タイトル

開講年度 開講学部等
2025 人文学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 金9~10 講義 9.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1012312005 西洋史入門(古代・中世)[Introduction to Western History (Ancient and Medieval)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
南雲 泰輔[NAGUMO Taisuke]
担当教員[ローマ字表記]
南雲 泰輔 [NAGUMO Taisuke]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本講義では、西洋史入門(古代・中世)として、以下2点を実施する。

1)西洋史(古代・中世)にかんする日本語・外国語(英語)の図書や学術論文の精読を通じて、文献の読解技術を習得する。また、外国語文献の読解によって、英文読解力の向上を図る。

2)読解した文献の内容について、グループワークによる学生相互の討論および教員による解説を実施し、報告と議論の方法を学ぶ。

西洋史を学ぶ上で必要となる技術・方法を体系的に習得することを目標とするため、毎回の主体的な予習・復習が必須である。
授業の到達目標
歴史が歴史学の営みによって創り出され、時代とともに変化する学問であることを知る。自分なりの見解・意見を判断の根拠とともに提示することができる。西洋史について一過性のものではない、持続的な興味関心を持つことができる。
授業計画
【全体】
以下に記載の通り実施する。

※グループワークを含むため、いずれの回も主体的に予習・復習を行ない、欠席しないことが必要である。また、ほぼ毎回、報告資料の作成・配布を要する。予習・復習は必須である。



項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス シラバスの確認・受講上の注意・グループ分け
指示した範囲の予習・復習を行なう(事前学習2時間及び事後学習2時間) 受講希望者は必ず出席すること
第2回 アイスブレイク 自己紹介とグループワーク 指示した範囲の予習・復習を行なう(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第3回 西洋古代史・中世史研究の今を知る1 第3期『岩波講座世界歴史』第2巻の展望論文を読み、内容について検討する。 指示した範囲の予習・復習を行なう(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第4回 西洋古代史・中世史研究の今を知る2 第3期『岩波講座世界歴史』第3巻の展望論文を読み、内容について検討する。 指示した範囲の予習・復習を行なう(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第5回 西洋古代史・中世史研究の今を知る3 第3期『岩波講座世界歴史』第8巻の展望論文を読み、内容について検討する。 指示した範囲の予習・復習を行なう(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第6回 西洋古代史・中世史研究の今を知る4 第3期『岩波講座世界歴史』第9巻の展望論文を読み、内容について検討する。 指示した範囲の予習・復習を行なう(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第7回 西洋古代史・中世史の学術文献を読む1 ジャック・ル=ゴフ著、『時代区分は本当に必要か?:連続性と不連続性を再考する』(菅沼潤訳、藤原書店、2016年)を読解し、内容について検討する。 指示した範囲の予習・復習を行なう(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第8回 西洋古代史・中世史の学術文献を読む2 ジャック・ル=ゴフ著、『時代区分は本当に必要か?:連続性と不連続性を再考する』(菅沼潤訳、藤原書店、2016年)を読解し、内容について検討する。 指示した範囲の予習・復習を行なう(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第9回 西洋古代史・中世史の学術文献を読む3 ジャック・ル=ゴフ著、『時代区分は本当に必要か?:連続性と不連続性を再考する』(菅沼潤訳、藤原書店、2016年)を読解し、内容について検討する。 指示した範囲の予習・復習を行なう(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第10回 西洋古代史・中世史の学術文献を読む4 ジャック・ル=ゴフ著、『時代区分は本当に必要か?:連続性と不連続性を再考する』(菅沼潤訳、藤原書店、2016年)を読解し、内容について検討する。 指示した範囲の予習・復習を行なう(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第11回 西洋古代史・中世史にかんする英語学術文献を読む1 「古代末期」にかんする英語学術文献(Douglas Boin, A Social and Cultural History of Late Antiquity, Hoboken, 2018.)を、指示した範囲について徹底精読する。 指示した範囲の予習・復習を行なう(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第12回 西洋古代史・中世史にかんする英語学術文献を読む2 「古代末期」にかんする英語学術文献(Douglas Boin, A Social and Cultural History of Late Antiquity, Hoboken, 2018.)を、指示した範囲について徹底精読する。 指示した範囲の予習・復習を行なう(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第13回 西洋古代史・中世史にかんする英語学術文献を読む3 「古代末期」にかんする英語学術文献(Douglas Boin, A Social and Cultural History of Late Antiquity, Hoboken, 2018.)を、指示した範囲について徹底精読する。 指示した範囲の予習・復習を行なう(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第14回 西洋古代史・中世史にかんする英語学術文献を読む4 「古代末期」にかんする英語学術文献(Douglas Boin, A Social and Cultural History of Late Antiquity, Hoboken, 2018.)を、指示した範囲について徹底精読する。 指示した範囲の予習・復習を行なう(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第15回 西洋古代史・中世史にかんする英語学術文献を読む5 「古代末期」にかんする英語学術文献(Douglas Boin, A Social and Cultural History of Late Antiquity, Hoboken, 2018.)を、指示した範囲について徹底精読する。 指示した範囲の予習・復習を行なう(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第16回 定期試験 期末筆記試験 指示した範囲の予習・復習を行なう(事前学習2時間及び事後学習2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 30% B: 30% C: --% D: 30%
成績評価法
毎回のコメントシート、2回の中間レポート、期末筆記試験で評価します。
コメントシート 30%、中間レポート 20%、期末筆記試験 50%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 徹底例解ロイヤル英文法 ISBN 9784010312780
著者名 綿貫陽改訂・著 ; 宮川幸久, 須貝猛敏, 高松尚弘共著 出版社 旺文社 出版年 2000
教科書 書名 時代区分は本当に必要か? : 連続性と不連続性を再考する ISBN 9784865780796
著者名 ジャック・ル=ゴフ [著] ; 菅沼潤訳 出版社 藤原書店 出版年 2016
備考
【重要】教科書の入手に困難がある場合は、早めに(遅くとも初回授業開始1週間前までに)担当教員にメールで相談すること。メールアドレスは、人文学部「履修の手引き」に掲載されている。

第3~6週で読む日本語学術論文および第11~15週で読む外国語学術文献については、資料を配布する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 学術論文の技法 ISBN 9784888883528
著者名 斉藤孝, 西岡達裕著 出版社 日本エディタースクール出版部 出版年 2005
参考書 書名 人文学への接近法 : 西洋史を学ぶ ISBN 9784876989485
著者名 服部良久 [ほか] 編 出版社 京都大学学術出版会 出版年 2010
参考書 書名 私もできる西洋史研究 : 仮想 (バーチャル) 大学に学ぶ ISBN 9784757606227
著者名 井上浩一著 出版社 和泉書院 出版年 2012
参考書 書名 論点・西洋史学 ISBN 9784623087792
著者名 金澤 周作 監修 出版社 ミネルヴァ書房 出版年 2020
参考書 書名 歴史学入門 ISBN 9784000289214
著者名 福井憲彦著 出版社 岩波書店 出版年 2019
備考
講義中に適宜提示する。
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
ガイダンス時に周知する。
オフィスアワー
ガイダンス時に周知する。

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