開講年度
開講学部等
2025
人文学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
木7~8
講読
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1012314013
日本文学基礎講読(近現代)[Basic Readings in Japanese Literature (Contemporary)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
中元 さおり[NAKAMOTO Saori]
ー
担当教員[ローマ字表記]
中元 さおり [NAKAMOTO Saori]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
日本の近代・現代文学の代表的な作家の短編小説を精読します。
授業の到達目標
作品内の表現を正しく理解する知識や語彙力がある。物語内容だけでなく、作者や作品の成立状況などを理解することができる。作品から問題点を発見し、先行研究や様々な資料の調査を通して、自分なりの解釈を導き出すことができる。
授業計画
【全体】
第1回から第3回にかけては、教員がガイダンスとして近現代文学の基本的な研究方法とその手順を紹介します。第4回から15回にかけては近代から現代のさまざまな作家の短編小説を精読します。第4回以降は、受講生が作品をそれぞれ担当し、語釈や注釈によって作品を丁寧に読み解き、作品のテーマや問題点についての考察を発表してもらいます。受講生全体による質疑応答や、教員による解説を通して、さらに作品理解を深めていきます。授業の前には、必ず作品を読み、感想や疑問点などを「課題シート」に記入することを宿題とします。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス(1) 授業の進め方について
授業の進め方についての説明、扱う作家についての紹介
授業で扱う作家について調べる(学習時間の目安:予習2時間及び復習2時間以上)
第2回
ガイダンス(2) 文学作品の読み方 鑑賞と研究の違い
日本近現代文学の研究方法についての説明
文学研究の方法について調べる(学習時間の目安:予習2時間及び復習2時間以上)
第3回
ガイダンス(3) 近現代文学の研究方法について
日本近現代文学の研究方法についての説明
文学研究の方法について調べる(学習時間の目安:予習2時間及び復習2時間以上)
第4回
谷崎潤一郎「刺青」
語釈、注釈、作品のテーマや疑問点についての考察を発表し、全体での質疑応答を通してさらに検討する
作品を精読する(学習時間の目安:予習2時間及び復習2時間以上)
第5回
芥川龍之介「トロッコ」
語釈、注釈、作品のテーマや疑問点についての考察を発表し、全体での質疑応答を通してさらに検討する
作品を精読する(学習時間の目安:予習2時間及び復習2時間以上)
第6回
江戸川乱歩「人間椅子」
語釈、注釈、作品のテーマや疑問点についての考察を発表し、全体での質疑応答を通してさらに検討する
授業中に指示した学習(学習時間の目安:予習2時間及び復習2時間以上)
第7回
佐田稲子「キャラメル工場から」
語釈、注釈、作品のテーマや疑問点についての考察を発表し、全体での質疑応答を通してさらに検討する
授業中に指示した学習(学習時間の目安:予習2時間及び復習2時間以上)
第8回
太宰治「葉桜と魔笛」
語釈、注釈、作品のテーマや疑問点についての考察を発表し、全体での質疑応答を通してさらに検討する
授業中に指示した学習(学習時間の目安:予習2時間及び復習2時間以上)
第9回
坂口安吾「桜の森の満開の下」
語釈、注釈、作品のテーマや疑問点についての考察を発表し、全体での質疑応答を通してさらに検討する
授業中に指示した学習(学習時間の目安:予習2時間及び復習2時間以上)
第10回
三島由紀夫「サーカス」
語釈、注釈、作品のテーマや疑問点についての考察を発表し、全体での質疑応答を通してさらに検討する
授業中に指示した学習(学習時間の目安:予習2時間及び復習2時間以上)
第11回
庄野潤三「プールサイド小景」
語釈、注釈、作品のテーマや疑問点についての考察を発表し、全体での質疑応答を通してさらに検討する
授業中に指示した学習(学習時間の目安:予習2時間及び復習2時間以上)
第12回
吉本ばなな「キッチン」
語釈、注釈、作品のテーマや疑問点についての考察を発表し、全体での質疑応答を通してさらに検討する
授業中に指示した学習(学習時間の目安:予習2時間及び復習2時間以上)
第13回
山田詠美「海の方の子」
語釈、注釈、作品のテーマや疑問点についての考察を発表し、全体での質疑応答を通してさらに検討する
授業中に指示した学習(学習時間の目安:予習2時間及び復習2時間以上)
第14回
村上春樹「午後の最後の芝生」
語釈、注釈、作品のテーマや疑問点についての考察を発表し、全体での質疑応答を通してさらに検討する
授業中に指示した学習(学習時間の目安:予習2時間及び復習2時間以上)
第15回
川上弘美「神様」「神様2011」
語釈、注釈、作品のテーマや疑問点についての考察を発表し、全体での質疑応答を通してさらに検討する
授業中に指示した学習(学習時間の目安:予習2時間及び復習2時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 40% C: --% D: 60%
成績評価法
授業での発表 50%、課題 20%、リアクションシート 20%、授業への参加度 10%
教科書にかかわる情報
備考
授業で扱う作品については、プリントを配布します。
参考書にかかわる情報
備考
授業内で適宜指示します。
メッセージ
日本近現代文学の多様な世界を味わいましょう。
キーワード
日本近現代文学
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
日本文学特殊講義(近現代)
履修条件
連絡先
研究室 人文棟504
E-mail:s-nakamo@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
特に日時は指定せず対応します。質問などがある場合は、授業の前後やメールで事前に教員にアポイントメントを取ってください。
ページの先頭へ