開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
水3~4
演習
6.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021102107
地理学演習[Seminar on Geography]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
楮原 京子[KAGOHARA Kyoko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
楮原 京子 [KAGOHARA Kyoko]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
地理学における学術論文の講読を通して,地理的な見方・考え方における専門的な裏付けについて学ぶ.また,自らの興味・関心に合わせた学術論文(地理学)をいくつか選定し,毎時間,担当者による論文紹介とその内容をテーマとした考察・議論を参加者全員で行う.また,考察・議論で得た知識・理解が,学校教育にどのように生かせるか討議する.
授業の到達目標
地誌的、系統地理的な地理学の基礎的な知識・理解を深め、地理学が扱う課題や問題意識を的確につかむことができる。また、自らが選択した課題に関して、適切な論文収集を行い、論文を論理的かつ批判的に読んだ上で、自らの意見をもって他者と議論することができる。
授業計画
【全体】
地理分野の論文紹介・検討を行う。関心のあるテーマについての論文収集、分析・整理、報告の方法を習得し,中学校・高等学校教育・地理分野の目標である「地域の諸事象や地域的特色を理解すると共に,調査や諸資料から地理に関する様々な情報を効果的に調べまとめる技能を身につける」に資する。参加者は、毎週、関係論文のレジュメを作成して紹介し,あわせて、学校教育における地理的な分野との関係付けを常に議論する。
担当形態:単独
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
・各自関心あるテーマを紹介
・論文検索方法
・論文リストの作成要領紹介
地理学の中のどのようなテーマに関心があるのか確認すること
(学修時間の目安:4時間以上)
第2回
文献渉猟
・文献リストの紹介/指導
・発表順の決定
・レジュメ作成要領紹介
文献リストに対する指導を参考に文献検索を再度行うこと。
論文を読み始めること。
(学修時間の目安:4時間以上)
第3回
報告と討論
・論文紹介 1巡目(1回目)
地域調査に基づく論文(人文分野1)
論文を読むこと。
報告担当はレジュメを作成すること。
(学修時間の目安:4時間以上)
ディスカッションを実施する
第4回
報告と討論
・論文紹介 1巡目(2回目)
地域調査に基づく論文(人文分野2)
論文を読むこと。
報告担当はレジュメを作成すること。
(学修時間の目安:4時間以上)
ディスカッションを実施する
第5回
報告と討論
・論文紹介 1巡目(3回目)
地域調査に基づく論文(自然分野1)
論文を読むこと。
報告担当はレジュメを作成すること。
(学修時間の目安:4時間以上)
ディスカッションを実施する
第6回
報告と討論
・論文紹介 1巡目(4回目)
地域調査に基づく論文(自然分野2)
論文を読むこと。
報告担当はレジュメを作成すること。
(学修時間の目安:4時間以上)
ディスカッションを実施する
第7回
報告と討論
・論文紹介 1巡目(5回目)
実践例に基づく論文(地理教育分野)
論文を読むこと。
報告担当はレジュメを作成すること。
(学修時間の目安:4時間以上)
ディスカッションを実施する
第8回
レビューワークの紹介方法
論文講読を踏まえて,当該分野の研究動向・研究史としてまとめる方法について学ぶ.
論文を読むこと。
報告担当はレジュメを作成すること。
(学修時間の目安:4時間以上)
第9回
報告と討論
・論文紹介 2巡目(1回目)
(レビューワークの要約と論文)
人文分野1
論文を読むこと。
報告担当はレジュメを作成すること。
(学修時間の目安:4時間以上)
ディスカッションを実施する
第10回
報告と討論
・論文紹介 2巡目(2回目)
(レビューワークの要約と論文)
人文分野2
論文を読むこと。
報告担当はレジュメを作成すること。
(学修時間の目安:4時間以上)
ディスカッションを実施する
第11回
報告と討論
・論文紹介 2巡目(3回目)
(レビューワークの要約と論文)
自然分野1
論文を読むこと。
報告担当はレジュメを作成すること。
(学修時間の目安:4時間以上)
ディスカッションを実施する
第12回
報告と討論
・論文紹介 2巡目(4回目)
(レビューワークの要約と論文)
自然分野2
論文を読むこと。
報告担当はレジュメを作成すること。
(学修時間の目安:4時間以上)
ディスカッションを実施する
第13回
報告と討論
・論文紹介 2巡目(5回目)
(レビューワークの要約と論文)
地理教育分野
・要約最終版(総論)の作成要領の紹介
これまでの論文を参考に、自らが設定したテーマの研究動向をまとめること。
(学修時間の目安:4時間以上)
ディスカッションを実施する
第14回
まとめ
・総論の発表と評価(1回目)
これまでの論文を参考に、自らが設定したテーマの研究動向をまとめること。
評価での指摘も参考にして総論を仕上げる
(学修時間の目安:4時間以上)
第15回
まとめ
・総論の発表と評価(2回目)
評価での指摘も参考にして総論を仕上げる
(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 60% C: --% D: --%
成績評価法
ディスカッションへの参加度,プレゼンで評価します.
ディスカッションへの参加度 50%,プレゼン 50%
教科書にかかわる情報
備考
受講者の必要に応じて、適時紹介を行う。
参考書にかかわる情報
備考
受講者の必要に応じて、適時紹介する。
メッセージ
議論に積極的に参加することを求めます。
キーワード
論文購読 演習 自然地理学 人文地理学
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
地理学実習,地理学巡検,社会科特別研究AI,社会科特別研究AII
履修条件
地理学概論,地域人文地理学,人文地理学,自然地理学のうちから1科目以上を修得していること。
連絡先
k-kago@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜13時〜15時
事前にメール等にて連絡を下さい。
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