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メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。 メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
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人が生まれてから死に至るまでの間には,さまざまな出来事が起きます。この生涯にわたる発達の心理学について学びます。発達の過程は順調であるとばかりは限りません。つまづきもあるものです。時には,不適応の状態に至ることもあるでしょう。学校をめぐる不適応についても注目されているところです。このような事柄についても学びます。 なお,講義には, 障がいのある幼児,児童および生徒の心身発達および学習過程について学ぶことも含まれています。 【講義前半】:より包括的な観点から人をとらえるための発達理論を学びます。これは、教育場面において、児童・生徒間の関係特徴を理解するための基礎的な視点となります。さらに、保護者と児童・生徒との関係理解の基礎にもなります。 【講義後半】:幼児期から老年期にいたるまでの人間の心身の発達過程を学習します。児童期における社会性や動機づけの発達と青年期におけるアイデンティティ確立に関する理解を深めることで,児童期や青年期特有の心理的特徴を理解します。
この授業は,教科書を用いて授業を行います。教科書の理解の補助のためにパワーポイント等を用いることがあります。 この授業では,心理学に関するキーワードを学習するために,ペアやグループでのワークを行ったり,アンケートなどを用いた自己理解と他者理解を行います。また,修学支援システムやムードル等を用いた自宅での宿題を課すことがあります。
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1.認知機能の発達及び感情・社会性の発達を理解する。 2.自己と他者の関係のあり方と心理的発達を理解する。 3.誕生から死に至るまでの生涯における心身の発達を理解する。 4.発達障害等非定型発達についての基礎的知識及び考え方を理解する。 5.高齢者の心理を理解する。
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発達についての基本的な視点やこれまでの知見について概説する。 さらに、障害のある幼児、児童、生徒の心身の発達及び学習の過程についても講義する。 特に講義前半では個別性を重視した領域について学ぶ。質的アプローチに基づく発達理解も含めて学びます。 さらに講義後半では、教育的観点も考慮し講義を展開する。実証的アプローチにもとづく発達の理解も含めて学びます。
多様な学生に向けた視聴覚教材や授業方法等の情報 ・この授業では教科書を使います ・動画を視聴する ・パワーポイントを使用する ・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する ・必要に応じて授業時間外に自宅等で行うための課題を出します
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第1回
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発達からみた自分
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履修に関する留意事項の説明・講義の概要
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第3回
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一生涯の発達モデル
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エリクソンの発達モデル(個体発達分化の図式)について(不適応状態との関連も含む。不登校など)。
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第4回
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発達の間をつなぐもの:移行対象
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移行対象・ファンタジー(健康な発達に必要なもの。急激な変化(喪失)と後の問題行動との関連性も含む。
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第5回
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アタッチメント(虐待との関連,発達障がいの子どものアタッチメントについても含む)
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人と人との関係の発達
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第6回
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ジョイント・アテンション(共同注意)
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他者と注意を合わせること、言語獲得への貢献。(聴覚的障がいと喃語の特徴も含む)。
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第7回
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他者の心的世界の理解
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・心の理論とメンタライゼーション ・また、グループワークにより、講義前半で自ら学んだことについてグループで議論を行います。
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第8回
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前半の振り返りとまとめ 試験(講義前半分について)
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講義前半部分のふりかえり。
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第9回
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後半のオリエンテーション 発達における学習
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学習心理学概論 ・講義資料を修学支援システムに掲載します ・講義資料の学習と関連する資料の学習を合わせて1コマ分の学習とします
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第10回
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幼児期から児童期の認知発達理論1
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ピアジェの認知発達理論概論 数量的概念の発達 ・講義資料を修学支援システムに掲載します ・講義資料の学習と関連する資料の学習を合わせて1コマ分の学習とします
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第11回
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幼児期から児童期の認知発達理論2
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言語の発達 ・講義資料を修学支援システムに掲載します ・講義資料の学習と関連する資料の学習を合わせて1コマ分の学習とします
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第12回
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幼児期から児童期の認知発達理論3
