開講年度
開講学部等
2025
人文学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
火5~6
演習
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1012313009
現代社会学調査実習(分析と報告)[Practical Research in Sociology (Analysis and Reporting)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
速水 聖子[HAYAMI Seiko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
速水 聖子 [HAYAMI Seiko], 吉武 理大 [YOSHITAKE Rio]
特定科目区分
対象学生
人文学部正規生のみ
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
具体的な調査テーマを設定し、社会調査の方法にしたがって、調査を実施する。調査テーマの設定、テーマにかかわる資料収集と事前学習、調査手法の検討、調査票の設計、ラポール、調査によるデータの収集と整理・分析、調査報告書の執筆、という一連のプロセスを、実習形式で修得していく。とりあげるテーマは、「市民活動と地域社会」、「まちづくりとコミュニティ再生」のいずれかを予定している。調査手法には量的調査を採用し、聞き取り調査も併用する予定である(テーマについてはあくまで予定であり、変更する場合もありうる)。
授業の到達目標
調査データを適切に分析し、分析結果を正しく読み取ることができる。宿題として課せられるデータの分析やレポートの作成を行う。
授業計画
【全体】
社会調査の一連の過程を実践する。受講生各自で分担して調査データを分析し、調査報告書または調査レポートの形にまとめる。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
イントロダクション(授業の進め方についての説明)
前期授業の振り返りと今後の予定について
資料を読み込んでおくこと(目安時間:4時間)
第2回
調査データのクリーニングと確認
データクリーニングと変数の作成
授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第3回
データの基礎分析(1)
各変数の単純集計
授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第4回
データの基礎分析(2)
属性とのクロス分析
授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第5回
データの基礎分析(3)
変数間のクロス分析
授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第6回
基礎分析のまとめ
単純集計・クロス集計の結果の整理
授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第7回
データの発展分析(1)
多変量による分析
授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第8回
データの発展分析(2)
多変量による分析
授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第9回
発展分析のまとめ
分析結果の再検討
授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第10回
聞き取りによる補足調査
市民活動団体に対する聞き取り調査
授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第11回
聞き取りによる補足調査
市民活動団体に対する聞き取り調査
授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第12回
調査レポートの作成(1)
各自のテーマに基づきレポートを執筆する
授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第13回
調査レポート作成(2)
引き続きレポートを執筆する。
授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第14回
レポートの修正と内容の確認
各自のレポートの報告と遠投
授業の中で提示した課題等について調べておくこと(目安時間:4時間)
第15回
報告書の仕上げ
レポートの推敲・構成とまとめ
指示された資料を読み込んでおくこと(目安時間:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業内での報告・プレゼンテーション50%、学期末レポート50%
教科書にかかわる情報
備考
テキストは特に使用しない。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
最新:社会調査へのアプローチ
ISBN
9784623095247
著者名
大谷信介ほか
出版社
ミネルヴァ書房
出版年
2023
備考
その他の参考文献は、授業の中で適宜紹介する。
メッセージ
調査実施期間中は、正規の授業時間以外にもある程度の時間を費やさなければならない。受講生には、あらかじめこの点を了解してほしい。
社会学調査実習を履修する際には、必ず前後期を通して履修すること。
キーワード
社会調査、量的調査、質的調査、調査項目、仮説、調査票、調査倫理
持続可能な開発目標(SDGs)
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
課題の発見と検証、現代社会学概論(社会調査)、量的調査データ解析法、質的調査データ解析法
履修条件
連絡先
人文棟:4F419号室
e-mail:seiko.h@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時、メールにて希望日時を受け付けます。
ページの先頭へ