タイトル

開講年度 開講学部等
2026 人文学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 月7~8 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1012312004 東洋史入門[Introduction to Oriental History] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
宮古 文尋 ー
担当教員[ローマ字表記]
宮古 文尋
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
「中国の歴史と民族」をテーマに、自集団と他集団を区別する意識が生じる理由を考えます。過去の制度や思考法は、現代に至るまでの間に失われたのか、残存しているのかを考えることを糸口に、歴史を踏まえた現代社会の再検討を試みます。まずは、現代の中国やその周辺地域で生活する人々の、文化や社会を知ってもらおうと思います。そして、その背景にはどういった歴史があるのかを考えていく形で講義を進めます。 
授業の到達目標
・高校までの歴史教科とは異なり、おぼえることではなく「知る」こと、知ったことをもとにして「考える」ことを重視する、大学で学ぶべき「歴史学」の学びを、本講義の受講を通じて経験したと自覚できる。
・「中国とその周辺地域の歴史、そして文化や社会の一端を知ることで、視点を相対化し、私たちが生活する日本を含め、現代の世界と社会を見つめ直す」。本講義を、以上を「意識」するきっかけとできる。
授業計画
【全体】
いわゆる「通史」という形ではなく、幾つかのトピックを取り上げる形で歴史過程を概説します。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 中国の環境と生活①:多様な環境と食文化

中国各地域の地理的特徴、それを背景とした食文化の多様性についてお話しします。
読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
第2回 中国の環境と生活②:黄河流域の生活風景
黄河の特徴とそれが歴史にもたらした影響のついてお話しします。
読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
第3回 中国の環境と生活③:言語と地理
中国の地形と中国語の多様な「方言」の関連性についてお話しします。
読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
第4回 モンゴルの環境と生活①:乾燥地域の環境と食文化
遊牧生活を営む地域の環境と食文化についてお話しします。
読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
第5回 モンゴルの環境と生活②:遊牧民の生活風景
遊牧民の伝統的な暮らしと現在の変化についてお話しします。
読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
第6回 異民族と中国の王朝①:孵化王朝と征服王朝
三種に大別される中国王朝、それぞれの特徴についてお話しします。
読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
第7回 異民族と中国の王朝②:長城を越える異民族
長城建築の目的とその効果についてお話しします。
読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
第8回 異民族と中国の王朝③:長江流域の生活風景
長江の特徴とその歴史に及ぼした影響についてお話しします。
読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
第9回 異民族と中国の王朝④:支配領域と黄河・長江
黄河と長江の特徴が中国王朝の支配領域に及ぼした影響についてお話しします。
読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
第10回 民族と意識①:「中国」が意味するもの
「中国」という言葉が指す意味、その意味の変遷についてお話しします。
読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
第11回 民族と意識②:華夷思想の包容性
「中国」の内と外の区分はどのようにされていたのかについてお話しします。。
読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
第12回 民族と意識③:「中国人」は誰か
西洋よりもたらされた「国民」の概念に対応して「中国人」が定義されていく過程についてお話しします。
読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
第13回 民族と意識④:「国民」とされる少数民族
中国と日本における少数民族政策の歴史と現代の民族問題についてお話しします。
読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
第14回 民族と意識⑤:「台湾人」と「香港人」
自分たちは「中国人」ではなく「台湾人」「香港人」であるという意識が生じる理由について考えます。

読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
第15回 民族と意識⑥:民主主義と国民意識
民主主義と選挙を通じて形成される意識について考えます。 読書・インターネットの閲覧・テレビ番組の視聴などを通じ、講義内容から生じた興味関心を深める(授業1回あたり合計4時間程度)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
平常点60%、期末課題40%

平常点:授業内で出題されるクイズ数問の回答と授業の感想を提出してもらいます。
期末課題:授業内容に基づく小作文(3000字以上)を提出してもらいます。
教科書にかかわる情報
備考
講義内で配布するプリントをテキストとします。
参考書にかかわる情報
備考
参考書は講義内容に直接関連するものではありません。講義内容から生じた興味関心を知識に発展させるためのものと考えてください。講義内では取り上げることのない通史的理解や、ある特定の時期の全体像についての理解を深めたい際には、『中国の歴史』と『世界史序説』、現代中国社会についての理解を深めたい際には『幸福な監視国家・中国』をお薦めします。講義内容に直接関連する参考図書は配布プリントの中で紹介します。また、講義内容についてさらに詳しく知りたい事項があった場合は、関連図書・参考図書を紹介しますので問い合わせてください。
メッセージ
高校までの歴史教科の基礎知識は求めません。日本史や世界史や歴史総合を選択したことがなくても問題ありません。中国史に限らず歴史一般、歴史に限らず現代の中国やアジア諸地域に興味・関心のある学生の受講も歓迎します。
キーワード
歴史、地理、中国、モンゴル、遊牧、台湾、香港、ウイグル、思想、民族、日本、アイヌ、政治、国民、ナショナリズム、国家、民主主義、選挙
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • 人や国の不平等をなくそう
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
※来年度「東洋史概説」を履修する方は先にこの授業を受講しておいてください。

東洋史概説、東洋史特殊講義(近世・近代)、東洋史史料基礎/発展講読(近世・近代)、東洋史基礎/発展演習、東洋史実習
履修条件
特にありません。
連絡先
miyako@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
火曜(午前中)、水曜(午前中~14:30)(人文学部312号室)
※その他の時間もできる限り対応しますのでお問い合わせください。

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