タイトル

開講年度 開講学部等
2025 人文学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 火9~10 講義 5.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1012311009 宗教学特殊講義[Topics in Religious Studies] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
DJUMALI ALAM[DJUMALI ALAM]
担当教員[ローマ字表記]
DJUMALI ALAM [DJUMALI ALAM]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
 この授業は人文学部2年生から履修できる、「先取履修が可能な専門科目」である。

 今年度の授業は、宗教学における中心的な構想(視点)である「聖俗循環」「カリスマと偶像」「トーテミズム」「生命ネットワーク」「転移」「自然回帰」を、次のような現代人の日常的な諸活動を通して理解と共感してみる、という方式をとる。

⇒子供の遊び
⇒動物園・水族館・サファリランド
⇒遊園地とテーマパーク
⇒コスプレ・異性装・2.5次元舞台
⇒YouTubeとVTuber
⇒人と動物の関係

 授業はペーパーレスで行う。紙媒体の受け渡しを行わない。レジメや資料の配布・配信およびレポートの提出はすべて修学支援システムとGoogle共有ドライブを利用して行う。学生は授業中、レジメ・資料をノートPC上で閲覧できるようにする。また、動画資料を用いる場合が多くあるが、その場合もGoogle共有ドライブを用いて配信・共有する。
授業の到達目標
宗教学・スピリチュアリティ研究の主要な課題について一定の理解と知識を身につけること。個々の宗教的・スピリチュアルな事象について、一定の視点から捉えて分析できるようになること。日常生活における身近な宗教的・スピリチュアルな事象について関心を抱くこと。
授業計画
【全体】
授業は以下の授業計画通り全15回行うが、多少の調整・変更はありうる。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 宗教学(聖俗循環・自然回帰)から見る「子供の遊び」(1) 左のテーマに関する概説と事例の考察 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事後学習4時間
第2回 宗教学(聖俗循環・自然回帰)から見る「子供の遊び」(2) 左のテーマに関する概説と事例の考察 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第3回 宗教学(聖俗循環・自然回帰)から見る「動物園・水族館・サファリランド」(1) 左のテーマに関する概説と事例の考察 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第4回 宗教学(聖俗循環・自然回帰)から見る「動物園・水族館・サファリランド」(2) 左のテーマに関する概説と事例の考察 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第5回 宗教学(聖俗循環・自然回帰)から見る「遊園地とテーマパーク」(1) 左のテーマに関する概説と事例の考察 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第6回 宗教学(聖俗循環・自然回帰)から見る「遊園地とテーマパーク」(2) 左のテーマに関する概説と事例の考察 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第7回 宗教学(聖俗循環・自然回帰)から見る「コスプレ・異性装・2.5次元舞台」(1) 左のテーマに関する概説と事例の考察 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第8回 宗教学(聖俗循環・自然回帰)から見る「コスプレ・異性装・2.5次元舞台」(2) 左のテーマに関する概説と事例の考察 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第9回 宗教学(聖俗循環・自然回帰)から見る「YouTubeとVTuber」(1) 左のテーマに関する概説と事例の考察 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第10回 宗教学(聖俗循環・自然回帰)から見る「YouTubeとVTuber」(2) 左のテーマに関する概説と事例の考察 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第11回 宗教学(聖俗循環・自然回帰)から見る「聖地巡礼とメイドカフェ」(1) 左のテーマに関する概説と事例の考察 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第12回 宗教学(聖俗循環・自然回帰)から見る「聖地巡礼とメイドカフェ」(2) 左のテーマに関する概説と事例の考察 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第13回 宗教学(聖俗循環・自然回帰)から見る「人と動物の関係」(1) 左のテーマに関する概説と事例の考察 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第14回 宗教学(聖俗循環・自然回帰)から見る「聖地巡礼とメイドカフェ」(2) 左のテーマに関する概説と事例の考察 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第15回 振り返り&総括 振り返り&総括 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 25% B: --% C: 25% D: --%
成績評価法
小テスト 30%
グループワークとプレゼンテーション 30%
中間レポートと学期末レポート 40%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は用いない
参考書にかかわる情報
備考
レジメ・資料は数回、授業前日に修学支援システム経由で配布または案内する
メッセージ
宗教学は、宗教の教えや信仰を実践的に学ぶ学問ではなく、いろいろな宗教的/スピリチュアルな事象、人々の多様な精神世界(スピリチュアリティ)を理解しようとする研究分野である。しかしこの場合の理解は、単に客観的な資料や情報を整理したり覚えたりするだけでは、達成できない。宗教学を学ぶには、宗教事象を自分事としてみなし、「感受性」「共感性」「主観性」「個性」「想像力」「感覚」を最大限に活かし、常に自分自身を顧みながら探究する必要がある。といっても、決して難しくて疲れるような探究・学びではない。受講生も教員も、心と思考を閉ざさずにいてさえすれば、それで十分なはず。
キーワード
宗教、宗教学、宗教性、スピリチュアリティ、記号、聖と俗、媒体、擬人化、実体化、生命化、聖俗循環、生命ネットワーク、カリスマ、偶像、キャラクター、遊び、サブカルチャー、アニメ、漫画、映画、人形、アイドル、仮想現実、現実世界、虚構世界、フィクション、VR、Vチューバー、キャラ活、2.5次元、コスプレ、旅、人と動物、象徴界、現実界、自然界、人間界、想像界、精神分析、転移、鏡像段階、イメージ、主体、他者、自我、フロイト、ラカン、無意識、対象、欲望
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • ジェンダー平等を実現しよう
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
宗教学概論、宗教と人間
履修条件
連絡先
ジュマリ・アラム
宗教学研究室(人文学部402号室)
djumali@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時とするが、特に以下の時間帯は質問・相談などの対応が可能(急用で不在になるときもあるが、優先的に学生対応の時間としている):
月曜日5・6時限
火曜日7・8時限
木曜日7・8時限

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