開講年度
開講学部等
2026
ひと・まち未来共創学環
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
金7~8
5.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1012221090
「安全・安心なまちづくり」の心理学(司法・犯罪心理学)
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
宮田 和佳
ー
担当教員[ローマ字表記]
宮田 和佳, 佐竹 圭介
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
「社会」の安全・安心に関して、①統計資料から犯罪・非行の現状を概観し、②犯罪や非行に関する刑事裁判や少年審判等の法制度を学び、さらに犯罪心理学の視点から③犯罪・非行とは何かを考え、犯罪・非行に至るメカニズムを検討してその動機や背景となる要因について理解し、④矯正、更生保護等の領域における更生、再犯防止のための心理的支援等について学ぶ。加えて、⑤犯罪被害者等の心理や法的な立場等について学び、心理的支援を含めた被害者支援の方策について学ぶ。
「家庭」の安全・安心に関して、①統計資料から「家族」の変化を概観し、家族、親子についての法制度を学び、さらに司法心理学の視点から②家族や親族の間の紛争等に対する家庭裁判所の役割や手続を学び、③未成年の子どもがいる家庭の紛争等について、紛争下の親や子どもの心理等を検討し、その心理的支援について考える。令和8年施行の親族法(離婚時の共同親権制度等)についても触れたい。加えて、④「児童虐待」の実情等について学び、必要な心理的支援を考える。
なお、講師は家庭裁判所調査官として長年の勤務経験があり、その実務経験を踏まえて、少年審判制度や家事審判・家事調停・人事訴訟の審理手続における家庭裁判所の司法的機能と福祉的機能について詳述する予定。
授業の到達目標
1.犯罪・非行、犯罪被害及び家事事件についての基本的知識を理解する。
2.少年犯罪・非行及び家事事件に関わる関係機関及び法制度について理解する。
3.司法・犯罪分野における問題に対して必要な心理的支援を理解する。
4.司法・犯罪心理学に関連するデータ分析・活用について理解する。
授業計画
【全体】
本講義では、講義による基礎知識の習得を土台とする。その上で、事前学習を求めた場合はそれらも踏まえて、授業ごとにグループ(5,6人程度)を組んでバズセッション等で討議しながら考察を深め、各グループの意見発表等を通じて総合的な理解を深めていきたい。事前学習は、統計資料のデータ収集や参考書等を踏まえた社会制度等の予備的学習を予定している。授業内容についての適宜に小レポート作成、提出を求めたい。
授業形態:単独
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
イントロダクション
「犯罪・非行」、「家庭内紛争」についてのイメージ、私見等を求め、本講義の目的と概要について確認、共有する。
配布した講義資料等を参照し、授業計画に沿って講義内容を予習及び復習する(目安4時間以上)
第2回
犯罪・非行の現状
事前に犯罪白書等の統計データを収集し、それらを踏まえて日本の犯罪・非行の量的変化と現状を把握する。
統計データや配布した講義資料等を参照し、授業計画に沿って講義内容を予習及び復習する(目安4時間以上)
第3回
法制度上の「犯罪」及び「非行」
刑法・特別法、少年法等に定められた「犯罪」、「非行」の成立について学習する。
配布した講義資料等を参照し、授業計画に沿って講義内容を予習及び復習する(目安4時間以上)
第4回
刑事裁判制度
「犯罪」の捜査、起訴、刑事裁判の手続過程を学習し、そこに関与する心理職等の役割について考察する。
配布した講義資料等を参照し、授業計画に沿って講義内容を予習及び復習する(目安4時間以上)
第5回
少年審判制度
少年法の理念を含めて「非行」の送致・立件、少年審判の手続を学習し、関与する心理職等の役割を考察する。
配布した講義資料等を参照し、授業計画に沿って講義内容を予習及び復習する(目安4時間以上)
第6回
犯罪心理学による犯罪研究
事前学習を含めて犯罪心理学の犯罪研究の歴史を確認し、代表的な視点、理論を学習する。
