開講年度
開講学部等
2025
人文学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
金5~6
講義
2.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1012313001
現代社会学概論(基礎理論)[Outline of Sociology (Basic Concepts and Theories)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
吉武 理大[YOSHITAKE Rio]
ー
担当教員[ローマ字表記]
吉武 理大 [YOSHITAKE Rio]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
社会学の基礎的知識を身につけ、主体的に考えることを通して、現代社会についての理解を深めることを目的とする。講義では、社会学の基礎的知識や思考法、家族、都市、農山村、福祉、社会問題などの各テーマについて学ぶことで、現代社会について主体的に考え、理解する。授業内の小レポート、記述式の定期試験を予定している。
授業の到達目標
社会学の基本概念や基礎理論を学び、理解している。社会学の基本概念や基礎理論を用いて、現代社会の構造と変動について考察できる。現代産業社会が抱える諸問題とそれらの発生メカニズムについて問題関心を深められる。
授業計画
【全体】
社会学における先行研究の知見やデータから、社会学のさまざまなテーマについて基礎的知識や思考法、研究方法を学ぶ。また、現代社会のさまざまな課題について主体的に考える。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス・授業の進め方
授業の目的と授業の進め方について説明する。
社会学のテーマや現代社会における課題について、各自の関心をもとに調べ、考える。(目安時間:4時間)
第2回
人間・文化・社会、集団・組織
社会学における概念や思考方法について、人間・文化・社会、集団・組織という視点から考える。
前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第3回
家族(1)
家族の重要性、家族の多様性について考える。
前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第4回
家族(2)
家族の普遍性、家族の定義と機能、産業化と家族について考える。
前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第5回
家族(3)
現代における家族について考える。
前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第6回
都市
社会学の先行研究から、都市について考える。
前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第7回
農山村
社会学の先行研究から、農山村について考える。
前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第8回
福祉(1)
高齢者について考える。
前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第9回
福祉(2)
ケア、生きがいについて考える。
前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第10回
福祉(3)
ボランティアについて考える。
前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第11回
社会問題・社会病理
社会問題・社会病理について考える。
前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第12回
社会調査の方法
さまざまな社会調査の方法について学ぶ。
前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第13回
社会学の古典的研究
社会学における古典的な研究から、研究の方法と知見について学ぶ。
前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第14回
古典的な貧困研究
古典的な貧困研究から、貧困の概念と指標について考える。
前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第15回
貧困研究の発展
貧困研究の発展について学び、現代の貧困の指標について考える。
前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第16回
総括と定期試験
授業のまとめと定期試験の実施
これまでの授業の復習を行う。(目安時間:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 10% C: --% D: 5%
成績評価法
授業への参加度10%、授業内レポート15%、課題15%、記述式の定期試験60%により、総合的に評価する。
定期試験については、記述式の解答を求め、講義の理解度と論理性について評価する。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
新版 現代の社会学的解読―イントロダクション社会学
ISBN
9784762026522
著者名
山本努
出版社
学文社
出版年
2018
備考
適宜、必要に応じて、資料やデータを提示・配布する。その他の参考文献については、講義の中で紹介する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
入門・家族社会学―現代的課題との関わりで
ISBN
9784762032554
著者名
山下亜紀子・吉武理大
出版社
学文社
出版年
2024
参考書
書名
入門・社会学―現代的課題との関わりで
ISBN
9784762032530
著者名
山本努・吉武由彩
出版社
学文社
出版年
2024
参考書
書名
入門・福祉社会学―現代的課題との関わりで
ISBN
9784762032561
著者名
吉武由彩
出版社
学文社
出版年
2024
備考
メッセージ
記述式の定期試験を行います。また、授業内での小レポート、授業後に取り組む課題を課すことがあります。
受講者の人数によって可能であれば、授業に関連する内容についてのグループワークを組み込む可能性があります。
授業の進め方は、履修者の人数と進捗状況、履修者の関心に応じて変更になる可能性がありますが、その場合はその都度お知らせします。
キーワード
家族、福祉、家族の変化、格差・貧困
持続可能な開発目標(SDGs)
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
現代社会学概論(社会調査)、社会心理学概論、民俗学・文化人類学概論
履修条件
連絡先
e-meil:
研究室 人文棟4階420室
オフィスアワー
質問・問い合わせには、授業前後に対応します。それ以外の時間帯については、適宜対応するので、メール等であらかじめ連絡してください。
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