タイトル

開講年度 開講学部等
2025 人文学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期集中 集中 演習 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1012310029 野外調査[Field Survey] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
池田 勇太[IKEDA Yuta]
担当教員[ローマ字表記]
池田 勇太 [IKEDA Yuta]
特定科目区分   対象学生 人文学部正規生のみ 対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
歴史学の学びには、現地を歩き、あるいは現物の歴史資料に触れることで得られる発見が多くある。歴史学の研究においては、文字だけでは得がたい情報をも読み取り、盛り込むことで、文字情報のみに基づいて叙述されるよりも、ずっと立体的な歴史像を描くことが可能となる。
 この授業では、受講生が主体となって各地の博物館や史跡等を調査・見学する計画を立て、事前調査に基づいて現地を踏査したり、歴史資料を実見したり、博物館の方から説明を聞いたりして、学びを深めていく。受講生は、各自が専門とする時代(古代・中世・近世・近現代)毎にグループに分かれ、調査旅行の計画立案から下調べ、プレゼンテーション、パンフレットの作成、現地での解説などを行う。
 なお、日本史実習の授業と共同で実施する。
授業の到達目標
調査報告書など史跡や地域史に関わる学術的文献や史料を探し出すことができる。調査内容を学術的に正確に理解することができる。史跡を歩き、現物史料・資料を見ることから多くの気づきを得ることができる。調査地に関して多様な関心を抱き、複数の観点から対象の歴史を見ることができる。旅行が自他ともに素晴らしい経験となるように熱意をもって尽力できる。
授業計画
【全体】
今年度の史跡見学等の実習対象とする地域について、まずは受講者全員での協議で決める。対象地域の選定後は、グループに分かれ、グループごとのテーマに沿って事前調査を重ね、プレゼンテーションをおこなう。調査旅行の計画立案もおこない、パンフレットを作成する。以上を通じて、対象地域とその歴史に関する多角的な情報を事前に共有する。これを踏まえて現地では、担当者が解説しながら、史跡の踏査や歴史資料の実見を通して、対象地域の歴史を体感する。なお、授業に参加するまでに、十分な史料読解能力・発掘調査報告書理解力を身につけておくこと【重要】。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス、グループ分け この授業の概要・評価方法等を確認した上で、グループ分けをおこなう。 各グループの連絡網の構築、今年度の実習対象候補地の選定と報告準備(2時間程度)。
第2回 実習対象候補地とその史跡に関する報告、および対象地の決定 各グループが推奨する実習対象候補地ごとに、主要な史跡等に関するプレゼンテーションをおこなった上で、実習対象地を決定する。
実習対象地の史跡等について、各グループのテーマごとの事前調査を本格化させ、報告準備をおこなう(2時間程度)。
第3回 各グループでの下調べ(第1次作業) 各グループのテーマごとに下調べをおこなう。 各グループのテーマごとに下調べの続きをおこなう(2時間程度)。
第4回 各グループでの下調べ(第2次作業) 各グループのテーマごとに下調べの続きをおこない、途中経過報告の準備をおこなう。
各グループのテーマごとに下調べと報告準備の続きをおこなう(2時間程度)。
第5回 調査の途中経過報告
調査の途中経過報告をおこなう。 各グループのテーマごとに調査の準備をおこなう(2時間程度)。
第6回 各グループでの調査の本格化(第1次作業) 各グループのテーマごとに調査をおこなう。 各グループのテーマごとに調査の続きをおこなう(2時間程度)。
第7回 各グループでの調査の本格化(第2次作業) 各グループのテーマごとに調査の続きをおこなう。
各グループのテーマごとに調査の続きをおこなう(2時間程度)。
第8回 各グループでの調査の本格化(第3次作業) 各グループのテーマごとに調査の続きをおこなうとともに、口頭発表の準備をおこなう。
各グループのテーマごとに調査と発表準備の続きをおこなう(4時間程度)。
第9回 調査の報告(A班・B班)、および質疑応答 A班・B班は口頭発表をおこなう。全体での質疑応答を通じて相互の理解を深める。
A班・B班は報告書の準備を進める(3時間程度)。他班は調査と発表準備の続きをおこなう(3時間程度)。
第10回 調査の報告(C班・D班)、および質疑応答 C班・D班は口頭発表をおこなう。全体での質疑応答を通じて相互の理解を深める。
A班~D班は報告書の準備を進める(3時間程度)。他班は調査と発表準備の続きをおこなう(3時間程度)。
第11回 調査の報告(E班・F班)、および質疑応答 E班・F班は口頭発表をおこなう。全体での質疑応答を通じて相互の理解を深める。
A班~F班は報告書の準備を進める(3時間程度)。他班は調査と発表準備の続きをおこなう(3時間程度)。
第12回 調査の報告(G班・H班)、および質疑応答 G班・H班は口頭発表をおこなう。全体での質疑応答を通じて相互の理解を深める。
A班~H班は報告書の準備を進める(3時間程度)。他班は調査と発表準備の続きをおこなう(3時間程度)。
第13回 調査の報告(I班・J班)、および質疑応答 I班・J班は口頭発表をおこなう。全体での質疑応答を通じて相互の理解を深める。
各班で報告書の準備を進める(3時間程度)。
第14回 調査報告書の作成 報告書の作成を進める。
報告書の分担執筆を進める(3時間程度)。
第15回 調査報告書の完成 報告書の完成にむけて執筆を進める。
報告書の分担執筆を完成させる(4時間程度)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 25% B: 25% C: 25% D: 25%
成績評価法
授業外レポート(40%)、授業中の発表(40%)、授業への参加度(20%)で評価します。
教科書にかかわる情報
備考
指定しない。
参考書にかかわる情報
備考
それぞれの調査内容に応じて、随時、紹介する。
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
日本史実習
履修条件
連絡先
修学支援システム等から案内する。
オフィスアワー
随時

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