開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
水3~4
講義
1.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021102013
国文学講読Ⅱ[Readings in Japanese Literature II]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
山根 由美恵[YAMANE Yumie]
ー
担当教員[ローマ字表記]
山根 由美恵 [YAMANE Yumie]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本講義では、世界的に評価の高い村上春樹作品を通史的に取り上げ、文学的変遷をたどる。村上春樹の作品は近年教科書に掲載されることが多いが、教材分析が困難であるという声が多く挙がる。本講義では、実際の授業の構成や指導に活かすため、教材分析の視点・方法・作家の背景等を紹介し、村上文学に関する基本的な知識の習得を目指す。(教育学部DP4)
授業の到達目標
1.村上春樹文学の特徴(デタッチメント・コミットメント)を理解し、世界的な享受の理由を自分で考えることができる。
2.村上春樹文学をはじめとし、日本現代文学について興味を持つことができる。
3.コメントシートで、自分の考えを的確に述べることができる。
授業計画
【全体】
本講義では、村上春樹の文学を編年体で追い、全体の文学的流れを押さえる。特に、「ディタッチメント」から「コミットメント」への変化は重要であり、その流れについて強調しながら講義する。
(担当形体:単独)
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
世界における村上春樹の評価について
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上):具体的な内容は授業中に指示。
第2回
ディタッチメントの世界1
「納屋を焼く」
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上):具体的な内容は授業中に指示。
第3回
ディタッチメントの世界2
「中国行きのスロウ・ボート」
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上):具体的な内容は授業中に指示。
第4回
ディタッチメントの世界3
「ノルウェイの森」1
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上):具体的な内容は授業中に指示。
第5回
ディタッチメントの世界4
「ノルウェイの森」2
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上):具体的な内容は授業中に指示。
第6回
ディタッチメントからコミットメントへ1
「沈黙」
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上):具体的な内容は授業中に指示。
第7回
地下鉄サリン事件について1
聖路加国際病院に着目して
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上):具体的な内容は授業中に指示。
第8回
地下鉄サリン事件について2
「アンダーグラウンド」
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上):具体的な内容は授業中に指示。
第9回
ディタッチメントからコミットメントへ2
「七番目の男」
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上):具体的な内容は授業中に指示。
第10回
コミットメントの世界1
「木野」「品川猿」
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上):具体的な内容は授業中に指示。
第11回
コミットメントの世界2
「海辺のカフカ」1
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上):具体的な内容は授業中に指示。
第12回
コミットメントの世界3
「海辺のカフカ」2
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上):具体的な内容は授業中に指示。
第13回
コミットメントの世界4
映画「ドライブ・マイ・カー」1
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上):具体的な内容は授業中に指示。
第14回
コミットメントの世界5
映画「ドライブ・マイ・カー」2
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上):具体的な内容は授業中に指示。
第15回
総括
評価レポート作成
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上):具体的な内容は授業中に指示。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: --% D: --%
成績評価法
授業ごとのミニレポート 55% ディスカッション 10% 最終レポート 35%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用せず、プリントを配布します。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
履修条件
連絡先
山根由美恵:yumie@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
火曜:11:00〜12:00
連絡先に事前にメール連絡してください。
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