開講年度
開講学部等
2025
人文学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
水1~2
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1012315006
欧州文学史[History of European Literature]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
DE BOISSIEU MICHEL[DE BOISSIEU MICHEL]
ー
担当教員[ローマ字表記]
DE BOISSIEU MICHEL [DE BOISSIEU MICHEL], 稲垣 健太郎 [INAGAKI Kentaro]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
この講義では、フランス文学(前半:ボアシュ)とドイツ文学(後半:稲垣)を中心に、ヨーロッパの東洋趣味を比較の視点から論じる。
授業の到達目標
比較文学への理解を深め、文学の普遍性と多様性の読み取り方を高めること。作品や関連資料の分析により、比較文学的な視野を身につけること。文学への強い関心を持ち、文学作品や資料の読解を積極的に行うこと。
授業計画
【全体】
まずフランスの東洋趣味文学、そしてドイツ語圏における東洋趣味文学を紹介します。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
フランスの東洋趣味文学1 (18世紀)
『千夜一夜物語』のガラン版
授業に配られた資料は次回まで熟読すること、内容について図書館やネットで自習的に研修。授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第2回
フランスの東洋趣味文学2 (18世紀)
啓蒙思想と東洋趣味:モンテスキュー
授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第3回
フランスの東洋趣味文学3 (18世紀)
啓蒙思想と東洋趣味:ヴォルテール
授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第4回
フランスの東洋趣味文学4 (18世紀)
東洋趣味と幻想文学:『ヴァセック』
授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第5回
フランスの東洋趣味文学5 (19世紀)
旅行記:『東方紀行』(ネルヴァル)
授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第6回
フランスの東洋趣味文学6 (19世紀)
キリスト教とイスラーム:『アジアデ』(ロティ)
授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第7回
フランスの東洋趣味文学7 (19世紀)
ロマン主義による東洋
授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など事前学習2時間及び事後学習2時間以上。
第8回
ドイツ語圏における東洋趣味文学:導入と問題提起
エドワード・サイード『オリエンタリズム』における沈黙
授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第9回
17世紀ドイツ語圏における東洋趣味文学(1)
17世紀ドイツ語圏におけるクルアーンの受容
授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第10回
17世紀ドイツ語圏における東洋趣味文学(2)
東洋旅行記の流行:アダム・オレアリウスの事例
授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第11回
18世紀ドイツ語圏における東洋趣味文学(1)
大トルコ戦争とドイツ語圏における東洋学の隆盛
授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など事授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第12回
18世紀ドイツ語圏における東洋趣味文学(2)
ヨーハン・ヤーコプ・ライスケとアラビア語詩
授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第13回
19世紀ドイツ語圏における東洋趣味文学(1)
ヨーハン・ヴォルフガング・ゲーテと東洋文学
授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第14回
19世紀ドイツ語圏における東洋趣味文学(2)
フリードリヒ・リュッカートの仕事とその影響
授業に配られた資料の熟読、内容についての取材など授業計画に沿った学習を行う(学習時間の目安:予習・復習4時間以上)。
第15回
19世紀ドイツ語圏における東洋趣味文学(3)
ヨーゼフ・フォン・ハマー=プルクシュタルの仕事
特になし。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
学期末のレポート(100%)で評価します。
教科書にかかわる情報
備考
資料は授業で配ります。
参考書にかかわる情報
備考
適宜講義中に紹介します。
メッセージ
授業中に配られた資料は次回まで熟読すること。そして講義の内容について図書館やネットで自主的に確認したり追加研修をしてほしいです。講義中は意見を述べたり、グループ同士で資料について議論することがありますので、積極的な参加をお願いします。
キーワード
比較文学、ヨーロッパ文学、ドイツ文学、フランス文学
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
ドイツ語やフランス語の初級・中級コース、欧州文学史、フランスとドイツ文学関係の講読や演習、特殊講義
履修条件
連絡先
boissieu@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜日 12:50〜14:20
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