タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 金5~6 演習 6.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1021101215 心理学研究演習Ⅲ 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
長谷 和久[NAGAYA Kazuhisa]
担当教員[ローマ字表記]
長谷 和久 [NAGAYA Kazuhisa]
特定科目区分   対象学生 長谷 和久 対象年次 4~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
卒業論文の執筆に向けて先行研究を精読し,これまでの研究でどこまでが明らかになり,またどこまでが明らかになっていないかを把握します。そうした過程を経て,新規の知見を得るための実験や調査を計画し,実施します。

科学として心理学は実験や調査を通じて客観的なデータを収集し,これまでに明らかにされてこなかった新規の知見を得る営みを大切にします。このように実験や調査は「新しいこを知る」ために行うものです。ですので,絶対的に正しい実験や調査はありません。先行研究と興味関心をもとにして,どんな実験や調査がふさわしいのかも一緒に考えていきます。

研究を計画・実施し,最終的に卒業論文としてまとめる過程は時間と労力を必要としますが,科学的な営みの全体像について理解でき,最終的には正確な知識を得るための技能を身に着けることにつながります。
授業の到達目標
先行研究に基づいて心理学の研究法を理解し,先行研究や自身の研究について相手に伝わりやすいかたちでまとめることができる。
授業計画
【全体】
発表者は自身の卒業論文に関連する先行研究を読み,内容を発表する。
担当形態:単独
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション

授業のオリエンテーションを行う 授業内容の振り返り(目安時間:4時間程度)
第2回 論文の検索1 心理学の論文の検索方法について学ぶ。 授業予習・授業内容の振り返り(目安時間:4時間程度)
第3回 論文の検索2
検索した論文のアブストラクトを読む。 授業予習・授業内容の振り返り(目安時間:4時間程度)
第4回 論文の構成とライティング1 全体で論文を読みながら,論文の構成を理解する。 授業予習・授業内容の振り返り(目安時間:4時間程度)
第5回 論文の構成とライティング2 先行研究を読みながら,パラグラフ・ライティングについて理解する。 授業予習・授業内容の振り返り(目安時間:4時間程度)
第6回 発表の準備 先行研究の内容を簡潔にまとめる際に留意すべきことについて学ぶ。 授業予習・授業内容の振り返り(目安時間:4時間程度)
第7回 発表資料の作成
先行研究を熟読し,要点を発表資料にまとめる。 授業予習・授業内容の振り返り(目安時間:4時間程度)
第8回 先行研究の発表 自身の関心に沿う論文の内容をまとめて発表する。 授業予習・授業内容の振り返り(目安時間:4時間程度)
第9回 パイロット・スタディの計画 卒業研究に向けたパイロット・スタディ(予備的研究)を計画する 授業予習・授業内容の振り返り(目安時間:4時間程度)
第10回 パイロット・スタディの実施 卒業研究に向けたパイロット・スタディ(予備的研究)を実施する 授業予習・授業内容の振り返り(目安時間:4時間程度)
第11回 卒業研究の計画 パイロット・スタディ(予備的研究)の結果受けて,卒業論文の目的,卒業研究の実施形態について改めて議論する。 授業予習・授業内容の振り返り(目安時間:4時間程度)
第12回 卒業研究の実施1
卒業論文に関連する研究を実施する。 授業予習・授業内容の振り返り(目安時間:4時間程度)
第13回 卒業研究の実施2 研究で得たデータを統計学的に分析する。 授業予習・授業内容の振り返り(目安時間:4時間程度)
第14回 卒業研究の実施3
研究成果を論文形式でまとめる。 授業予習・授業内容の振り返り(目安時間:4時間程度)
第15回 まとめ 授業の総括を行う。 授業内容の振り返り(目安時間:4時間程度)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 30% B: 30% C: --% D: --%
成績評価法
プレゼンテーションの内容(50%),および積極的な発言(50%)をもとに評価する。
教科書にかかわる情報
備考
教科書備考:テキストは用いない 。必要に応じて資料を配布し、文献を紹介する。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 人や国の不平等をなくそう
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
履修条件
連絡先
メールアドレス:nagaya.k@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜日の9・10時限目
ご相談がある場合は前もって以下のアドレス宛に連絡をいただけますと幸いです。
nagaya.k@yamaguchi-u.ac.jp

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