開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
金3~4
その他
6.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021101006
協働実践基礎[Foundation of Collaborative Practice for School Program]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
岡村 吉永[OKAMURA Yoshihisa]
ー
担当教員[ローマ字表記]
岡村 吉永 [OKAMURA Yoshihisa], 宮木 秀雄 [MIYAKI Hideo], 田島 大輔 [TAJIMA Daisuke]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
学校や地域で行う実習(協働実践)の内容や意義を理解し,そのために必要な基礎的な事項を学習する。
授業の中後半以降で、地域の学校や教育委員会等との協働事業を計画している。
授業の到達目標
教育的な場面では、勝手な思考・判断が極めて重大な問題を引き起こす場合があることなどを知り、実践に必要な思考や適切な判断を行うことができる。そのために、学校や教育を取り巻く状況に関心を持ち、積極的に子どもや学校教員、地域関係者らと関わることができる。
学校や地域での実践に必要な基本的な態度、ならびに対人関係能力や企画力を身につけ、他者の意見を尊重するとともに、自らの考えを論理的かつ分かりやすく説明することができる。
授業計画
【全体】
小学校等での協働実践に必要な知識、配慮事項ならびに技能、態度等について学習する。実際の学校等を参観し,実習を通してこれらの学習を定着させるとともに,現場教員等との意見交換を通して教員としてのキャリア形成に必要な動機付けを行う。
4年間を通した,実践とこれに伴う省察の習慣づけを図る。
なお、本授業は、各回とも上記教員が共同で担当する。
【重要】
・基礎セミナー(小学校総合)と合わせて履修すること。2コマ続きの授業を行うことがある。
・長門市教委、萩市教委と協働で実施する「夢つなぎ塾」「科学の祭典(サイエンスフェスティバル)」は、授業外の土日等で実施する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
授業概要,自らの課題を設定,記録や報告書について
発見ノートの使い方
発見ノートの記入 10ページ分
(4時間以上)
第2回
活動準備 1
基礎的知識・理解(守秘義務・人権など)
活動班(チーム)編成
チーム名&名札デザイン の検討
チーム名と名札デザインを決定し、次回プレゼンするための準備
(4時間以上)
第3回
活動準備 2
チーム名と名札デザインの提案と協議
学校で活動するために必要な視点(言葉や色、デザインの選択。分かりやすい説明の仕方)
振り返り および再提案の準備(4時間以上)
第4回
活動準備 3
チーム名と名札デザインの決定
振り返り(4時間以上)
第5回
授業参観(事前学習)
概要説明と諸注意
課題設定
次週の学校訪問に備え,服装等を含め、準備をしておくこと(4時間以上)
第6回
授業参観(市内小学校)
市内小学校での授業参観
登校中の児童の様子、
1・2校時 授業参観
大学に戻って振り返り
観察した内容の整理(4時間以上)
第7回
授業参観(ふり返り)
授業参加の振り返りと考察。班および全体での協議
レポート(4時間以上)
第8回
協働実践の基礎的事項1
学校安全に対する基礎的事項
フィールドワーク
プレゼン準備(4時間以上)
第9回
協働実践の基礎的事項2
学校安全に対する基礎的事項
プレゼンテーション
振り返り
(4時間以上)
第10回
協働実践 夢つなぎ塾1
長門市教委と連携して行う「夢つなぎ塾」の概要説明と役割分担
各役割の内容や準備について検討
(4時間以上)
第11回
協働実践 夢つなぎ塾2
夢つなぎ塾 各役割の内容発表と協議1
振り返り
再提案準備
(4時間以上)
第12回
協働実践 夢つなぎ塾3
夢つなぎ塾 各役割や内容等を踏まえた全体調整。実施上の課題や意義に関する確認。
次回 リハーサルに向けた準備
(4時間以上)
第13回
協働実践 夢つなぎ塾4
夢つなぎ塾 リハーサル
振り返り
本番に向けた作業
(4時間以上)
第14回
科学の祭典1
長門市教委 との協働で実施する科学の祭典について概要説明
ブース出展に関する検討
ブース出展に関する事項の整理
(4時間以上)
第15回
科学の祭典2
科学の祭典 ブース出展に関する提案と協議
本番に向けた準備
(4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 10% C: 20% D: 10%
成績評価法
授業への取り組みや成果物などを総合的に評価します。
授業態度・参加度15%、演習等15%、授業内外レポート(発見ノート)70%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用しません。必要に応じ、授業内で資料等を配布または指示します。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
※ 小学校総合選修対象の基礎セミナーと連動します。
・授業参観等、午前中全体を使って実施(小学校総合については基礎セミナーと連続した時間を確保します)します。
・受講にあたって,保険(学研賠、ボランティア保険)への加入が必要です。
・遅刻や忘れ物,実習にふさわしくない服装や言動がみられた場合(事前事後を含む),受講を取り消す場合があります。
・通常の時間割を変更して行う実習が含まれます。注意してください。
キーワード
協働実践,学校理解
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
教職協働実践Ⅰ〜Ⅲ,教職概論,基礎セミナー,子ども理解演習
履修条件
小学校総合選修の基礎セミナーを合わせて受講すること。
連絡先
岡村:okasun@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜日 10:30~11:30
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