開講年度
開講学部等
2026
ひと・まち未来共創学環
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
火7~8
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1012221130
神経・生理心理学
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
美津島 大[MITSUSHIMA Dai]
ー
担当教員[ローマ字表記]
美津島 大 [MITSUSHIMA Dai], 木田 裕之 [KIDA Hiroyuki], 石川 淳子 [ISHIKAWA Junko], 服部 稔, 佐竹 圭介
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本授業は、知覚・感情・記憶・動機づけなどの人間の生理的機能(心理的機能)を、脳神経系の構造と機能、および生理学的反応の機序と関連づけて理解し、行動や症状を生物学的基盤に基づいて説明できる基礎力を身につけることを目的とする。あわせて、高次脳機能障害や認知症を含む臨床的課題に対して、神経・生理心理学の知見を踏まえた心理的支援の考え方を理解し、支援実践へ接続する視点を養う。授業では、まず脳神経系の基本構造と機能、神経情報処理の基礎を学び、知覚・感情・記憶・動機づけ等の生理的機能がどのように成立するかを整理する。次に、自律神経系や内分泌反応などの生理学的反応の仕組みを扱い、ストレス反応を含む代表的な生理反応を理解する。さらに、運動などの行動的機能を支える神経系の働きにも触れ、心理的機能—行動—生理反応を統合的に捉える枠組みを学ぶ。最後に、高次脳機能障害や認知症の基本的理解を踏まえ、評価の考え方と心理的支援の要点を取り上げ、日常場面および臨床場面での理解と支援に活かす視点を身につける。
(オムニバス方式/全8回)
授業の到達目標
1.人間の生理的機能(知覚、感情、記憶、動機づけなど)について理解する。
2.人間の行動的機能(運動など)を司る基盤となる神経系(主に脳神経系)の構造と機能について理解する。
3.人間の生理学的反応の機序について理解する。
4.高次脳機能障害や認知症などの心理的支援について理解する。
授業計画
【全体】
8回の講義である。脳神経系の基本構造と機能、神経情報処理の基礎を学ぶ。続いて、知覚・感情・記憶・動機づけなどの心理的機能と、それに関わる脳の働きを整理し、ストレス反応を含む生理反応(自律神経系・内分泌反応等)の機序を理解する。あわせて、脳波や脳画像など代表的な研究・測定法の概要と解釈上の注意点を扱う。後半では、運動などの行動的機能を支える神経系の働きも取り上げ、心理的機能—行動—生理反応を統合的に捉える視点を養う。最後に、高次脳機能障害や認知症を中心に、症状理解等の心理的支援の要点を学ぶ。
本講義は第1回〜第4回は対面もしくはオンライン、第5回〜第8回は後期集中講義時期に実施する。
なお、第1回〜第4回の開講日については、講義内もしくは教務システム等を用いて都度指示するため、定期的に確認すること。
担当形態:オムニバス
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
神経系について
中枢神経系と末梢神経系の構造と機能
講義内容を復習して理解してください。脳機能を理解する基盤となります。
美津島大
第2回
脳神経系の構造及び機能①
ニューロン、シナプス
講義内容を復習して理解してください。脳機能を理解する基盤となります。
美津島大
第3回
脳神経系の構造及び機能②
感覚・知覚・運動系
講義内容を復習して理解してください。脳機能を理解する基盤となります。
木田裕之
第4回
脳神経系の構造及び機能③
記憶・感情・動機づけ等の生理的反応の機序
講義内容を復習して理解してください。脳機能を理解する基盤となります。
石川淳子
第5回
高次脳機能障害(1) 定義とその原因
高次脳機能障害の定義と全体像を整理し、原因(脳血管障害など)と経過を概説します。
配布した講義資料等を見直し、復習してください(目安:2時間以上)
服部稔(集中講義)
第6回
高次脳機能障害(2) 失語
失語の基礎を押さえ、主要類型(ブローカ失語、ウェルニッケ失語、伝導失語など)の特徴を学びます。
配布した講義資料等を見直し、復習してください(目安:2時間以上)
服部稔(集中講義)
第7回
高次脳機能障害(3) 失行・失認
失行(観念運動失行失行)と失認(半側空間無視等)の概念と病巣・症状の対応を学びます。
配布した講義資料等を見直し、復習してください(目安:2時間以上)
服部稔(集中講義)
第8回
認知症
認知症の定義、主な原因疾患(アルツハイマー型、血管性、レビー小体型、前頭側頭型等)の特徴を学びます。
配布した講義資料等を見直し、復習してください(目安:2時間以上)
服部稔(集中講義)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
本講義は前半と後半に分かれるため、成績評価については、#1および#5にそれぞれ提示する。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
神経・生理心理学 : 脳から心を理解する
ISBN
9784623087112
著者名
中島恵子, 矢島潤平編著
出版社
ミネルヴァ書房
出版年
2022
備考
服部稔 #5〜#8では必要な資料はpdfで配布します。資料をpdfで配布するためラップトップPCやタブレット(iPad)などを持参してください
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
服部稔(非常勤講師) :実務経験内容:公認心理師・臨床心理士として心理臨床を行なっています。また日本医学教育学会認定医学教育専門家として医学教育に携わっています。この経験を活かし、この授業では多様な専門職との連携が求められる現場を念頭に置き、実臨床で起きる事例を提示し基礎と臨床を結びつけやすいように説明していきます。
キーワード
中枢神経系;末梢神経系;ニューロン;シナプス;高次脳機能障害;認知症;うつ;運動障害
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
中学校や高校の生物における神経系に関する知識を必要とする。
本講義は第1回〜第4回は対面もしくはオンライン、第5回〜第8回は後期集中講義時期に実施する。
なお、第1回〜第4回の開講日については、講義内もしくは教務システム等を用いて都度指示するため、定期的に確認すること。
連絡先
美津島大 メールアドレス mitsu@yamaguchi-u.ac.jp
木田裕之 メールアドレス h-kida@yamaguchi-u.ac.jp
石川淳子 メールアドレス junko-lc@yamaguchi-u.ac.jp
服部稔 メールアドレス m-hattori@hiroshima-u.ac.jp
オフィスアワー
美津島大、木田裕之、石川淳子 宇部市の小串キャンパスに在籍しています。オフィスアワーは平日日中になりますが、メールでの質問はいつでもお送りください。
服部稔 非常勤講師のためオフィスアワーはありません。連絡する必要がある場合は上記のメールアドレスにお願いいたします。
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