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素朴概念,科学的概念の発達 発見学習 ・講義資料を修学支援システムに掲載します ・講義資料の学習と関連する資料の学習を合わせて1コマ分の学習とします
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第13回
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児童期から青年期の認知発達理論1
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学習動機づけの諸理論1 ・講義資料を修学支援システムに掲載します ・講義資料の学習と関連する資料の学習を合わせて1コマ分の学習とします
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第14回
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児童期から青年期の認知発達理論2
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学習動機づけの諸理論2 ・講義資料を修学支援システムに掲載します ・講義資料の学習と関連する資料の学習を合わせて1コマ分の学習とします
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第15回
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児童期から青年期の社会性の発達
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友人関係の発達,アイデンティティ形成 ・講義資料を修学支援システムに掲載します ・講義資料の学習と関連する資料の学習を合わせて1コマ分の学習とします
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第16回
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児童期から青年期の社会性の発達/試験
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規範意識の発達理論,情報モラル教育 ・講義資料を修学支援システムに掲載します ・講義資料の学習と関連する資料の学習を合わせて1コマ分の学習とします
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第17回
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実施しません(17回目〜30回目)
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実施しません(17回目〜30回目)
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※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注 ・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。 ・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。 【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
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A: 20% B: 10% C: --% D: --%
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小テスト、宿題、学期末の筆記テストで評価します。 小テスト 10%,宿題 10%、学期末の筆記テスト 80%
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備考
関連資料を授業時に配布することがあります。教科書を用いて授業を進める場合,事前に教科書の情報をお伝えします。
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キーワードコレクション発達心理(改訂版)
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4788508923
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安藤 寿康 (著), 岡本 祐子 (著), 下山 晴彦 (著), 遠藤 利彦 (著), 河合 優年 (著), 子安 増生 (編
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新曜社
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2004
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備考
・講義により積極的に関与するよう、講義内で受講生間の意見交換を行い、全体にフィードバックする時間を確保します(修学支援システムの【授業内アンケート】への記入と公開のシステムも利用します)。 ・十分な予習のもと積極的に授業に参加してください。 ・講義科目ですが、適宜ワークショップ形式の演習を含みます。その他、e-learningシステムを利用することがあります。
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【注意事項】:初回の講義でオリエンテーションをに実施します。必ず出席し授業の進行や試験の受験資格について確認してください。テキストは書店での取り寄せを依頼しますので販売場所は講義でお知らせします。各自で購入し準備してください。講義の際の私語や飲食、他の受講学生に迷惑となる行為は禁じます(目に余る行為が継続する場合は、講義の受講はお断りします。講義には真剣にのぞんでください)。 【メッセージ】:家族や友達など他者との関係,学校教育の中での自分,将来の自分像など,さまざまな自己の体験も振り返りながら講義に参加してください。 事前学習として,テキストの該当部分を読んでおいてください。事後学習として,講義内容の復習を行い,発展的な文献を読んだり,日常生活のなかでも発達心理学的視点と関心を向けて,とらえてみてください。 遅刻は欠席に相当する扱いとします。
この授業は,教科書を用いて授業を行います。教科書の理解の補助のためにパワーポイント等を用いることがあります。 この授業では,心理学に関するキーワードを学習するために,ペアやグループでのワークを行ったり,アンケートなどを用いた自己理解と他者理解を行います。また,修学支援システムやムードル等を用いた自宅での宿題を課すことがあります。
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生涯発達,他者との関係の中での発達, 人間の発達、学習、思考、パーソナリティ、情緒、個性化と社会化
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(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。 |
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。 |
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。 |
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。 |
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。 |
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。 |
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沖林:yoki@yamaguchi-u.ac.jp
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授業後のコマを予定:講義内での積極的な議論,質問を歓迎します。質問があるときには,担当者に大学メールから連絡を取ってください。
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