タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 月1~2 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1021101204 発達障害心理学概論[General Course on Psychological Developmental Disorders] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
田中 亜矢巳
担当教員[ローマ字表記]
田中 亜矢巳
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
近年、学校教育や心理臨床場面で注目されるようになった神経発達症児者に関して、心理学的視点から講義を進めます。主に知的能力障害、コミュニケーション症、自閉スペクトラム症、限局性学習症、注意・欠如・多動症等の特性理解と基本的な支援の進め方に関して、事例を紹介しながら概説します。
授業の到達目標
・神経発達症に関する基本知識を学び、理解を深める。
・神経発達症に関する学びを通して、具体的な対応について考える。
・神経発達症への理解と対応を考え、今後の教育や心理関係の実習も見据えて理解を深める。
・自分自身の考えに気付き、思考を深める姿勢を持つ。
・神経発達症の基本知識について考え、自分の言葉で表現できる。
・授業出席を含む、修学のための自己管理に努め、難しい場合は必要に応じて相談できる。
授業計画
【全体】
全体を通して、「障害」とは何かということを考えていきます。まずは「障害」についての自分自身の認識に気付くところから始め、その後、主な発達障害の特性について概説します。後半では、様々な事例を通して、グループ討議を通して理解を含めていき、「神経発達障害」の概念と社会適応の新たな方向性について検討していきます。授業を通して、受講者自身が自分の考えに気付き、思考を深めることを期待しますので、簡単なレポート(感想など)やワークを課すことがあります。

担当形態:単独
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 「障害」について考える 「障害」とは何かを考え、認識するところから始めます。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第2回 「神経発達症」の概要① 神経発達症の診断基準など、基本的な事項の確認をします。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第3回 「神経発達症」の概要② 神経発達症と社会的適応との関連性について、事例を通して検討します。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第4回 知的能力障害について 知的能力障害について概説します。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第5回 コミュニケーション症について コミュニケーション症について概説します。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第6回 自閉スペクトラム症について 自閉スペクトラム症について概説します。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第7回 限局性学習症について 限局性学習症について概説します。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第8回 注意欠如・多動症について 注意欠如・多動症について概説します。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第9回 その他の神経発達症について チック症、発達性強調運動症、常同運動症について概説します。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第10回 学校教育での対応① 事例を通して、主に小学校での対応について考えます。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第11回 学校教育での対応② 事例を通して、主に中学校での対応について考えます。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第12回 学校教育での対応③ 事例を通して、主に高校での対応について考えます。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第13回 心理臨床での対応① 事例を通して、発達神経症児・者が抱える感覚障害について考えます。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第14回 心理臨床での対応② 事例を通して、家族への支援の重要性について考えます。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第15回 総括 授業で学んだことを整理します。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業内課題60%、期末レポート40%
教科書にかかわる情報
備考
資料は修学支援システムの「講義資料」に配置します。
講義内で視聴覚教材を使用することがあります。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 子どもの発達支援と心理アセスメント: 自閉症スペクトラムの「心の世界」を理解する ISBN 9784760823833
著者名 木谷秀勝 出版社 金子書房 出版年 2013
備考
メッセージ
キーワード
臨床心理学、質的研究法
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
履修条件
連絡先
初回授業で連絡先のメールアドレスをお知らせします。
オフィスアワー
月曜11時~12時
事前にメールでご連絡ください。上記時間帯以外の時間帯も調整次第で相談可能です。

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