開講年度
開講学部等
2025
人文学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
金9~10
講義
3.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1012315001
英語学概説(文法と意味)[Outline of English Linguistics (Grammar and Meaning)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
上田 由紀子[UEDA Yukiko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
上田 由紀子 [UEDA Yukiko]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本科目は、「人文コア科目」の「分野入門」として英語学(理論言語学)の専門分野の基礎的内容を身につけることを目的としている(CP)。高校までに学んだ英文法の知識を整理しながら、現代英語における文の形式的特徴や、意味的・機能的特徴について言語学的観点から概観する。
授業の到達目標
英語学(英語言語学)の統語論・意味論の基本概念を理解している。
英語の言語事実について科学的に説明する方法の基礎を身につけている。言語事実について科学的に思考及び説明する方法の基礎を身につけている。英語と日本語の様々な言語現象に関心を持つことができる。
授業計画
【全体】
テキストに従い、理論言語学の基礎を英語と日本語のデータを観察しながら、構造と意味の観点から学ぶ。授業では、テキストをさらに補うためのhandoutsが用意される。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
コース説明授業の進め方、評価方法等
第1章:人間言語の本質的性質(1)pp.1-5
授業の進め方、評価方法等
曖昧性、構造依存性
準備学修時間目安:特になし
第2回
第1章:人間言語の本質的性質(2)pp.5-10
構成素構造
準備学修時間目安:4時間
授業計画に沿った学習
第3回
第2章:統語構造(1)pp.11-22
統語範疇、句構造、
準備学修時間目安:4時間
授業計画に沿った学習
第4回
第2章:統語構造(2)pp.22-30
動詞句
準備学修時間目安:4時間
授業計画に沿った学習
第5回
第2章:統語構造(3)pp.30-39
A移動
準備学修時間目安:4時間
授業計画に沿った学習
第6回
第2章:統語構造(4)pp.39-45
補文標識と主要部移動
準備学修時間目安:4時間
授業計画に沿った学習
第7回
第3章:構造関係(1)pp.47-55
構造関係に関する基本概念、c統御と束縛条件
準備学修時間目安:4時間
授業計画に沿った学習
第8回
第3章:構造関係(2)pp.56-62
二重目的語構文
準備学修時間目安:4時間
授業計画に沿った学習
第9回
第4章:A’移動(1)pp.63-72
A’移動の特徴
準備学修時間目安:4時間
授業計画に沿った学習
第10回
第4章:A’移動(2)pp.72-84
A’移動が関わるその他の構文、移動に対する制約
準備学修時間目安:4時間
授業計画に沿った学習
第11回
第4章:A’移動(3)pp.84-93
A移動とA'移動の統語的振る舞い、右方移動
準備学修時間目安:4時間
授業計画に沿った学習
第12回
第4章:A’移動(4)pp.93-101
非健在的移動
準備学修時間目安:4時間
授業計画に沿った学習
第13回
第6章:削除(1)pp.115-121
課題に関する質問会
音形を伴わない構造
準備学修時間目安:4時間
授業計画に沿った学習
第14回
第6章:削除(2)pp.121-128
課題に関する質問会
削除の同一性条件、削除の認可条件
準備学修時間目安:4時間
授業計画に沿った学習
第15回
休講
休講
休講
第16回
期末課題提出
(授業開始時に回収)
ゲスト講演会
「日本手話と手話言語学について」
16:20 -18:20
講演に関するコメント提出
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 30% C: --% D: --%
成績評価法
期末課題 80%
宿題、講演に関するコメント 20%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
『データとともに学ぶ生成文法の基礎』
ISBN
9784758924191
著者名
高橋 将一
出版社
開拓社
出版年
2025
備考
教科書がなければ理解できない科目なので、必ず購入すること。
参考書にかかわる情報
備考
特になし
メッセージ
テキストの他に授業用資料が毎回用意されるので、修学支援システムより各自ダウンロードし、授業当日閲覧できるようにしておくこと。授業中にダウンロードできない可能性があるので、事前にダウンロードは済ませておくことが望ましい。
試験は授業内容に関するtake-home examination(自宅持ち帰り課題)となる。
キーワード
統語論 生成文法 手話言語学
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
特になし
履修条件
特になし
連絡先
ykueda@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜日 13:00〜14:30
(事前にメールでアポを取ることが望ましい)
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