タイトル

開講年度 開講学部等
2025 人文学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 月9~10 講読 7.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1012311013 美学・美術史講読(美学)[Readings in Aesthetics and Art History (Aesthetics)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
村上 龍[MURAKAMI Ryu]
担当教員[ローマ字表記]
村上 龍 [MURAKAMI Ryu]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
この授業では、美学上の主要なトピック(美的範疇/美的性質、日常生活、視聴覚文化、文芸・フィクション)にかかわる近年の重要な著作・論文を、日本語で輪読します。
1週で1本のペースを基本とします(著作にかんしては、重要な部分のみを読みます)。
授業の到達目標
文献を批判的に読みこなすことができるようになる。また、そのことをつうじて、自らの興味、関心の幅をひろげる。
授業計画
【全体】
毎週、1人ないし2人の発表者に担当箇所を報告してもらったうえで、全員による討論を行います。
発表者には、原稿の作成とレジュメの準備をお願いすることになります。
その他の受講者にも、かならず該当箇所を事前に読んでおいてもらいます。

項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション 全体への導入 配布資料を精読する。

準備学習1時間と復習1時間
第2回 美的範疇/美的性質(1)―アンリ・ベルクソン『笑い』 発表と討論 文献を精読するとともに、発表原稿やAV資料等を作成する。

準備学習5時間と復習1時間
第3回 美的範疇/美的性質(2)―四方田犬彦『「かわいい」論』 発表と討論 文献を精読するとともに、発表原稿やAV資料等を作成する。

準備学習5時間と復習1時間
第4回 美的範疇/美的性質(3)―津上英輔『あじわいの構造』 発表と討論 文献を精読するとともに、発表原稿やAV資料等を作成する。

準備学習5時間と復習1時間
第5回 日常生活(1)―鷲田清一『ひとはなぜ服を着るのか』 発表と討論 文献を精読するとともに、発表原稿やAV資料等を作成する。

準備学習5時間と復習1時間
第6回 日常生活(2)―渡辺裕『まちあるき文化考』 発表と討論 文献を精読するとともに、発表原稿やAV資料等を作成する。

準備学習5時間と復習1時間
第7回 日常生活(3)―源河亨『「美味しい」とは何か』 発表と討論 文献を精読するとともに、発表原稿やAV資料等を作成する。

準備学習5時間と復習1時間
第8回 視聴覚文化(1)―輪島裕介ほか編『入門 ポピュラー音楽の文化史』 発表と討論 文献を精読するとともに、発表原稿やAV資料等を作成する。

準備学習5時間と復習1時間
第9回 視聴覚文化(2)―藤井仁子編『入門・現代ハリウッド映画講義』 発表と討論 文献を精読するとともに、発表原稿やAV資料等を作成する。

準備学習5時間と復習1時間
第10回 視聴覚文化(3)―吉田寛『デジタルゲーム研究』 発表と討論 文献を精読するとともに、発表原稿やAV資料等を作成する。

準備学習5時間と復習1時間
第11回 視聴覚文化(4)―ヴォルフガング・シヴェルブシュ『鉄道旅行の歴史』 発表と討論 文献を精読するとともに、発表原稿やAV資料等を作成する。

準備学習5時間と復習1時間
第12回 文芸・フィクション(1)―清塚邦彦『フィクションの哲学』① 発表と討論 文献を精読するとともに、発表原稿やAV資料等を作成する。

準備学習5時間と復習1時間
第13回 文芸・フィクション(2)―清塚邦彦『フィクションの哲学』② 発表と討論 文献を精読するとともに、発表原稿やAV資料等を作成する。

準備学習5時間と復習1時間
第14回 文芸・フィクション(3)―大浦康介編『フィクション論への誘い』 発表と討論 文献を精読するとともに、発表原稿やAV資料等を作成する。

準備学習5時間と復習1時間
第15回 文芸・フィクション(4)―西村清和編訳『分析美学基本論文集』 発表と討論 文献を精読するとともに、発表原稿やAV資料等を作成する。

準備学習5時間と復習1時間
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 35% C: --% D: 35%
成績評価法
授業内の発表 50%、授業内のディスカッション 50%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 入門・現代ハリウッド映画講義 ISBN 9784409100240
著者名 藤井仁子編 出版社 人文書院 出版年 2008
教科書 書名 入門ポピュラー音楽の文化史 : 「戦後日本」を読み直す ISBN 9784623097029
著者名 輪島裕介ほか編 出版社 ミネルヴァ書房 出版年 2024
教科書 書名 「美味しい」とは何か : 食からひもとく美学入門 ISBN 9784121027139
著者名 源河亨 出版社 中央公論新社 出版年 2022
教科書 書名 デジタルゲーム研究 ISBN 9784130101578
著者名 吉田寛 出版社 東京大学出版会 出版年 2023
教科書 書名 フィクションの哲学 改訂版 ISBN 9784326154456
著者名 清塚邦彦 出版社 勁草書房 出版年 2017
備考
上記をふくめ、テクストは修学支援システムをつうじて配布します。
参考書にかかわる情報
備考
必要におうじ授業内で指示します。
メッセージ
この授業をつうじて得た知見を、身のまわりの文化的事象に適用・応用することで、おおいに視野が広がるはずです。
キーワード
美的範疇/美的性質、笑い、かわいい、ノスタルジア、日常生活、ファッション、観光、コンテンツ・ツーリズム、食、視聴覚文化、写真、映画、ポピュラー音楽、文化史、デジタルゲーム、視覚文化論、鉄道、フィクション、物語論(ナラトロジー)、クロス・ジェンダード・パフォーマンス(ジェンダー交差歌唱)、意図と解釈
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
感性と表現(現代文化の解読)、哲学と人間、美学・美術史関連の諸科目
履修条件
連絡先
mrkmryu@[山口大学]
オフィスアワー
火曜日の午後をはじめ、随時(事前に連絡のあることが望ましい)

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