開講年度
開講学部等
2025
人文学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
火9~10
講読
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1012311012
東洋思想史講読(日本近世)[Readings in the History of East Asian Thought (Early-Modern Japan)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
栗原 剛[KURIHARA Go]
ー
担当教員[ローマ字表記]
栗原 剛 [KURIHARA Go]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
西田幾多郎『善の研究』を、演習形式で講読する。いわゆる西田哲学の出発点である当該テクストを読解するとともに、自分なりの理解を論理的に表現し、参加者同士の対話の中で思索を深めることを、授業の目的とする。
授業の到達目標
・西田幾多郎『善の研究』を読み、その内容を理解することが出来る。
・レポーターとして、担当箇所についての自分なりの理解を、論理的に表現することが出来る。
・参加者として、レポーターの見解を積極的に批判し、対話の中で主体的な思索を深めることが出来る。
授業計画
【全体】
第一編「純粋経験」については通読するが、第二編「実在」以降については、重要な章を選んで読解する。
なお、下記のより詳細な予定は、履修者の状況や希望によって変更する場合もあり得る。
・履修者は、毎回決められた範囲について、レポーターとしての報告を輪番で担当する。
・レポーターはレジュメを作成し、それにもとづく口頭発表を行う。
・レポーターの発表を受けて、履修者全員でディスカッションを行う。
・ただし履修者が多い場合には、グループ単位でのディスカッションを組み込む予定である。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
授業の目的・内容・進行についての説明
復習および予習(次回範囲の読解)、次回のレポーターはレジュメの作成と事前提出(授業外学修時間の目安:4~5時間)
第2回
第一編「純粋経験」第一章「純粋経験」
レポーターによる発表と議論
同上
第3回
同上第二章「思惟」
同上
同上
第4回
同上第三章「意志」
同上
同上
第5回
同上第四章「知的直観」
同上
同上
第6回
第二編「実在」第一章「考究の出立点」
同上
同上
第7回
第三編「善」第一章「行為 上」
同上
同上
第8回
同上第ニ章「行為 下」
同上
同上
第9回
同上第三章「意志の自由」
同上
同上
第10回
同上第四章「価値的研究」
同上
同上
第11回
同上第九章「善(活動説)」
同上
同上
第12回
同上第十章「人格的善」
同上
同上
第13回
同上第十一章「善行為の動機(善の形式)」
同上
同上
第14回
同上第十二章「善行為の目的(善の内容)」
同上
同上
第15回
同上第十三章「完全なる善行」
同上
同上
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
・授業内での発表内容(70%)
・授業内での議論への参加度(30%)
・期末レポート(発表を所定の回数担当しなかった者のみ)
教科書にかかわる情報
教科書
書名
『善の研究』
ISBN
9784003312414
著者名
西田幾多郎
出版社
岩波書店(岩波文庫・改版)
出版年
2012
備考
教科書として指定した岩波文庫(改版)については、各自による事前の購入を求めたい。初回のガイダンスでは、参考として講談社学術文庫版のプリントを配布する(予定)。
参考書にかかわる情報
備考
授業内で適宜紹介する。
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
履修条件
連絡先
研究室:人文学部研究棟405号室。 E-mail:kurihara*yamaguchi-u.ac.jp( * を @ に入れ替えてください)。
オフィスアワー
個別に対応します。事前のメール連絡により面会の予約をしてください。
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