開講年度
開講学部等
2025
人文学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
水7~8
講義
0.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1012510014
博物館情報・メディア論[Information and Media in Museums]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
横山 成己[YOKOYAMA Shigeki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
横山 成己 [YOKOYAMA Shigeki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
博物館に関し「情報」と「メディア」をキーワードに概略を学ぶ。用語を正しく理解した上、博物館における情報資料とは何か、メディアにより何が伝達できるのか、現実を踏まえた上で博物館の将来像を考える。
授業の到達目標
現実の博物館において情報とメディアがどのように活用されているのか、実体験も含め理解する。近未来の情報・メディアを予測し、博物館が誰のため・何のためにそれを活用するのかを明確にする。積極的に自分の意見を発言できる。
授業計画
【全体】
博物館における情報の獲得・保存・使用方法に関する留意点を理解した上で、博物館の情報化を概観し、資料管理や展示等様々な博物館活動における情報管理・伝達方法に関して自らの考え方を構築する
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
博物館とICT社会
ITからICTへの社会状況の変化と、それに伴う博物館活動の現状を学習する
授業中に指示した学習(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第2回
博物館の情報資料
博物館情報とは何かを認識し、博物館4大機能(収集・管理・研究・社会教育)に対して情報をどのように管理・公開するかについて学習する
授業中に指示した学習(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第3回
情報教育の意義と重要性
情報に関する博物館と図書館の取り扱いを比較することにより、博物館における情報教育の立ち後れを認識する
授業中に指示した学習(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第4回
視聴覚メディアの歴史とデジタルミュージアムの現状
視聴覚メディアの変遷を理解し、デジタル(バーチャル)ミュージアムの現状の評価を行う
授業中に指示した学習(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第5回
博物館情報・視聴覚メディアによる教育
江戸時代以降の博物情報・視聴覚メディア教育の歴史を学習する
授業中に指示した学習(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第6回
情報資料の獲得(デジタルアーカイブ)と情報機器
文字資料(図書)と博物館資料(モノ)のデジタル化の方法を学習し、用いる機器の違い等を認識する
授業中に指示した学習(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第7回
博物館活動の情報化
博物館データベース構築への前段階として、コレクション・ドキュメンテーションの歴史と重要性について学習する
授業中に指示した学習(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第8回
情報資料管理とデータベース
博物館におけるデータベースの作成・公開状態を確認し、データベースの目的と管理方法を学習する
授業中に指示した学習(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第9回
データベースとメタデータ
博物館データベース課題に取り組み、自作のデータベースをプレゼンテーションすることにより、メタベースの設定等が適切であったか確認する
授業中に指示した学習(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第10回
博物館のネットワーク
社会情勢の中での博物館ネットワークの現状と未来を、ジャパンサーチの成立過程を振り返ることにより学習する
授業中に指示した学習(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第11回
博物館情報のアナログ公開
ポスター・チラシ・館報・展示図録など、博物館の紙媒体による情報公開状況を確認し、その利活用を学ぶ
授業中に指示した学習(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第12回
博物館情報のデジタル公開
博物館情報のデジタル公開について、文字資料と実物資料のデジタル化の違いを認識し、公開に関する問題点等を学習する
授業中に指示した学習(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第13回
博物館と知的財産1
著作権を中心に知的財産の基礎知識を学習する
授業中に指示した学習(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第14回
博物館と知的財産2
博物館活動と知的財産の具体的な関係を各種事例から学習する
授業中に指示した学習(事前学習2時間及び事後学習2時間)
第15回
博物館情報の現状と未来
これまでの学習を踏まえ、最終課題に向けて、情報・メディアに関する博物館のあるべき姿を検討する。
授業中に指示した学習(事前学習2時間及び事後学習2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: 5%
成績評価法
レポート(ミニ課題)40% 学期末レポート60%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
新博物館学教科書 博物館学Ⅲ 博物館情報・メディア論 博物館経営論
ISBN
9784762022869
著者名
大堀哲 水嶋英治(編)
出版社
学文社
出版年
2012
備考
適宜プリントを配布
参考書にかかわる情報
備考
授業中適宜紹介
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
履修条件
連絡先
083-933-5035
shige-y@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月~金曜日 16時以降
ただし発掘調査に従事している期間もあるため、メールにて事前に連絡してください
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