タイトル

開講年度 開講学部等
2025 人文学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 木5~6 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1012313002 社会心理学概論[Outline of Social Psychology] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
高橋 征仁[TAKAHASHI Masahito]
担当教員[ローマ字表記]
高橋 征仁 [TAKAHASHI Masahito], 桑畑 洋一郎 [KUWAHATA Yoichiroh]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
社会心理学は、社会学や心理学のみならず、人類学、政治学等々の学問からなる非常に学際的な研究領域である。さらに近年では、進化心理学やネットワーク論、社会構築主義などのアプローチも、この研究領域に浸透しつつある。この講義では、「合理化」と「生きにくさ」という2つのキーワードを軸に、個人と社会の関係を様々な次元で紐解いていく。

授業の到達目標
社会心理学における多様なアプローチや代表的な理論について理解する。社会心理学の理論やアプローチを用いて、様々な社会問題や日常の出来事について説明ができるようになる。様々な社会問題や日常の出来事について関心を持ち、社会科学的に説明しようとすること。
授業計画
【全体】
社会心理学は、社会学や心理学のみならず、人類学、政治学等々の学問からなる非常に学際的な研究領域である。さらに近年では、進化心理学やネットワーク論、社会構築主義などのアプローチも、この研究領域に浸透しつつある。この講義では、「合理化」と「生きにくさ」という2つのキーワードを軸に、個人と社会の関係を様々な次元で紐解いていく。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 社会心理学入門 社会的存在の多義性 資料講読と授業コメント(修学時間の目安:4時間)
第2回 社会心理学の歴史 ファシズムと冷戦の産物としての社会心理学 資料講読と授業コメント(修学時間の目安:4時間)
第3回 情動的存在としての人間 感情表出の多元性と普遍性 資料講読と授業コメント(修学時間の目安:4時間)
第4回 傍観者効果と社会的インパクト理論 傍観者効果と社会的インパクト理論 資料講読と授業コメント(修学時間の目安:4時間)
第5回 「心の理論」とマキャベリ的知性仮説 「心の理論」とマキャベリ的知性仮説 資料講読と授業コメント(修学時間の目安:4時間)
第6回 純粋悪の神話 道徳心のモジュール性 資料講読と授業コメント(修学時間の目安:4時間)
第7回 近代化と人類の自己家畜化 人類の自己家畜化と近代 資料講読と授業コメント(修学時間の目安:4時間)
第8回 中間試験 中間試験 資料講読と授業コメント(修学時間の目安:4時間)
第9回 知識・科学と社会学 知識と科学をめぐる社会学理論や概念を講義する。 資料講読と授業コメント(修学時間の目安:4時間)
第10回 学校・医療と社会学 学校や医療をめぐる社会学理論や概念を講義する。 資料講読と授業コメント(修学時間の目安:4時間)
第11回 逸脱の社会学 逸脱や逸脱者、またその医療化をめぐる社会学理論や概念を講義する。 資料講読と授業コメント(修学時間の目安:4時間)
第12回 空間・場所・記憶と社会学 空間をめぐる社会学理論や概念を講義する。 資料講読と授業コメント(修学時間の目安:4時間)
第13回 合理性を社会学 合理性をめぐる社会学理論や概念を講義する。 資料講読と授業コメント(修学時間の目安:4時間)
第14回 文化と社会学 文化をめぐる社会学理論や概念を講義する。 資料講読と授業コメント(修学時間の目安:4時間)
第15回 社会学の方法 社会学の方法論について講義する。 資料講読と授業コメント(修学時間の目安:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
定期試験(中間・期末試験)を70%、宿題・授業外レポートを30%で評価します。
教科書にかかわる情報
備考
原則としてプリントを作成して配布する。その際参照した文献等は必要に応じて適宜紹介する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 徹底図解 社会心理学 ISBN 9784405107021
著者名 山岸俊男 監修 出版社 新星出版社 出版年 書籍
参考書 書名 複雑さに挑む社会心理学 : 適応エージェントとしての人間 ISBN 9784641124189
著者名 亀田達也, 村田光二著 出版社 有斐閣 出版年 2010
備考
メッセージ
日常生活を科学することの楽しさと厳しさを味わいましょう
キーワード
進化心理学、ネットワーク、社会構築主義、合理化、生きにくさ
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
履修条件
連絡先
高橋:takahasi@yamaguchi-u.ac.jp
桑畑:kuwahata@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
高橋:月曜3・4時限
桑畑:月曜と金曜の午前中

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