タイトル

開講年度 開講学部等
2025 人文学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 金7~8 演習 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1012310023 情報処理(言語情報)[Information Processing (Language)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
乾 秀行[INUI Hideyuki]
担当教員[ローマ字表記]
乾 秀行 [INUI Hideyuki]
特定科目区分   対象学生 人文学部正規生のみ 対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
 言語学の卒業論文を読んでまとめて発表することを通して、言語学の研究テーマの見つけ方、データの集め方、論文の書き方について指導します。論文作成の技術面では、TeXとよばれるツールを使って、様々な言語の文字や国際音声字母(IPA)の入力方法、例文の出し方(グロス付)、引用の仕方、図表の載せ方、参照文献の作り方などを具体的に学習していきます。発表者が20~30枚程度の卒業論文を8枚にまとめ、それを全員で討論することで、言語学分野で卒業論文を書く上での目標ラインを知ることができるでしょう。

研究テーマの例:
「京都方言の外来語アクセント~平進式と上昇式の検証~」
「格序列の原理~文法的ストラテジーによる役の割振りと格標示~」
「会話テキストにおける情報伝達と話題転換の構造分析」
「程度をあらわす形容詞の認知メカニズムに関する通言語的考察」
「テンス体系におけるremoteness distinction~時間指示のストラテジー~」
「中国語の機能語に見られる膠着性~軽声出現メカニズムからの検証~」
「情報構造から見た適用態の機能~周辺項から中心項への昇格による焦点交替~」
「関係節の概念の再定義~名詞化機能との比較検証~」
「オーストロネシア諸語の題目標識に関する名詞句の役割~動詞初頭型言語の定性と語順~」
授業の到達目標
1.適切な言語データの取り扱い方について理解する。2.卒業論文に繋がるような比較的長いレポートが書けるようになる。3.言語学の論文の書き方をマスターする。
授業計画
【全体】
 研究テーマの見つけ方、集めたデータの処理の仕方、論文の構成などを実践的に勉強していきます。授業中は研究テーマについて全員で自由にディスカッションします。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション 授業内容、授業の進め方、成績評価法の説明 TeXを使って発表資料を作る。
授業計画に沿って、準備学習2時間と複数2時間を行う。
第2回 発表 卒業論文の研究テーマについて議論する TeXを使って発表資料を作る。
授業計画に沿って、準備学習2時間と複数2時間を行う。
第3回 発表 卒業論文の研究テーマについて議論する TeXを使って発表資料を作る。
授業計画に沿って、準備学習2時間と複数2時間を行う。
第4回 発表 卒業論文の研究テーマについて議論する TeXを使って発表資料を作る。
授業計画に沿って、準備学習2時間と複数2時間を行う。
第5回 発表 卒業論文の研究テーマについて議論する TeXを使って発表資料を作る。
授業計画に沿って、準備学習2時間と複数2時間を行う。
第6回 発表 卒業論文の研究テーマについて議論する TeXを使って発表資料を作る。
授業計画に沿って、準備学習2時間と複数2時間を行う。
第7回 発表 卒業論文の研究テーマについて議論する TeXを使って発表資料を作る。
授業計画に沿って、準備学習2時間と複数2時間を行う。
第8回 発表 卒業論文の研究テーマについて議論する TeXを使って発表資料を作る。
授業計画に沿って、準備学習2時間と複数2時間を行う。
第9回 発表 卒業論文の研究テーマについて議論する TeXを使って発表資料を作る。
授業計画に沿って、準備学習2時間と複数2時間を行う。
第10回 発表 卒業論文の研究テーマについて議論する TeXを使って発表資料を作る。
授業計画に沿って、準備学習2時間と複数2時間を行う。
第11回 発表 卒業論文の研究テーマについて議論する TeXを使って発表資料を作る。
授業計画に沿って、準備学習2時間と複数2時間を行う。
第12回 発表 卒業論文の研究テーマについて議論する TeXを使って発表資料を作る。
授業計画に沿って、準備学習2時間と複数2時間を行う。
第13回 発表 卒業論文の研究テーマについて議論する TeXを使って発表資料を作る。
授業計画に沿って、準備学習2時間と複数2時間を行う。
第14回 発表 卒業論文の研究テーマについて議論する TeXを使って発表資料を作る。
授業計画に沿って、準備学習2時間と複数2時間を行う。
第15回 発表 卒業論文の研究テーマについて議論する TeXを使って発表資料を作る。
授業計画に沿って、準備学習2時間と複数2時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 50% C: --% D: 50%
成績評価法
プレゼンテーション、学期末のレポートで評価します。
プレゼンテーション 50%、学期末のレポート 50%
教科書にかかわる情報
備考
言語学研究室の過去の卒業論文
参考書にかかわる情報
備考
授業中に適宜提示。
メッセージ
言語学分野の先取り履修科目にあたる授業です。言語学分野では、日常的に授業の課題などの文書作成に関して、効率よく論理的な文章が書けるようになるために、「TeX(テフ、あるいはテック)」と呼ばれる特別な組版ソフトを使います。
キーワード
言語学、TeX、IPA、文字、例文、グロス、図表、引用、参照文献
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
言語学概論(音韻・形態・統語)、言語学概論(意味・類型・歴史)、言語類型論、音声学、言語と人間
履修条件
言語学分野3年生と一緒に、最終的に言語学分野を希望した2年生を対象に授業を行います。
連絡先
inui@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
ゼミ用LINE使用。木金のゼミの授業前後。

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