開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
月7~8
講義
2.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021102110
現代法(国際法を含む。)[Modern Law (including International Law)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
松原 幸恵[MATSUBARA Yukie]
ー
担当教員[ローマ字表記]
松原 幸恵 [MATSUBARA Yukie]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
共通教育「日本国憲法」で得られた基礎的教養をさらに深めるため、現代社会における法的問題を、個別・具体的なテーマに即して専門的に考察する。
授業の到達目標
現代社会における様々な問題を法学的思考によって多角的に捉えることができる。
授業計画
【全体】
まず、法とは何かということについて全般的に概観した上で、現代社会における法的諸問題をテーマ別に多角的観点から検討する。受講生は、各テーマの内容に関連する題材を各自で集め、授業内で報告する(題材選びとプレゼンテーションは、基本的に、学校で生徒に説明することを念頭に置いて行う)。
担当形態:単独
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
授業の進め方や成績評価について概略説明。
次回の単元をレジュメ等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第2回
法とは何か
個別テーマに即した講義の回(法学入門的内容)
授業内容を復習するとともに、次回の単元をレジュメ等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第3回
国家と法/グローバリズムと法
個別テーマに即した講義の回(国家と法との関係、国際法の形態等)
授業内容を復習するとともに、次回の単元をレジュメ等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第4回
裁判とは何か
個別テーマに即した講義の回(司法の範囲と限界、違憲審査制)
授業内容を復習するとともに、次回の単元をレジュメ等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第5回
刑法と刑事手続
個別テーマに即した講義の回(刑法の機能、日本における刑事手続)
授業内容を復習するとともに、テーマに関連する題材を各自用意する(目安4時間)。題材の集め方については授業で適宜指示する。
第6回
環境と法(1)
個別テーマに即した講義の回(環境と人権、環境問題への対処法等)
授業内容を復習するとともに、テーマに関連する題材を各自用意する(目安4時間)。題材の集め方については授業で適宜指示する。
第7回
環境と法(2)
各自が用意した題材についてプレゼンテーションを行う。
授業内容を復習するとともに、次回の単元をレジュメ等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第8回
差別と法
個別テーマに即した講義の回(日本における権利保障の歴史、人権の国際的保障等)
授業内容を復習するとともに、次回の単元をレジュメ等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第9回
外国人と法(1)
個別テーマに即した講義の回(日本における外国人の類型と人権保障)
授業内容を復習するとともに、テーマに関連する題材を各自用意する(目安4時間)。題材の集め方については授業で適宜指示する。
第10回
外国人と法(2)
各自が用意した題材についてプレゼンテーションを行う。
授業内容を復習するとともに、次回の単元をレジュメ等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第11回
ジェンダーと法(1)
個別テーマに即した講義の回(ジェンダーに関する現代的課題)
授業内容を復習するとともに、テーマに関連する題材を各自用意する(目安4時間)。題材の集め方については授業で適宜指示する。
第12回
ジェンダーと法(2)
各自が用意した題材についてプレゼンテーションを行う。
授業内容を復習するとともに、次回の単元をレジュメ等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第13回
子どもと法(1)
個別テーマに即した講義の回(子どもの権利についての考え方、子どもの抱える問題)
授業内容を復習するとともに、テーマに関連する題材を各自用意する(目安4時間)。題材の集め方については授業で適宜指示する。
第14回
子どもと法(2)
各自が用意した題材についてプレゼンテーションを行う。
授業内容をレジュメ等で復習する(目安4時間)。授業で適宜指示する。
第15回
まとめ
授業全体を振り返る
授業内容を復習するとともに、期末試験の準備をする(目安4時間以上)。授業で適宜指示する。
第16回
期末試験
論述式(持込不可)
試験内容を振り返る。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: 25%
成績評価法
期末試験60%、宿題・プレゼンテーション20%、授業外レポート20%、
教科書にかかわる情報
教科書
書名
はじめの一歩 法学・憲法(第2版)
ISBN
9784877988524
著者名
松原幸恵・飯島滋明・榎澤幸広(編著)
出版社
現代人文社
出版年
2024
備考
教科書については、初回時に説明します。
教科書以外の資料として、プリント(レジュメ及び参考資料)を配付します。
参考書にかかわる情報
備考
授業では様々な法令の条文を頻繁に採りあげるので、「六法」があると理解の助けになります。各回の授業内容を補完する参考書については、授業の各回で紹介します。
メッセージ
本授業は憲法学の基礎的知識を習得済みであることを前提としており、内容も共通教育「日本国憲法」(松原担当)と比べると高度になっています。授業内では、受講生の皆さんに様々なかたちで発言(私語は除く)を求めます。また、授業で事前配付するレジュメには空欄を設けており、授業中受講生にその解答をしていただきますので、必ず予習しておくこと。宿題・プレゼンテーション・授業外レポートの内容については各授業内で指示しますので、授業を欠席した学生は、次回授業の前に担当教員に連絡をとること。なお、ガイダンスで授業の進め方や成績評価に関する重要な話をしますので、初回授業には必ず出席して下さい。
キーワード
現代社会、グローバリズム、裁判、差別
持続可能な開発目標(SDGs)
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
日本国憲法、法律学演習
履修条件
連絡先
TEL:083-933-5326
E-mail:yukiem@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜4コマ(14:30〜16:00)*事前連絡して下さい。
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