開講年度
開講学部等
2025
人文学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
水5~6
講義
2.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1012510006
図書館情報技術論[Library Information Technologies]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
伊東 達也[ITOH Tatsuya]
ー
担当教員[ローマ字表記]
伊東 達也 [ITOH Tatsuya]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
図書館業務に必要な基礎的な情報技術を修得するために、コンピュータ等の基礎、図書館業務システム、データベース、検索エンジン、電子資料、コンピュータシステム等について解説し、必要に応じて演習を行う。
公立図書館で司書として勤務経験のある教員が、図書館の現状を交えて解説する。
授業の到達目標
デジタル情報の特徴を理解し、Webシステムや電子メールシステムなどそれぞれの用途に応じたデジタル情報の保存・検索・発信のしくみを習得している。また、現代の情報社会で守るべき基本的セキュリティ、モラル、マナー、法律などを理解している。図書館業務において、どのような情報やICT技術が応用可能か判断できる。急速に進歩する情報技術に関心を持ち、それを習得する努力を行うことに加え、新しい利用方法や可能性を検討することができる。
授業計画
【全体】
コンピュータの基礎、図書館業務システム、データベース、検索エンジン、電子資料、コンピュータシステム等について解説します。
予習として教科書や授業時に指定する文献・資料を読んでくること。
毎回、授業に関する質問・感想を提出してもらいます。これにより、出欠管理と意欲などを知る手がかりとします。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
情報技術と図書館
コンピュータとIT機器の基礎(1)
総説および授業の概要・到達目標の解説
コンピュータシステムの構造
ハードウエアの基礎
ソフトウエアの基礎
教科書(pp.7-27)を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第2回
コンピュータとネットワークの基礎(2)
ハードウエアの基礎
ソフトウエアの基礎
ネットワークの基礎
デジタルデータとアナログデータ
教科書(pp.7-27)や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第3回
情報技術と社会
情報技術の普及状況
情報化社会の課題
教科書(pp.28-48)や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第4回
図書館における情報技術活用の現状
図書館で情報技術を活用する目的
図書館における情報技術の活用例
教科書(pp.49-62)や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第5回
図書館業務システムの仕組み(1)
図書館業務システムの構成
教科書(pp.63-76)や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第6回
図書館業務システムの仕組み(2)
図書館業務システムの機能
オンラインサービス
教科書(pp.63-76)や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第7回
データベースの仕組み(1)
データベースの概要
データベースの構造
データベースの利用方法
教科書(pp.77-90)や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第8回
データベースの仕組み(2)
データベースの利用方法
教科書(pp.77-90)や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第9回
検索エンジンの仕組み
検索エンジンの概要
検索エンジン技術の発展
教科書(pp.91-103)や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第10回
電子資料の管理技術
電子資料の特性
電子資料の管理技術
教科書(pp.104-116)や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第11回
コンピュータシステムの管理(1)
システムの管理体制
データ管理
教科書(pp.118-151)や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第12回
コンピュータシステムの管理(2)
セキュリティ管理
ファシリティマネジメント
教科書(pp.118-151)や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第13回
デジタルアーカイブ
デジタルアーカイブ構築・運用方法
図書館のデジタルアーカイブ事例
教科書(pp.152-166)や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第14回
情報検索の理論と方法
情報資源とデータベース
情報検索の手法とプロセス
各種情報源の特徴と利用
配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第15回
最新の情報技術と図書館
図書館における新技術のニーズ
電子書籍と電子図書館
教科書(pp.167-185)や配布資料を読み、理解しておく。(事前学習2時間)
授業後、解説した資料を再度読み、内容についての理解を深める。(事後学習2時間)
第16回
定期試験
定期試験の実施
第1-15回の復習
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 20% C: --% D: --%
成績評価法
授業内課題(20%)、学期末の筆記テスト(80%)で評価します。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
図書館情報技術論
ISBN
9784762032080
著者名
日高昇治著
出版社
学文社
出版年
2022
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
図書館と情報技術 : 情報検索能力の向上をもめざして
ISBN
9784883672745
著者名
岡紀子, 田中邦英著 ; 田窪直規編集
出版社
樹村房
出版年
2017
参考書
書名
教養としてのコンピューターサイエンス講義 : 今こそ知っておくべき「デジタル世界」の基礎知識
ISBN
9784296000456
著者名
ブライアン・カーニハン著 ; 酒匂寛訳
出版社
日経BP
出版年
2022
参考書
書名
ネット時代の図書館戦略
ISBN
9784562052844
著者名
ジョン・ポールフリー著 ; 雪野あき訳
出版社
原書房
出版年
2016
参考書
書名
公共図書館を育てる
ISBN
9784787200785
著者名
永田治樹著
出版社
青弓社
出版年
2021
備考
メッセージ
キーワード
情報技術、図書館、IT、ICT、実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
図書館概論、図書館サービス概論、情報サービス論
履修条件
連絡先
人文学部507研究室(t.ito@yamaguchi-u.ac.jp)
オフィスアワー
【月曜日】9:00‐10:00
【火曜日】9:00‐12:00
【木曜日】9:00‐12:00
※いずれも事前連絡のこと
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