開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
火5~6
その他
5.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021101007
教職協働実践Ⅱ[Collaborative Teaching Profession Training II]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
岡村 吉永[OKAMURA Yoshihisa]
ー
担当教員[ローマ字表記]
岡村 吉永 [OKAMURA Yoshihisa], 生嶌 亜樹子 [SHOJIMA Akiko], 廣口 知世, 田島 大輔 [TAJIMA Daisuke]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
社会の大きな変化を受けて,教員には,これまで以上に広く豊かな教養が求められるようになってきた。本授業は,教職協働実践Ⅰでの学習を基盤として,学校や地域での子どもたちの学びや教育的取り組みを主体的かつ実践的に支援し,理解を深めるものである。
よって、教職協働実践Ⅰを履修済みであることが望ましい(希望者が多い場合,教職協働実践Ⅰ履修者を優先する)。
なお、小学校や地域における授業時間外(週休日等)の協働活動(必須)を含むため,履修には連絡先等の登録および保険(学研災・学研賠,ボランティア保険)加入が必要となる。
授業の到達目標
規則やマナーなど、学校や地域で活動する上で必要となる基礎的事項を知り、学校教員や児童、地域住民と適切かつ積極的に関わることができる。その際、教員として求められる基礎的な能力や技能を身に付け、他者を尊重するとともに必要に応じてリーダーシップを発揮することができる。
授業計画
【全体】
本授業は,家庭や地域社会との連携による(学校)教育の充実を指向する教員(人材)を育てることを目的とする。
学びの段階では,基盤となる教職協働実践Ⅰを踏襲し,「①外部と協働するための基礎的マナーや言動について学ぶ段階」,「②学校や地域に出向き,教育活動の実際を学ぶ段階」,「③比較的取り組みが容易な場面,あるいは上級者の支援下における協働実践と省察を行う段階」に大別できるが,より高次の理解並びに実践の質的向上を目指す。
授業は,学校ならびに地域等の実情,受講者の興味・関心等,諸条件を考慮しながら,目的に合った活動を選択し,学生自らが活動に対して主体的に参加することを基本に構成する。
本授業は、各回とも上記に示された教員が共同で担当する
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
授業の説明(到達目標,授業計画,評価法等)
学校チューター等、実際に学校現場等で子どもに触れ、観察できる場を確保すること。(ちゃぶ台事業への登録など)(4時間以上)
第2回
学校、家庭、地域社会の教育機能と学校教員に求められること①
地域の教育力と学校
振り返り
次回テーマに向けた資料準備
(4時間以上)
第3回
学校、家庭、地域社会の教育機能と学校教員に求められること②
教育機能の連携と学校教育
振り返り
次回テーマに向けた資料準備
(4時間以上)
第4回
学校、家庭、地域社会の教育機能と学校教員に求められること③
連携に向けた学校教員の課題
振り返り
次回テーマに向けた資料準備
(4時間以上)
第5回
学校と地域の関わり①
コミュニティースクールの意義と学校の在り方について
振り返り
次回テーマに向けた資料準備
(4時間以上)
第6回
学校と地域の関わり②
地域との関係づくりについて
振り返り
次回テーマに向けた資料準備
(4時間以上)
第7回
子どもを取り巻く地域①
子どもに関連する地域の活動について知る。
振り返り
次回テーマに向けた資料準備
(4時間以上)
第8回
子どもを取り巻く地域②
地域の教育資源をどう生かすか
振り返り
次回テーマに向けた資料準備
(4時間以上)
第9回
子どもを取り巻く地域③
地域と学校が協働して子どもを育むために配慮すべきこと
振り返り
次回テーマに向けた資料準備
(4時間以上)
第10回
協働実践活動Ⅰ-①(課題プロジェクトの実践)
学校参観、諸活動参加と振り返り(学外活動)
振り返り
次回テーマに向けた資料準備
(4時間以上)
第11回
協働実践活動Ⅰ-②(課題プロジェクトの実践)
学校参観、諸活動参加と振り返り(学外活動)
振り返り
次回テーマに向けた資料準備
(4時間以上)
第12回
協働実践活動Ⅱ-①(自主プロジェクトの実践)
自主プロジェクトの企画と準備(学外活動)
振り返り
次回テーマに向けた資料準備
(4時間以上)
第13回
協働実践活動Ⅱ-②(自主プロジェクトの実践)
自主プロジェクトの運営(学外活動)
振り返り
次回テーマに向けた資料準備
(4時間以上)
第14回
協働実践活動Ⅱ-③(自主プロジェクトの実践)
自主プロジェクトの評価と振り返り(学外活動)
振り返り
次回テーマに向けた資料準備
(4時間以上)
第15回
授業・実践活動の総括
・教職カルテ等のまとめ
・次期授業(演習等)における自己課題の設定
振り返り レポート作成
(4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 10% C: 15% D: 10%
成績評価法
宿題・授業外レポート50%、授業内レポート20%、演習における参加度及び成果物30%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用しません。必要に応じ、授業内で資料等を配布または指示します。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
*事前に連絡先等の登録をしていただきます。
*保険(学研災・学研賠,ボランティア保険)への加入が必要。
*実践活動を行う際は,健康を管理し,適切な服装をすること。
*忘れ物や遅刻があった場合,実践活動への参加を許可しない場合がある。
キーワード
協働実践,実践と省察の往還
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
協働実践基礎,教職協働実践Ⅰ,教職協働実践Ⅲ
履修条件
協働実践基礎を履修済みであること。
連絡先
okasun@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜日10:30~11:30
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