タイトル

開講年度 開講学部等
2025 人文学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 水3~4 講義 2.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1012313005 民俗学・文化人類学特殊講義(生活文化)[Topics in Folklore and Cultural Anthropology (Lifestyle and Culture)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
山口 睦[YAMAGUCHI Mutsumi]
担当教員[ローマ字表記]
山口 睦 [YAMAGUCHI Mutsumi]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
私たちの生活や社会は、目に見えるものから見えないものまで、ありとあらゆるモノや何かの交換で成り立っている。私たちは、何をどのようなルールで交換して、社会生活を営んでいるのか。日本社会の身近な事例と、世界の諸民族における交換習俗の理解を通じ、自らを相対化する視点を取得することを目的とする。
授業の到達目標
世界の諸民族における交換習俗、貨幣の在り方を理解するとともに、経済人類学の基本的理論について基礎知識得る。
授業計画
【全体】
経済人類学の基本的理論、概念として、貨幣、交換、贈与について学ぶ。また、具体的な事例として日本の貨幣、贈答記録、慰問袋などを取り上げる。課題として、贈答記録の読解、もののやりとり調査に参加、レポート作成を行う。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション 本授業の目的と流れ 授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第2回 貨幣とは何か① 経済人類学における貨幣 授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第3回 貨幣とは何か② 民族社会における多様な貨幣のあり方、物品貨幣、貨幣の経済外的機能 授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第4回 日本の貨幣 日本の貨幣の歴史 授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第5回 現代の貨幣① 電子マネーやインターネット上で流通する新しい貨幣 授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第6回 現代の貨幣② 地域通貨について学び、グローバリゼーションとの関係性 授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第7回 交換とは何か① 人類社会の経済を市場交換、再分配、互酬に分類したポランニーの理論 授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第8回 交換とは何か② サーリンズによる互酬性の三分類 授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第9回 贈与とは何か モースの贈与論 授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第10回 日本の贈与:贈答記録とは何か① 日本の互酬性を担保する贈答記録 授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第11回 日本の贈与:贈答記録とは何か② 贈答記録の解読 授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第12回 文書館所蔵の贈答記録 山口県文書館所蔵の贈答記録について 授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第13回 慰問袋と国民的贈与① 兵士への慰問袋と国民的贈与 授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第14回 慰問袋と国民的贈与② 自然災害被災者への慰問袋と国民的贈与 授業計画にそって、準備学習2時間・復習2時間を行う。
第15回 まとめ(予備) 本授業のまとめ 試験対策を行う(目安時間:4時間)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 15% B: 5% C: 5% D: --%
成績評価法
課題・レポート30%、試験70%
教科書にかかわる情報
備考
授業時に、プリントなどを配布する。
参考書にかかわる情報
備考
必要に応じて、授業内で参考書を提示する。
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
履修条件
連絡先
mutsumi@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
事前にメールなどで問い合わせしてください。

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