開講年度
開講学部等
2025
人文学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
木3~4
演習
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1012311019
東洋思想史演習(日本古代中世)[Seminar in the History of East Asian Thought (Ancient and Medieval Japan)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
柏木 寧子[KASHIWAGI Yasuko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
柏木 寧子 [KASHIWAGI Yasuko]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
東洋思想史(日本古代中世)分野におけるテーマで卒業論文執筆をめざす学生、日本倫理思想史研究を志す学生が、研究の諸過程を知り、実践的に訓練を重ね、研究活動に必須の基礎力を養えるよう指導します。受講者は交代で当番となり、自身のテーマにかかわるテクストについて研究発表するとともに、互いの研究報告を聞き議論しあって、読解・思考・表現力を鍛えます。教員は古代中世の思想を専門としますが、近世以降の思想を研究対象とする学生についても、専門とする教員の協力を仰ぎつつ、同様に指導します。
授業の到達目標
テクスト/他者の思考内容を理解することができる。テクスト/他者の思考内容に関わって自ら問いを設定し、筋道立ててその問いを追究することができる。自らが真に関心をもって読むことのできるテクストを選ぶことができる。テクスト/他者と対話する意欲をもつことができる。テクスト/他者に触発され、自らの関心を拡大・深化させることができる。
授業計画
【全体】
○受講者には当番となった回の発表が課せられるほか、毎回の予習と議論への参加が求められます。
・発表者はあらかじめ卒論の研究対象とするテクスト(またはテクストにかかわる先行研究の中で、とくに自らが関心をもつもの)を選び、発表で扱う範囲を予告する。
・発表者はレジュメを事前提出し、口頭発表を行う。レジュメでは自らの読解(概要整理、問い、考察)を提示する。
・発表者以外の受講者も、採り上げられる文献をあらかじめ読み、自分なりの理解や疑問を明確にした上で授業に臨み、議論を行う。
○発表で採り上げるテクストは各自で選んでいただきますが、扱う範囲などで迷う場合は、指導教員に相談してください。
○週単位の授業計画(発表当番表)は、初回授業時に受講者と相談の上、作成します。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
導入
授業の進め方の説明、次週以降のスケジュール決定
卒論完成までの大まかな研究スケジュールを立てておく(授業外学修時間の目安:2時間)
第2回
卒業論文執筆に向けての研究発表と議論(1)
発表者の発表と全員による議論
予習。発表者は事前にレジュメ提出、事後に成果と課題の整理(授業外学修時間の目安:4時間)
第3回
卒業論文執筆に向けての研究発表と議論(2)
発表者の発表と全員による議論
予習。発表者は事前にレジュメ提出、事後に成果と課題の整理(授業外学修時間の目安:4時間)
第4回
卒業論文執筆に向けての研究発表と議論(3)
発表者の発表と全員による議論
予習。発表者は事前にレジュメ提出、事後に成果と課題の整理(授業外学修時間の目安:4時間)
第5回
卒業論文執筆に向けての研究発表と議論(4)
発表者の発表と全員による議論
予習。発表者は事前にレジュメ提出、事後に成果と課題の整理(授業外学修時間の目安:4時間)
第6回
卒業論文執筆に向けての研究発表と議論(5)
発表者の発表と全員による議論
予習。発表者は事前にレジュメ提出、事後に成果と課題の整理(授業外学修時間の目安:4時間)
第7回
卒業論文執筆に向けての研究発表と議論(6)
発表者の発表と全員による議論
予習。発表者は事前にレジュメ提出、事後に成果と課題の整理(授業外学修時間の目安:4時間)
第8回
卒業論文執筆に向けての研究発表と議論(7)
発表者の発表と全員による議論
予習。発表者は事前にレジュメ提出、事後に成果と課題の整理(授業外学修時間の目安:4時間)
第9回
卒業論文執筆に向けての研究発表と議論(8)
発表者の発表と全員による議論
予習。発表者は事前にレジュメ提出、事後に成果と課題の整理(授業外学修時間の目安:4時間)
第10回
卒業論文執筆に向けての研究発表と議論(9)
発表者の発表と全員による議論
予習。発表者は事前にレジュメ提出、事後に成果と課題の整理(授業外学修時間の目安:4時間)
第11回
卒業論文執筆に向けての研究発表と議論(10)
発表者の発表と全員による議論
予習。発表者は事前にレジュメ提出、事後に成果と課題の整理(授業外学修時間の目安:4時間)
第12回
卒業論文執筆に向けての研究発表と議論(11)
発表者の発表と全員による議論
予習。発表者は事前にレジュメ提出、事後に成果と課題の整理(授業外学修時間の目安:4時間)
第13回
卒業論文執筆に向けての研究発表と議論(12)
発表者の発表と全員による議論
予習。発表者は事前にレジュメ提出、事後に成果と課題の整理(授業外学修時間の目安:4時間)
第14回
卒業論文執筆に向けての研究発表と議論(13)
発表者の発表と全員による議論
予習。発表者は事前にレジュメ提出、事後に成果と課題の整理(授業外学修時間の目安:4時間)
第15回
4年生による卒論発表会
4年生による卒論発表を聞き、質疑
期末レポートの作成・提出。春休み以降卒論完成までの研究計画の作成(授業外学修時間の目安:必要なだけ)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業中の発表・演習60%、期末レポート40%。
教科書にかかわる情報
備考
必要な資料は授業中に配付します。
参考書にかかわる情報
備考
各人の必要に応じて個別的に紹介します。
メッセージ
テクストを徹底して内在的に読み理解すること、(テクストの向こうの)他者と対話すること、他者理解を通じて自己理解をより深めること、自ら考え理解したところを他者と共有できるよう言語化すること、等、卒業論文執筆の諸過程ではさまざまな経験・訓練を積み重ねます。そこで培った力は今後の生活の中でも皆さんの支えとなるはずです。すぐに結果が出ないときも、根気よく地道に取り組み続けてください。
キーワード
日本倫理思想史、内在的読解
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
東洋思想史演習(日本近世)、東洋思想史卒論基礎演習(日本古代中世)、東洋思想史卒論発展演習(日本古代中世)
履修条件
連絡先
研究室:人文学部研究棟415号室。 E-mail:kashiwg*yamaguchi-u.ac.jp( * を @ に入れ替えてください)。
オフィスアワー
随時。あらかじめメール等で面会日時について相談してください。
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