を履修していることが望ましい。
必要な授業用資料は、全て修学支援システムにアップロードする。授業で扱う箇所は、2週間前にアップロードするので、授業までに目を通しておくようにして下さい。各自がダウンロードし、授業中閲覧できるようにしておくこと。授業中にダウンロードはできないこともあるので、ダウンロードは事前にしておくようにして下さい。
キーワード
統語論
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
英語学概説(文法と意味)、英語学特殊講義(統語論)
履修条件
英語学概説(文法と意味)を履修していることが望ましい。後期に履修予定の場合はそれでも良い。
連絡先
ykueda@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜日 13:00〜14:30
(事前にメールにてアポイントメントをとることが望ましい)
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