開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
月3~4
講義
3.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021102104
外国史Ⅰ[History of Occident I]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
山本 孟[YAMAMOTO Hajime]
ー
担当教員[ローマ字表記]
山本 孟 [YAMAMOTO Hajime]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本授業では、中東の歴史を軸に古代から現代にいたる外国史全体を概観する。まず古代中近東を中心に古代文明を取り上げ、その後中世・近世の歴史を概説する。また、古代文明を「発見」した、ヨーロッパ近代と、古代史研究の歴史的展開を追う。歴史の大きな流れと研究史を理解し、歴史を伝えることの意義を考える。
授業の到達目標
国家の形成と変遷を学び、古代から近代にいたる歴史の連続を理解したうえで、自らが学んだことを伝えることができる。授業時間・時間外の課題に積極的に取り組むことができる。
授業計画
【全体】
本授業では、はじめに古代から中世までの歴史的展開を見ることで国家の興亡を解説する。その後、近代史の問題に焦点を当て、古代史研究と近代史がどのように関わるのかについて概説する。授業では毎回フィードバックを提出し、歴史の説明方法を考えていく。
小学校の社会科の目標では社会的な見方・考え方が、中学校の歴史的分野あるいは高等学校の歴史総合の目標では社会的事象の歴史的な見方・考え方を働かせ、課題を追求・解決する技能が挙げられる。本授業では、中近東の歴史を中心に、さまざまな角度から各時代の国家と社会のあり方を捉え、それらを歴史的に評価する方法を考える。
授業形態(単独)。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
授業の概要について説明する
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第2回
古代文明の「発見」
中世から近代にかけての古代文明の探索
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第3回
古代遺跡の紹介と文明の始まり
遺跡を紹介と文明の誕生について
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第4回
古代史①
古代中近東世界
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第5回
古代史②
古代中近東世界
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第6回
古代史③
アジアとヨーロッパの古代文明
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第7回
中世①
ヘレニズム時代〜イスラーム世界
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第8回
中世②
イスラーム世界
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第9回
中世③
イスラーム世界と東アジア・ヨーロッパ
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第10回
中世④
中世の東アジアとヨーロッパ
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第11回
近世①
近世の中近東世界
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第12回
近世②
近世の中近東世界
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第13回
近現代①
近代ヨーロッパの帝国主義と古代文明の「発見」
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第14回
近現代②
楔形文字の解読とその後の研究について
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第15回
近現代③
サブカルチャーの中のオリエント世界
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 10% C: --% D: 15%
成績評価法
授業内レポート50%、プレゼンテーション10%、最終レポート40%
教科書にかかわる情報
備考
授業内でプリントを配布する
参考書にかかわる情報
参考書
書名
歴史学の現在古代オリエント
ISBN
9784634646001
著者名
前田徹 [ほか] 著
出版社
山川出版社
出版年
2000
参考書
書名
人類の起原と古代オリエント
ISBN
9784122051454
著者名
大貫良夫 [ほか] 著
出版社
中央公論新社
出版年
2009
参考書
書名
ヒッタイトの歴史と文化 : 前2千年紀の忘れられた帝国への扉
ISBN
4863760884
著者名
ビリー・ジーン・コリンズ著 ; 山本孟訳
出版社
リトン
出版年
備考
授業中に(配布プリントを通して)紹介する。
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
履修条件
連絡先
hajimey@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜日(13時以降)
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