開講年度
開講学部等
2025
人文学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
木7~8
演習
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1012314020
中国語学演習[Seminar in Chinese Linguistics]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
更科 慎一[SARASHINA Shinichi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
更科 慎一 [SARASHINA Shinichi]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
中国語学の諸領域で卒業論文を書く学生を対象に、テーマの見つけ方、工具書の使い方、先行研究の調べ方、論文の読み方、データの収集法、データの分析法など、中国語学の研究法の基本を整理する。受講者は、自分の関心に従って先行研究の小調査、現代/古代中国語に対する小規模の分析などを行い、発表する。
授業の到達目標
中国語学の諸領域とそれに対応した諸研究方法のあらましを理解している。中国語学の知識をもとにして、自分の関心がどの研究領域と最も関係が深いかを自律的に探索することができる。
授業計画
【全体】
受講者は、中国語学の領域で研究テーマをそれぞれ定めて、簡単な研究発表を都合3回行う。研究発表以外の回では、主に講師が資料に基づいてお話をするが、授業中あるいは授業外に課題を与えることもある。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
授業の進め方、評価法等の説明
シラバスをよく読んでおくこと。また、図書を読むなどして、各自の関心のあるテーマのイメージをつかんでおくこと。(準備学習2時間)
第2回
テーマの見つけ方
自分の関心事が中国語学の諸領域の中でどこに位置づけられるかを知る。
各自の関心のあるテーマを、中国語学の術語を使って他人に説明することを試みること。(準備学習2時間、復習2時間)
第3回
先行研究の調べ方
論著検索の基本方法、先行文献リストの作り方などについて説明する。
各自の関心のあるテーマについて、実際にCiNiiなどを使って先行文献を検索し、リストを作成する。(準備学習2時間、復習2時間)
第4回
研究発表(1)
受講者は自分の関心あるテーマが、中国語学のどのような分野と関連し、どのような基本文献があるかを報告する
前回に引き続き先行文献リストを作成し、授業の中で発表する。発表後は、リストを補訂して改善する。(準備学習3時間、復習2時間)
第5回
研究書の読み方と使い方(1)
研究にとって重要な概説書、論文集、辞書、専門辞典、索引類などの使い方・読みこなし方について考える。
自分の関心ある領域にとって重要な概説書やその他の参考図書について調べる。(準備学習2時間、復習2時間)
第6回
研究書の読み方と使い方(2)
前回の続き。
前回に同じ。(準備学習2時間、復習2時間)
第7回
研究書の読み方と使い方(3)
前回の続き。
前々回に同じ。(準備学習2時間、復習2時間)
第8回
研究発表(2)
受講者は自分の関心あるテーマの代表的な先行研究を一つ選んで小報告を行う
発表レジュメを準備する。発表後は、教員のコメント等を参考に発表内容を反省し改善する。(準備学習3時間、復習2時間)
第9回
データの収集(1):データの種類
さまざまな研究データの特色とデータへの接近法について考える。
自分の関心のあるテーマと関連する「研究対象」を捜索する。(準備学習2時間、復習2時間)
第10回
データの収集(2):用例の収集と整理
語学系研究にとって最も重要な「用例」の収集と整理の仕方を考える。
自分の研究対象たる資料の中からいかなるデータを収集すべきかをよく考えること。(準備学習2時間、復習2時間)
第11回
データの分析(1):音声
音声の分析方法について考える。
プリントをよく読んで知識を整理すること。(準備学習2時間、復習2時間)
第12回
データの分析(2):文字と語彙
文字・語彙の分析方法について考える。
プリントをよく読んで知識を整理すること。(準備学習2時間、復習2時間)
第13回
データの分析(3):文法
文法の分析方法について考える。
プリントをよく読んで知識を整理すること。(準備学習2時間、復習2時間)
第14回
研究発表(3)
受講者は自分が選んだテーマに関するデータの分析結果を報告する
発表レジュメを準備する。発表後は、教員のコメント等を参考に発表内容を反省し改善する。(準備学習3時間、復習2時間)
第15回
まとめ
卒論につなげていくために演習の内容と成果を確認する。
自分自身の三回の発表を総括し、成果と今後の課題を明らかにする。(準備学習2時間、復習1時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 20% C: 30% D: 40%
成績評価法
授業でのプレゼン60%, 授業内レポート15%, 宿題15%, 授業態度・授業への参加度10%。
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用しません。
参考書にかかわる情報
備考
授業中に指示することがあります。
メッセージ
特になし
キーワード
特になし
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
特になし
履修条件
連絡先
人文研究棟605室 083-933-5250
オフィスアワー
月曜日 5-6時限
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