開講年度
開講学部等
2025
人文学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
金3~4
講読
9.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1012313007
社会心理学講読[Readings in Social Psychology]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
高橋 征仁[TAKAHASHI Masahito]
ー
担当教員[ローマ字表記]
高橋 征仁 [TAKAHASHI Masahito]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
「スーパーで試食するとつい買ってしまう」ように、人間の行動は、気づかないうちに様々な要因に影響されやすい。途中まで育てたキャラも捨てられないし、激レアのカードが出るまでムキになってしまうこともある。こうした行動特性を利用した「罠」は、現代社会のいたるところに張りめぐらされている。この授業では、R.B.チャルディーニの名著『影響力の武器』を題材として取り上げ、人間の心理と社会の成り立ち、研究倫理などの問題について、一緒に考えていきたい。
授業の到達目標
社会学・社会心理学に関わる基礎概念や基礎理論を理解し説明できる。学んだ概念や理論を通して関心のある事象を分析的に見ることができる。自身の担当箇所について責任をもって報告を行うことができる。
授業計画
【全体】
『影響力の武器』をテキストとして、グループごとに発表し、質疑を行う。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
イントロダクション
自己紹介と授業の進め方
資料講読と授業コメント(学修時間の目安:2時間)
第2回
影響力の武器
『影響力の武器』1章
資料講読と授業コメント(学修時間の目安:2時間)
第3回
返報性1
『影響力の武器』2章
資料講読と授業コメント(学修時間の目安:2時間)
第4回
返報性2
『影響力の武器』2章
資料講読と授業コメント(学修時間の目安:2時間)
第5回
コミットメントと一貫性1
『影響力の武器』3章
資料講読と授業コメント(学修時間の目安:2時間)
第6回
コミットメントと一貫性2
『影響力の武器』3章
資料講読と授業コメント(学修時間の目安:2時間)
第7回
社会的証明1
『影響力の武器』4章
資料講読と授業コメント(学修時間の目安:2時間)
第8回
社会的証明2
『影響力の武器』4章
資料講読と授業コメント(学修時間の目安:2時間)
第9回
好意1
『影響力の武器』5章
資料講読と授業コメント(学修時間の目安:2時間)
第10回
好意2
『影響力の武器』5章
資料講読と授業コメント(学修時間の目安:2時間)
第11回
権威1
『影響力の武器』6章
資料講読と授業コメント(学修時間の目安:2時間)
第12回
権威2
『影響力の武器』6章
資料講読と授業コメント(学修時間の目安:2時間)
第13回
希少性
『影響力の武器』7章
資料講読と授業コメント(学修時間の目安:2時間)
第14回
手っとり早い影響力
8章
資料講読と授業コメント(学修時間の目安:2時間)
第15回
講義のまとめ
講義のまとめ
資料講読と授業コメント(学修時間の目安:2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 30% B: 20% C: 10% D: 30%
成績評価法
授業コメント30%、学期末のレポート 70%で評価します。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
人を動かす七つの原理
ISBN
9784414304299
著者名
ロバート・B・チャルディーニ著
出版社
誠信書房
出版年
2023
備考
版が違っていてもOKです。購入が難しい方はご相談ください。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
自己家畜化によって、現代人はますます従順で優しい存在になりつつある。しかしこのことは、現代人がより騙されやすく、また無責任になっていることも同時に意味する。
キーワード
影響力、社会心理学、大衆説得、民主主義の脆弱性
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
社会心理学概論
履修条件
連絡先
takahasi@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月3・4時限
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