タイトル

開講年度 開講学部等
2025 人文学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 木3~4 演習 9.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1012314018 日本文学演習(近代)[Seminar in Japanese Literature (Modern)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
野坂 昭雄[NOSAKA Akio]
担当教員[ローマ字表記]
野坂 昭雄 [NOSAKA Akio]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
短篇小説についての考察・発表を通して作品分析や資料調査などの方法を理解し、また作品について討議する楽しさを知ることを目的とします。
授業では、昭和期から平成初めにかけて発表され、多彩なテーマを持つ短篇小説を、演習形式で読んでいきます。
授業の到達目標
・作品を読み解く上で必要な資料調査の方法を理解している。
・近代の文学史の基礎的知識を有している。
・作品の適切な解釈ができる。
・担当以外の作品にも関心を持ち、理解しようとする。
授業計画
【全体】
毎回、担当者が決められた作品について発表し、質疑応答を行います。受講生は、事前に作品を精読して授業に参加し、質問することが求められます。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス 授業の進め方、成績評価の方法、担当者決めなど 事前に、取り上げる作家・作品について各自で調べておく(準備学修に必要な時間の目安:4時間)
第2回 正宗白鳥「今年の秋」 作品に関するプレゼンテーションとディスカッション 取り上げる作品を精読してくる(準備学修に必要な時間の目安:4時間)
第3回 久生十蘭「母子像」 作品に関するプレゼンテーションとディスカッション 取り上げる作品を精読してくる(準備学修に必要な時間の目安:4時間)
第4回 安岡章太郎「愛玩」 作品に関するプレゼンテーションとディスカッション 取り上げる作品を精読してくる(準備学修に必要な時間の目安:4時間)
第5回 色川武大「墓」 作品に関するプレゼンテーションとディスカッション 取り上げる作品を精読してくる(準備学修に必要な時間の目安:4時間)
第6回 高井有一「掌の記憶」 作品に関するプレゼンテーションとディスカッション 取り上げる作品を精読してくる(準備学修に必要な時間の目安:4時間)
第7回 上田三四二「影向」 作品に関するプレゼンテーションとディスカッション 取り上げる作品を精読してくる(準備学修に必要な時間の目安:4時間)
第8回 三木卓「転居」 作品に関するプレゼンテーションとディスカッション 取り上げる作品を精読してくる(準備学修に必要な時間の目安:4時間)
第9回 森敦「弥助」 作品に関するプレゼンテーションとディスカッション 取り上げる作品を精読してくる(準備学修に必要な時間の目安:4時間)
第10回 光岡明「行ったり来たり」 作品に関するプレゼンテーションとディスカッション 取り上げる作品を精読してくる(準備学修に必要な時間の目安:4時間)
第11回 小田実「「アポジ」を踏む」 作品に関するプレゼンテーションとディスカッション 取り上げる作品を精読してくる(準備学修に必要な時間の目安:4時間)
第12回 藤枝静男「一家団欒」 作品に関するプレゼンテーションとディスカッション 取り上げる作品を精読してくる(準備学修に必要な時間の目安:4時間)
第13回 石牟礼道子「五月」 作品に関するプレゼンテーションとディスカッション 取り上げる作品を精読してくる(準備学修に必要な時間の目安:4時間)
第14回 吉田知子「お供え」 作品に関するプレゼンテーションとディスカッション 取り上げる作品を精読してくる(準備学修に必要な時間の目安:4時間)
第15回 川上弘美「消える」 作品に関するプレゼンテーションとディスカッション 取り上げる作品を精読してくる(準備学修に必要な時間の目安:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 50% C: --% D: 40%
成績評価法
授業内での発表(未発表者はレポート)と授業への参加度により評価します。
授業内のプレゼン(レポート) 50%、授業への参加度 50%
教科書にかかわる情報
備考
作品は、講談社文芸文庫『戦後短篇小説再発見』シリーズに収録されていますが、受講生にはプリントを配布します。
参考書にかかわる情報
備考
参考書は特に指定しません。
メッセージ
受講生全員になるべく質問してもらうようにします。作品の理解を深める質問を、予習の段階で全員があらかじめ考えておいてください。
必ず作品を読んでから参加すること。そうしないと、意味のない授業になってしまいます。
キーワード
日本文学、短篇小説
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
履修条件
連絡先
anosaka●yamaguchi-u.ac.jp
(メール送信の際は●を@に変えて下さい)
オフィスアワー
特定の時間を指定することはしませんが、質問等には適宜対応いたします。
授業の後、あるいはメールにて、教員にアポイントメントを取ってください。
もちろん、アポイントメント無しでも在室時には対応します。

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