開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
月9~10
講義
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021101305
欧米文化論Ⅱ[European and American Cultures II]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
SENNECK ANDREW JOHN[SENNECK ANDREW JOHN]
ー
担当教員[ローマ字表記]
SENNECK ANDREW JOHN [SENNECK ANDREW JOHN]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
Intercultural StudiesⅡでは、ヨーロッパとアジアの文化(歴史、言語、宗教など)について取り上げる。教科書、配布するテキスト、授業内に見るビデオなどを通して、様々な文化的事象について考察していく。
授業の到達目標
・ヨーロッパとアジアの歴史的形成についての知識を得る。それぞれの地域の多様性についての理解を深めるとともに、文明、言語、宗教といった共通の基盤をもつことも理解する。
・歴史的事象が今日のヨーロッパとアジアの形成にどのように関わっているのか、繋がりを理解し、それについて整理して説明できる。
・参考文献、インターネットなどを調査し、知見を拡げていく姿勢をもつ。
・与えられた課題に積極的に取り組むことができる。
・発表、レポートなどで、論理的・客観的な報告あるいは記述ができる。
授業計画
【全体】
ヨーロッパとアジアの文化や社会を構成する要素としての宗教、言語、歴史的背景、現在の時事問題などについての洞察を深めるために、いくつかのテーマを採り上げ、それぞれのテーマについてプリント、パワーポイント、ビデオなどを用いて解説する。テーマについてより深く調べるために、様々な課題を与え、調べてきたことを授業中に発表してもらう。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ヨーロッパの国々(1)(担当:セネック)
ヨロッパの国々に関してブレインストーミングと基本知識を調べる。
ヨロッパ学入門pp.29-32, 212-219, 81-83, 107-112, 191-194を読む。(学修時間の目安4時間以上)
第2回
ヨーロッパの国々(2)(担当:セネック)
ギリシャ、イタリア、スペイン、ドイツ、スイス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、フランス、デンマークの基本知識を発表。
個人でパワーポイントによる発表の準備。(学修時間の目安4時間以上)
第3回
ヨーロッパの国々(3)(担当:セネック)
個人発表「ヨロッパと私」
ヨーロッパ世界の形成と変容 pp 3 to 25を読む。(学修時間の目安4時間以上)
第4回
ヨーロッパ世界の形成と変容(担当:セネック)
教科書pp. 3-25の内容に踏まえてグループディスカッション。
グループでパワーポイントによる発表ルネサンス・宗教革命・大航海時代。(学修時間の目安4時間以上)
第5回
ルネサンス・宗教革命・大航海時代(担当:セネック)
グループでパワーポイントによる発表
非ヨーロッパ圏から考えるヨーロッパ pp 33 to 51を読む。(学修時間の目安4時間以上)
第6回
非ヨーロッパ圏から考えるヨーロッパ(担当:セネック)
教科書pp 33 to 51の内容に踏まえてグループディスカッション。
ヨーロッパの言語 pp 84 to 105を読む。(学修時間の目安4時間以上)
第7回
ヨーロッパの言語(担当:セネック)
教科書pp 84 to 105の内容に踏まえてグループディスカッション。
ヨーロッパの神話と民話 pp144 to 187を読む。(学修時間の目安4時間以上)
第8回
ヨーロッパの神話と民話(担当:セネック)
教科書pp 144 to 187の内容に踏まえてグループディスカッション。
ヨーロッパとキリスト教 pp 255 to 299を読む。(学修時間の目安4時間以上)
第9回
ヨーロッパとキリスト教(担当:セネック)
教科書pp 255 to 299の内容に踏まえてグループディスカッション。
近世におけるキリスト教 pp 300 to 322を読む。(学修時間の目安4時間以上)
第10回
近世におけるキリスト教(担当:セネック)
教科書pp 300 to 322の内容に踏まえてグループディスカッション。
ヨーロッパのそれぞれの課題に関してレポートを書く。(学修時間の目安4時間以上)
第11回
「アジア」へのまなざし①(担当:森)
「アジア」とはいかに西洋のまなざし(オリエンタリズム)の中で捉えられてきたのかを考えていく。
(予習)
・指定された文献を読んでまとめておく(2時間)
(復習)
・授業で出た用語・概念についてノートにまとめておくこと。(1時間程度)
第12回
「アジア」へのまなざし②(担当:森)
引き続き、「アジア」とはいかに西洋のまなざし(オリエンタリズム)の中で捉えられてきたのかを考えていく。
(予習)
・指定された文献を読んでまとめておく(2時間)
(復習)
・授業で出た用語・概念についてノートにまとめておくこと。(1時間程度)
第13回
国民と文化①(担当:森)
「国民」という単一性・共通性と文化の多様性はときに衝突を起こす。授業では「アジア」における「文化」をめぐる問題を議論していく。
(予習)
・指定された文献を読んでまとめておく(2時間)
(復習)
・授業で出た用語・概念についてノートにまとめておくこと。(1時間程度)
第14回
国民と文化②(担当:森)
引き続き「アジア」における「文化」をめぐる問題を議論していく。
(予習)
・指定された文献を読んでまとめておく(2時間)
(復習)
・授業で出た用語・概念についてノートにまとめておくこと。(1時間程度)
第15回
学生の発表①(担当:森)
これまでの授業を踏まえて、学生が調べてきたことを発表する。
(予習)
・報告資料(Word)を用意する(人数分)。(3時間程度)
(復習)
・授業で受けたコメントを踏まえてレポートを修正する(2時間程度)
第16回
学生の発表②(担当:森)
引き続き、これまでの授業を踏まえて、学生が調べてきたことを発表する。
(予習)
・報告資料(Word)を用意する(人数分)。(3時間程度)
(復習)
・授業で受けたコメントを踏まえてレポートを修正する(2時間程度)
レポートの提出
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 40% B: 30% C: --% D: 30%
成績評価法
成績は、レポート50%、発表50%で評価する。
ただし、本講義は複数人で担当しているために、詳細はそれぞれの担当教員から説明する。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
ヨーロッパ学入門―改訂版―
ISBN
9784255004105
著者名
武蔵大学人文学部ヨーロッパ比較文化学科編
出版社
朝日出版
出版年
2007
教科書
書名
ISBN
著者名
出版社
出版年
1993
備考
教科書備考:教科書については国際理解教育選修のものを貸します(セネック)。
第11回から第16回は、教師が用意したレジュメを用いて授業を進める。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
アジアは「アジア的」か
ISBN
9784779500312
著者名
植村邦彦著
出版社
ナカニシヤ出版
出版年
2006
参考書
書名
オリエンタリズム
ISBN
9784582760118
著者名
E.W.サイード著 ; 今沢紀子訳
出版社
平凡社
出版年
1993
参考書
書名
世界史序説 : アジア史から一望する
ISBN
9784480071552
著者名
岡本隆司著
出版社
筑摩書房
出版年
2018
備考
メッセージ
授業で関心を持った点を、自分でもどんどん調べていってください。図書館やインターネットを活用しましょう。
キーワード
ヨーロッパ、資本主義、キリスト教、アジア、国民国家、ナショナリズム、文化、開発、
持続可能な開発目標(SDGs)
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
インターカルチュラル・スタディーズI、アジアの持続可能な開発
履修条件
連絡先
セネック研究室(教育学部C棟3階306)
森研究室(教育学部A棟4階414)
オフィスアワー
セネック:月曜日11:00-12:00
森:水曜日11:50-12:50
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