開講年度
開講学部等
2025
人文学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
火7~8
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1012311007
東洋思想史特殊講義(日本古代中世)[Topics in the History of East Asian Thought (Ancient and Medieval Japan)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
柏木 寧子[KASHIWAGI Yasuko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
柏木 寧子 [KASHIWAGI Yasuko]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
古代・中世の日本倫理思想史上の文献をとりあげ、毎回その本文を読み解き、そこで問われている問いを明らかにしつつ、文献との対話を試みる。具体的には、『今昔物語集』本朝仏法部の諸説話を読解し、日本における仏法受容にかかわる思索の跡をたどるとともに、その思索が現在のわれわれに問いかけるものがあるか否か、過去の思索とわれわれとの関わりについても考える。
授業の到達目標
注釈や辞書を参照しつつ、テクスト内容を理解することができる。テクスト内容に関わって自ら問いを立て、さらに読みを深めることができる。自らの関心と触れあう点を見つけ、テクストと対話する意欲をもつことができる。
授業計画
【全体】
毎回いくつかの説話を取り上げ、徹底して内在的に読み解くことを試みます。以下に示す週単位の計画は変更することがあります。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
授業の概要
仏と仏法に関する基礎知識の確認(授業外学修時間の目安:2時間)
第2回
『今昔物語集』本朝仏法部読解(1)
『今昔物語集』の基礎知識、巻第十一・巻第十二
予習または復習(授業外学修時間の目安:4時間)
第3回
『今昔物語集』本朝仏法部読解(2)
巻第十二
予習または復習(授業外学修時間の目安:4時間)
第4回
『今昔物語集』本朝仏法部読解(3)
巻第十三
予習または復習(授業外学修時間の目安:4時間)
第5回
『今昔物語集』本朝仏法部読解(4)
巻第十四
予習または復習(授業外学修時間の目安:4時間)
第6回
『今昔物語集』本朝仏法部読解(5)
巻第十五
予習または復習(授業外学修時間の目安:4時間)
第7回
『今昔物語集』本朝仏法部読解(6)
巻第十六
予習または復習(授業外学修時間の目安:4時間)
第8回
『今昔物語集』本朝仏法部読解(7)
巻第十六
予習または復習(授業外学修時間の目安:4時間)
第9回
『今昔物語集』本朝仏法部読解(8)
巻第十七
予習または復習(授業外学修時間の目安:4時間)
第10回
『今昔物語集』本朝仏法部読解(9)
巻第十七
予習または復習(授業外学修時間の目安:4時間)
第11回
『今昔物語集』本朝仏法部読解(10)
巻第十九
予習または復習(授業外学修時間の目安:4時間)
第12回
『今昔物語集』本朝仏法部読解(11)
巻第十九
予習または復習(授業外学修時間の目安:4時間)
第13回
『今昔物語集』本朝仏法部読解(12)
巻第二十
予習または復習(授業外学修時間の目安:4時間)
第14回
『今昔物語集』本朝仏法部読解(13)
巻第二十
予習または復習(授業外学修時間の目安:4時間)
第15回
予備(進度調整)
予備(進度調整)
予習または復習(授業外学修時間の目安:4時間)
第16回
期末レポート作成
期末レポート作成
期末レポートの作成(授業外学修時間の目安:必要なだけ)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業内レポート(コメントシート)50%、期末レポート50%。
教科書にかかわる情報
備考
授業で読むテクストは、毎回修学支援システムで配付します。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
『今昔物語集①』(新編日本古典文学全集35)
ISBN
9784096580356
著者名
馬淵和夫, 国東文麿, 稲垣泰一校注・訳
出版社
小学館
出版年
1999
参考書
書名
『今昔物語集②』(新編日本古典文学全集36)
ISBN
9784096580363
著者名
馬淵和夫, 国東文麿, 稲垣泰一校注・訳
出版社
小学館
出版年
1999
参考書
書名
『今昔物語集③』(新編日本古典文学全集37)
ISBN
9784096580370
著者名
馬淵和夫, 国東文麿, 稲垣泰一校注・訳
出版社
小学館
出版年
1999
備考
1冊目は巻第十一から第十四、2冊目は巻第十五から第十九、3冊目は巻第二十を収めています。
メッセージ
毎回テキスト読解に取り組みます。共感できるかどうかはともかく、関心や好奇心をもって受講していただくことを希望します。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
履修条件
連絡先
研究室:人文学部研究棟415号室。 E-mail:kashiwg*yamaguchi-u.ac.jp( * を @ に入れ替えてください)。
オフィスアワー
随時。あらかじめメイル等で面会の希望をお知らせください。
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