開講年度
開講学部等
2025
人文学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
木5~6
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1012314005
日本語学概説[Outline of Japanese Linguistics]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
安本 真弓[YASUMOTO Mayumi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
安本 真弓 [YASUMOTO Mayumi]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
言葉は変化するものであり、その変化の結果、古代の日本語は現在の姿になった。では、日本語はどのように変化してきたのだろうか。また、なぜ変化したのだろうか。本講義では、日本語の歴史の概要を把握したうえで、日本語の歴史をとらえるための視点について解説する。
授業の到達目標
日本語の歴史のあり方について、時代区分ごとに、資料・文字・音韻・語彙・文体・文法・待遇表現の側面から理解する。自らの使用している日本語がどのように形成され、変化してきたのかを明らかにする方法を考える。日本語の歴史、および言語の変化に関する問題点に気付くことができ、その問題について考える姿勢を身につける。
授業計画
【全体】
日本語の歴史について、各時代区分ごとに解説していく。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
漢字の移入
事前学習:シラバスを読んでおくこと。日本語の歴史、および言語の変化に関する具体的な事例について、考えておくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第2回
奈良時代(1)
奈良時代の資料
事前学習:予習として、奈良時代の資料を調べておくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第3回
奈良時代(2)
奈良時代の音韻・語彙・文体・文法
事前学習:予習として、奈良時代の音韻・語彙・文体・文法を調べておくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第4回
平安時代(1)
平安時代の文字・音韻
事前学習:予習として、平安時代の文字・音韻を調べておくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第5回
平安時代(2)
平安時代の語彙・文体・文法
事前学習:予習として、平安時代の語彙・文体・文法を調べておくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第6回
鎌倉時代(1)
鎌倉時代の文字・音韻
事前学習:予習として、鎌倉時代の文字・音韻を調べておくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第7回
鎌倉時代(2)
鎌倉時代の語彙・文体
事前学習:予習として、鎌倉時代の語彙・文体を調べておくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第8回
鎌倉時代(3)
鎌倉時代の文法
事前学習:予習として、鎌倉時代の文法を調べておくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第9回
室町時代(1)
室町時代の文字・音韻・語彙・文体
事前学習:予習として、室町時代の文字・音韻・語彙・文体を調べておくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第10回
室町時代(2)
室町時代の文法
事前学習:予習として、室町時代の文法を調べておくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第11回
江戸時代(1)
江戸時代前期の文字・音韻・文法・待遇表現
事前学習:予習として、江戸時代前期の文字・音韻・文法・待遇表現を調べておくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第12回
江戸時代(2)
江戸時代前期の文字・音韻・文法・待遇表現
事前学習:予習として、江戸時代前期の文字・音韻・文法・待遇表現を調べておくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第13回
明治時代以後(1)
明治時代以後の文字・音韻
事前学習:予習として、明治時代以後の文字・音韻を調べておくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第14回
明治時代以後(2)
明治時代以後の語彙・文体・文法
事前学習:予習として、明治時代以後の語彙・文体・文法を調べておくこと(目安時間:2時間)
事後学習:小テストに備え、前回の授業内容を復習しておくこと(目安時間:2時間)
第15回
まとめ
これまでの授業の振り返りと期末試験に向けての説明
事前学習:これまでの授業内容を復習しておくこと。(目安時間:1時間)
事後学習:これまでの授業内容をもとに、期末試験に向けた学習に取り組むこと。(目安
時間:3時間以上)
第16回
試験
期末試験
事前学習:これまでの授業内容をもとに、期末試験に向けた学習に取り組むこと。(目安時間:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
小テストと学期末の筆記テストで評価する。
小テスト30%、学期末の筆記テスト70%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は特に指定しない。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
新訂日本語の歴史
ISBN
9784595305474
著者名
近藤泰弘他
出版社
放送大学振興会
出版年
2005
参考書
書名
日本語の歴史
ISBN
9784004310181
著者名
山口仲美
出版社
岩波新書
出版年
2006
備考
メッセージ
第2週以降は、前回の講義内容の理解度を確認するために小テストを行う。小テストの範囲は、前回の講義プリントと、「授業計画」に示した前回のテキスト範囲である。
期末試験については、別途指示する。
キーワード
日本語史、音韻、文字、語彙、文体、文法
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
y.mayumi@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜16:10-17:40
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