配布した講義資料等を参照し、授業計画に沿って講義内容を予習及び復習する(目安4時間以上)
第7回
BPSモデルを活用した犯行メカニズムの解明
犯罪・非行のメカニズムの総合的な分析法としてのBPSモデルを活用したケース分析を学習する。
配布した講義資料等を参照し、授業計画に沿って講義内容を予習及び復習する(目安4時間以上)
第8回
各犯罪類型とその支援
幾つかの犯罪類型についてその特徴を学び、心理的支援等を検討する。
配布した講義資料等を参照し、授業計画に沿って講義内容を予習及び復習する(目安4時間以上)
第9回
犯罪被害者等の被害実情及びその支援
犯罪被害者等の法的立場や心理等について学び、心理等支援を含めて、その支援の在り方について検討する。
配布した講義資料等を参照し、授業計画に沿って講義内容を予習及び復習する(目安4時間以上)
第10回
行刑及び矯正教育の機関及び制度
再犯防止、更生のための収容処遇などについて学び、そこで関与する心理職等の役割について考察する。
配布した講義資料等を参照し、授業計画に沿って講義内容を予習及び復習する(目安4時間以上)
第11回
更生保護の機関及び制度
再犯防止、更生のための更生保護の制度について学び、そこで関与する心理職等の役割について考察する。
配布した講義資料等を参照し、授業計画に沿って講義内容を予習及び復習する(目安4時間以上)
第12回
「家庭」の変化
事前に「家族」に関する統計データを収集し、それらを踏まえて「家庭」像の変化と現状を考察する。
統計データや配布した講義資料等を参照し、授業計画に沿って講義内容を予習及び復習する(目安4時間以上)
第13回
家庭裁判所の役割
家族、親族の紛争についての家庭裁判所の役割、各種事件手続を学ぶ。
配布した講義資料等を参照し、授業計画に沿って講義内容を予習及び復習する(目安4時間以上)
第14回
家庭内の紛争下の子ども
父母等の紛争下での、父母や未成年の子どもの心理等及び心理的支援の在り方について考察する。
配布した講義資料等を参照し、授業計画に沿って講義内容を予習及び復習する(目安4時間以上)
第15回
児童虐待
事前に「児童虐待」に関する統計データを収集し、それらを踏まえて「児童虐待」の実情を把握する。
統計データや配布した講義資料等を参照し、授業計画に沿って講義内容を予習及び復習する(目安4時間以上)
第16回
期末試験
本講義で学んだ司法・犯罪心理学についての基本知識及びそれに対する考察等を問う。
試験前に本講義の復習をしておく。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 30% C: --% D: 20%
成績評価法
授業取組の意欲・態度(討議、発表等)20%、学期末の筆記テスト50%、小レポート30%
教科書にかかわる情報
備考
ありません。ただし、参考書は下記に挙げます。また、プリントも適宜に配布する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
司法・犯罪心理学
ISBN
9784866161761
著者名
岡本吉生編
出版社
遠見書房
出版年
2023
参考書
書名
司法・犯罪心理学
ISBN
9784065174869
著者名
原田隆之編著
出版社
講談社
出版年
2022
参考書
書名
司法・犯罪心理学
ISBN
9784641184510
著者名
藤岡淳子編
出版社
[有斐閣]
出版年
2020
備考
統計データのうち基本的データは、講師が指定して、事前に各自でデータ収集等をしてもらいます。
メッセージ
この講義は、司法・犯罪心理学に関する講義を中心に、事前学習の結果発表やグループでのバズセッションを組みあわせます。事前準備及び授業出席は意欲的に行うようにお願いします。
キーワード
実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
録音、録画等は禁止する。
連絡先
各授業の終了時に、相談の予約を申し出ること(同授業の内容には限らない。)。
オフィスアワー
各授業の終了時に、相談の予約を申し出ること(同授業の内容には限らない。)。金曜日の9限目相当の時間(16:20-17:10)
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